2015年5月3日（日）

『Star!!』のコールが完成？会場が団結した『アイマスシンデレラガールズ』ステージの模様をお届け

　本日5月3～5日に徳島県で開催されている“マチ★アソビ Vol.14”。両国橋西公園のステージで行われたイベント“『アイドルマスターシンデレラガールズ』「Star!! キラキラVer.」企画中、です”の模様をお届けする。

　本イベントは、TVアニメのオープニングテーマ曲である『Star!!』のコール＆レスポンスを作るというもの。もちろん、コールを決める際には会場のプロデューサーの意見なども取り入れられ、大いに盛り上がった。

　登壇したのは大橋彩香さん（島村卯月役）、福原綾香さん（渋谷凛役）、原紗友里さん（本田未央役）、佳村はるかさん（城ヶ崎美嘉役）、アニプレックスの高橋祐馬さん（MC）、『アイドルマスター』のディレクターを担当する石原章弘さん。


▲左から高橋さん、石原さん、大橋さん、原さん、福原さん、佳村さん。

■『できたてEvo！ Revo！ Generation！』からイベントがスタート！

　イベント開始早々に登壇したnew generationsの面々。アニメ6話で披露された『できたてEvo！ Revo！ Generation！』のフルVer.で会場を盛り上げた。個人的な感想だが、「小さく前ならえ！」という歌詞の振り付けがアニメと同じでとてもキュートだった。ぜひ、ライブで見るチャンスがあったら確認してみてほしい。

　ミニライブで盛り上がった後は、本題である『Star!!』のコールを会場のみんなで考えることに。すでに、ある程度プロデューサーたちの中ではコールが決まりつつあるが、さらに練度を高める意味でも真面目なミーティングが行われた。

　ここで、MCの高橋さんから公式側でも案を考えてきたとの発表があり、そのコールについての資料が会場に配布されることになった。


▲会場の親切なプロデューサーさんが見せてくれたコール＆レスポンスの資料。

　「今から配ります」という合図とともにスタッフが登場したのが……よく見てみると、資料を配っているのはアニメのプロデューサーである鳥羽洋典さんと『アイドルマスター』総合プロデューサーの坂上陽三さんではないか！　ちなみに、2人は資料を配布して颯爽と撤退してしまった。


▲恒例の「変態！」コールで迎えられる坂上さん。

●約80分にわたって行われたコール＆レスポンス講習会!?

　最初の話では「コールが早く決まったら、まったりトークでも」ということになっていたが、会場の予想以上の真摯さとプロデューサーたちの愛情が合わさり、約80分にわたりとても真面目なコールの講習会（？）が繰り広げられた。

　特に「キミがいるから」という歌詞に対してのレスポンスを決める際には、多くのプロデューサーから意見が挙げられた。「君がいるから」→「俺がいるから」と、決定しそうにはなったもののそこから会場はヒートアップ。

　「俺がいるから」、「僕もいるから」などの案も挙がったが、最終的には「みんないるから」に決定。これには“シンデレラプロジェクトのみんながいるから”という意志が込められているとのこと。


▲このように意見をもらうたびにコールを会場全体で試していく。時間は掛かったが、全員が納得できるものを作り上げていく大事な過程だ。

　同じく、曲の2番にある「信じているから」に対するレスポンスの決定も難航した。ここでは「信じあうから」、「I believe」といった意見に加え、好きなアイドルの名前を叫ぶ案も。


▲とっても真面目に進行しつつ、たまにはふざける。だが、そこがいいのだ。写真の様子は、某お笑い芸人（3人組）の鉄板ネタ。

　これさえ決まれば、『Star!!』キラキラVer.（みんなのコール＆レスポンスを盛り込んだバージョン）が完成だったのだが、ここであえなく時間切れに。暫定的に「信じているから」のレスポンスは「I believe」になった。


▲高橋さんと石原さんが客席に降りて、プロデューサー目線でコールに参加することも。

　イベントの最後に会場のみんなで作り上げた『Star!!』キラキラVer.が歌い上げられた。ちなみに、今回決まったコール＆レスポンスを記載した資料が公式で配布されるとの発表もあったので、現地に行けなかったプロデューサーはそちらを心待ちにしてほしい。


▲みんなで作り上げた『Star!!』キラキラVer.は大盛り上がり！

　また、今回決まったコール＆レスポンスは「これをやってほしい」と強制するものではなく、コールを知らない人などに向けての指針だという。今後もプロデューサー同士で話合って、よりよいものにしていってほしいとのこと。

　まさにプロデューサーとアイドルたちで何かを作り上げていく過程を楽しめた本イベント。『アイドルマスター』の根幹にある、おもしろい部分を感じられる素晴らしいイベントだと感じた。

(C)BNEI／PROJECT CINDERELLA