『Diss World』マチ★アソビ情報まとめ！ 制作発表会やライブなどを一挙レポート

文：ゲゲン

　TIAMが今夏に配信を予定しているiOS/Android用ダークファンタジーRPG『Diss World（ディスワールド）』が、5月3日から5日にかけて徳島県徳島市で開催された“マチ★アソビ Vol.14”に参加しました。

　『Diss World』のマチ★アソビは、制作発表会、ミニライブありの野外トークショー、参加声優サイン会、β版体験コーナーと、かなり盛りだくさんの内容でした。

■『Diss World』制作発表会

　情報が出始めたばかりの本作ですが、制作発表会には多くのファンが集まり、注目度の高さがうかがえました。

　ゲストに加隈亜衣さん、中恵光城さん、森なな子さん、ディレクター・竹川さん、アートディレクター・国分さんを迎え、納谷僚介さんのMCで進行しました。

　本作は、理想郷として描かれる“This World”と、そちらから追放されたものたちが集まる“Diss World”を舞台として、“否定（Diss）”をキーワードにした重厚な物語が織りなされる壮大なダークファンタジーとなります。

▲会場にいた人だけが聞けた、加隈さんによる悪魔的に良い声で読み上げられたプロローグ。

▲収録や打ち合わせの際に「ディスワールド」と言われると、どちらの世界のことだか分からないという問題もあるようです。

　主人公たちは“Diss World”に属しており、世界から否定された者“ディズ”たちとともに戦っていくことになります。

▲主人公は好きな性別のキャラクターを選べます。女性主人公の声優は坂本真綾さん。

▲男性主人公は松岡禎丞さんです。

　ちなみに加隈さんが演じる本作のマスコットキャラでもあり“悪魔的に”かわいいリリですが、一般的なマスコットとは違い、物語にも深く絡んでくるようです。

▲書かれている台詞も「復讐、しちゃおーよ♪」と、軽いノリながらも物騒な感じです。

　また、モンスターとして紹介されていた強敵“発狂ディズ”たちですが、“Diss World”に長くいると次第に理性などが失われて怪物化していくとのこと。狂気に侵食されていく設定が、主人公を含めて人格を保っている仲間のディズたちに与える影響なども気になるところです。

　ゲームのシステム面ですが、クエストを選択して、バトルや育成をこなしていくことで物語が進行します。また、ソーシャルゲームなどで多く見られるスタミナ制を採用したものではなく、好きな時に好きなだけ遊べる仕様になっているところは、物語を注目ポイントとしているRPGと合致していると感じました。

　バトルは“Attack”や“Skill”といったものを選択する、国民的なRPGなどのスタイルを受け継ぐコマンド選択式で、試遊などを見ている限り、ゲーマーではない人でもスムーズに遊べていました。

　さらにバトルに関する特徴的なシステムとして紹介されたのが、主人公に味方ユニットを憑依させる“憑依システム”です。憑依させる味方ユニットによって特徴が変化し、アーチャーを憑依させると全体攻撃や高速行動、ファイターであれば一撃必殺や高い体力といったスタイルになるようなので、戦況にあわせて活用すれば、攻略の強い味方になってくれそうです。

　RPGといえば欠かせない装備品などですが、クエストで素材を入手することで武器の強化や覚醒、アクセサリーの合成といったことが可能になるようです。こちらを使いこなすことも、攻略には欠かせない要素となりそうです。また、悪魔的にかわいいリリの部屋も存在しており、ルームアイテムのレベルを上げると、ステータスにボーナスがつくとのことでした。

　しかし、スライドによる紹介だけでは普段ゲームをしない人などに伝わりにくい部分もあったので、ここで加隈さんが実際にプレイし、その映像を元にさらに詳しい紹介することになりました。

　この実演パートも、映像を出すマシンのある別室でレクチャーを受ける加隈さんたちの声が会場にも流れていたりと、実にマチ★アソビらしい和やかさで進行しました。さらに、普段そこまでたくさんゲームをしない加隈さんも、コマンド方式で分かりやすかったことからさくさくと進行してしまい、説明するはずだった他の出演者たちが戸惑い、会場が笑いに包まれる一幕もありました。

▲戦闘に突入する直前、画面を連続タップするとレアエネミーとも遭遇できるようです。

▲上部にはメンバーが5人いて、右には4人だけが表示されていますが、憑依しているメンバーは右に表示されないとのことです。

　発表会はここで、実演後の休憩も兼ねて、まだ出ていなかったキャラクターの紹介に移ります。主人公の幼なじみであるソフィアを演じるのは大西沙織さん、“This World”に属する重要人物・カナンを演じるのは小野大輔さん、その部下であるデボラを演じるのは原由実さんと、かなり音声が多い本作だけに、こちらもうれしい内容になっていました。

　休憩を挟んだ後は、最後のコーナー“聞き耳ソムリげ～む”が始まります。挑むのは中恵さんと森さんで、ルールはプロフィールから担当する声優さんを選択するものでした。

　最初の問題では、アリスの性格に“気狂い”と書かれていたことから、これで選ばれた人をdisっているみたいではと物議を醸しましたが、病んでいる感じが一般的に言われる中二病的でもあり、中二病といえばこの方ということで内田真礼さんを選び、見事に正解していました。

　しかし、第2問のレヴィアタン（声優：坂本真綾さん）と第4問のベリアル（声優：大西沙織さん）は純粋に声を聞いて当てたものの、第3問で出題された中恵さん演じるブリジットは、森さんが演じるスレイプニルとあわせてここまでで取り上げられてしまっていたため、実は答えが出ていたという事態となってしまいました。

■動画：『Diss World』PV（キャラクターボイスVer.）

　ここでイベントも終了になるかと思われたところで、本作のシナリオを担当する2人組みの創作ユニット・Physics Point（フィジクスポイント）がスペシャルゲストとして登場。主にシナリオ方面を担当する志村おとのさんと、キャラクターデザインなどを担当する平梅珠百合さんは、ポニーキャニオンが実施したアニメ化大賞で大賞を受賞するなどしている、注目度急上昇中のクリエイターです。

　小学生の時から作品を共に作ってきたお二人だけでなく、平梅さんと国分さんが専門学校の同期であり、本作制作前からの顔なじみであったことも明らかになりました。

　本作のシナリオについては、制作している人も早く続きが読みたくなるそうで、配信されて読めるようになるのが、ゲームを楽しみにしているファンとしても楽しみです。

　最後のコーナーでは、マチ★アソビで行われている他のイベントが案内された他、マウスプロモーションの企画CD『MAUSU Diva CROSS』に収録されている、森さんの歌うバラード曲『夜が明ける前に』と、中恵さんとACRYLICSTABのボーカル・Uyuさんのツインボーカルが歌うポップロック『ゼロ距離Distortion』とのコラボも改めて紹介されました。

■動画：『夜が明ける前に / 森 なな子』Diss World×MAUSU Diva CROSSコラボ曲第1弾

■動画：『ゼロ距離Distortion / 中恵 光城＆Uyu』Diss World×MAUSU Diva CROSSコラボ曲第2弾

　この他、武器もしくは★4キャラクターのアリスなどが手に入るフライングガチャの詳細も判明。事前登録者数の増加にあわせて、順次新しいものが解放されていくそうです。ぜひ、事前登録してみてください。

■参加声優サイン会

　マウスプロモーションブースでは加隈さん、中恵さん、森さんによるポストカードへのサイン会が実施されました。

▲コラボ曲が収録されたCDは、マチ★アソビのライブステージで聴いた人も買い求めていて、最終日には完売していました。

■野外トークショー

　野外トークショーには引き続き加隈さん、中恵さん、森さんらのメンバーがフルで出演。また、ここではACRYLICSTABチームによる生バンドでコラボ曲2曲のライブも行われ、ちらつく小雨と低下する気温にも負けず、トークもライブもかなりの盛り上がりを見せていました。

　他にもサイン会後にはトークショーが行われ、Uyuさんによるアカペラでの『ゼロ距離Distortion』が披露されるなど、いずれも大盛況でした。

キュフフ♪..サイン会のあとミニトークショー開催しちゃいました?(＞ω＜*)なんか自然なトークで楽しかったぁ?！！いきなりUYUさんも参加してくれてアカペラ「ディストーション」カッコ良かったね?！！マチ★アソビ最高！！ #ディスワ pic.twitter.com/LOc73BMBOu

【公式】Diss World（ディスワ） (@Diss_World) 2015, 5月 4

(C)TIAM inc.

• 『Diss World（ディスワールド）』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『Diss World（ディスワールド）』公式サイト
• マチアソビ Vol.14公式サイト