6月10日にLAGRANGE POINTがピタゴラスプロダクションCD9作連続リリース第2弾となる楽曲『Beautiful Phantom』をリリース。電撃Girl’sStyle7月号に掲載された、大河元気さんのインタビュー完全版をお届け!!

――今回のレコーディング、シングルの聴きどころやオススメポイントをお願いします。

　全体的な話になってしまいますが、今回の楽曲はどれも明るいのが特徴でしょうか。ラグポはどちらかというと大人な感じですが、今作の4曲はそういった大人なラグポを残しつつも明るさが強く打ち出されているような印象を受けました。

　特に表題曲になっている『Beautiful Phantom』がとにかくさわやかなんです。僕としては、歌い出しでシャイが“午後三時の微睡み”と言ったことにびっくりしてしまって！　まさかシャイの口から“シナモンロール”以外にこれほどさわやかな単語が出るのかと（笑）。あのセクシーなシャイがさっぱりとした歌詞を歌うことで、「またいつものラグポとはひと味違う楽曲ができたな」と新たな可能性を実感しました。9作連続リリース第1弾のユニコともまた異なる雰囲気の楽曲になったんじゃないかと思います。もちろん、ラグポらしさは残していますのでその上で彼らの新たな一面を堪能していただけたらうれしいです！

　ちなみに、僕は2曲目に収録される『レッドブザービート』が一番お気に入りです。ダントツにカッコイイので試聴開始してからずっと聴いてますね。ラグポの曲はどれも踊りたくなるようなものばかりなんですが、これは特に!!　3曲目の『愛のファタモルガーナ』は一言で言えば“THE インド”です（笑）。こちらは一段と難しかったですね。ただ、2曲目と3曲目は“僕が見たかったラグポ像”そのままでした。どちらも変わった楽曲構成になっているんですが、ラグポらしさは感じてられますよ。

　4曲目の『今はGoodNight』はメロディーがとても切ないものになっているんですが、歌ってみると本当に腹筋が辛くて（笑）。いつも僕のポテンシャルを引き出してくださるような楽曲を提供していただいているので、今回もこうして新たな挑戦をさせてもらいました。

――“Phantom”は幻や亡霊という神秘的な意味があるそうですが、不思議な体験をしたことはありますか？

　これといって不思議な体験をしたことはないんですが、僕はホラーゲームをプレイするのが大好きで！　家でゲームをするときは、わざわざ午前2時くらいを狙って部屋も真っ暗にしてプレイします（笑）。この時期は窓を開けて行なうんですが、たまに外からガサッと音が聞こえると「誰!?」と思わず声をかけたりもして……。昔は怖がりだったんですけど、最近は全然怖がらなくなっちゃいました。なのでゲームをしているときも「もう幽霊出ちゃえばいいんじゃない？」という気持ちで楽しんでいます。

　ユニコの蒼井翔太くんやマジフォーの鈴木裕斗くんとプライベートでも仲良いんですけど、ホラー番組の鑑賞会とかゲームに誘ったところで来てくれないんですよ!!　いつも「ご飯作ってよ～！」なんて言う割に僕がゲームに誘うと「じゃあ帰るね～」ですから（笑）。ただ、翔太はちょっとだけなら付き合ってくれますが、コントローラーを持たせても1分かけてキャラクターが1m動くかどうか、というレベルなので……。すぐゲームから離脱しようとするのも翔太のプレイスタイルです！

――モチーフに“時計”があしらわれていますが、時計と言えばファッションアイテムでもあります。ファッションに対するこだわりなどはありますか？また、担当キャラクターの衣装をプロデュースするなら、どんなのが似合いそうだと思いますか？

　基本的に黒のタンクトップにグレーのジャケット、デニムにブーツという格好でいます。自分でこのセットと決めているので、イベントはもちろんですがそのほかの仕事でも同じですね。“決めること”を増やしたくないので、この真っ黒コーディネートが楽なんです。『Men in Black』のような黒服だと思ってくださればいいかな（笑）。あとはどこかに“元気”のGが入ってればうれしいですけど、なかなかそういったモチーフってなくて！

　僕がキラの衣装を選ぶとしたら、もう戦隊ヒーロー“ギャラクシア”の衣装しか出てこないです（笑）。ゲームのイベントスチルのイメージがあまりにも強かったので！　ボイス収録の時はまだイラストが仕上がってなかったので僕の想像で補っていたんですが、フルフェイスの被り物かと思いきや意外にも顔が丸出しで驚きました。あのときは髪型が変わったぐらいだったので、今度こそちゃんとした戦隊モノのスーツを着てもらいたいなと思います。ただ、顔が完全に隠れちゃうので「キラじゃなくていいだろ！」ってツッコミが入りそうです（笑）。

　もう一案、真面目に選ぶとすれば、毎回ラグポは風になびくものがついてるとかっこいいんですよね。アクセサリーよりも布地がパタパタ、ひらひらすると2人が踊っていて映えるのかなと思います。

――発売を楽しみにしている読者の方にメッセージをお願いします。

　試聴が開始してから僕自身もリピートで聴いているくらい、今回の楽曲もステキなものばかりです。また、公式ホームページの下にFacebookやTwitterでどれだけ呟かれているかわかるようになっていますが、ラグポはシングルリリースの度にその数字が格段に上がっているのがわかるので、もっと期待に応えたいという想いでいっぱいです。試聴は途中までですが、僕としては楽曲の魅力をフルで確かめてもらいたいと思っているので、ぜひCDを手に取ってみてください！

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