2015年7月2日(木)
物の怪との恋を描いたCD『幽幻ロマンチカ 第参の謎 八岐大蛇 イリヤ』イリヤ役の立花慎之介さんを直撃!!
放課後に出会った、イケメンな物の怪たちに取り憑かれながら刺激度MAXな恋が楽しめるRejetの新作シチュエーションCD『幽幻ロマンチカ』。その第三弾『超密着! 取り憑かれCD 「幽幻ロマンチカ」第参の謎 八岐大蛇 イリヤ』がいよいよ6月24日に発売される。ここでは、電撃Girl’sStyle7月号に掲載された、インタビューの完全版を掲載! 八岐大蛇・イリヤを演じた立花慎之介さんに、聴きどころやゾクゾクっとするような不思議体験をたっぷりと語っていただいた。
――担当されたキャラクターの設定、ビジュアルや第一印象はいかがでしたか?
イリヤは白蛇がデザインに活かされているのでキレイで妖艶な感じの男の子ですよね。彼が変化する八岐大蛇って本当はもっとおどろおどろしくて強そうなので。見慣れない雰囲気の八岐大蛇ではありますが、演じた僕としてはとてもおもしろい設定だなと思いました。白蛇はありがたい神様なので、8つもあったらありがたみも8倍ですよね! 脱皮した抜け殻を集める人も大助かりだと思います(笑)。
――演じる上で気をつけた点などはありますか?
実際に演じてみて、彼のゆったり&艶やかな蛇っぽい喋り方は心がけました。その反面、感情の浮き沈みは激しくないので終始フラットでいるように気をつけています。彼の穏やかさやキャラクター設定にある粘着質な雰囲気が伝わればいいな。
――本作は“物の怪”が登場しますがご自身にとって“怖いこと”といえば?
CDのフリートークでも少しお話ししましたが、蛇に丸飲みはされたくないですね(笑)。テレビで外国の番組を観たときに、“特殊スーツを着て蛇に丸飲みされてみよう”という企画がオンエアされていたんですが、それが衝撃的で!! じつは蛇に絞め殺されるのって窒息じゃなくて、圧死に近いんですよ。大きなニシキヘビを首に巻いて写真撮れるとこもありますが、あの大きさの蛇って巻き付く力がとても強いので渾身の力で締められたら大人でもポキッと折れちゃうらしいんです。ワニの噛む力が何トンの世界ですから、蛇もきっとそれくらいの威力があるんじゃないかな?
彼らは顎も外せちゃうので人間や牛を丸飲みできちゃうんですよね。ただ、そのまま飲んでいくので、飲み込んだ後は一切動けないと思いますけど(笑)。「そんな蛇の圧力と消化しようとする胃酸に対抗するスーツってどんなの!?」、と思ったので僕はそういう企画にはチャレンジしたくないです!
――物の怪やお化けなどの存在を信じていますか? また、不思議な体験をしたことがありますか?
妖怪と幽霊って異なりますが、ホラーな話を聞くのは好きです。ただ、ジャンルで言うと僕はあまり妖怪は詳しくないかな。例えば、家が夜になるとギシギシ鳴るということから由来する“家鳴り”という妖怪に代表されるように、妖怪は現象が伴う事象なんです。それは家から音がする原因がわからなくて怖いから、人間が理由づけとしてその現象を妖怪に見立てた、ということなので……。
ですが、幽霊はそういった事象ではなく、なにかぼやっとしたものが存在するということなんです。それが霊魂なのかは僕にはわかりませんが……。でも僕自身は「いてもいいんじゃない?」とは思っています。ただ、僕は会話する能力も祓う能力も持ってないので幽霊には関わってきてほしくないですね(笑)。それこそ同じ家に住んでくれていても全然構わないですけど、僕のことは放っておいてくれれば!
――発売を楽しみにしている読者の方にメッセージをお願いします。
今回、物の怪の男の子たちとのお話ということで、ちょっとした怖さもありつつも最後には甘い恋物語になっています。不思議な世界観を味わっていただきつつ、イリヤくんにねっとりと責められたい方にも聴いてもらえたらうれしいです。僕の前にも2作品リリースされていますが、そちらの方も手に取っていただいて「幽幻ロマンチカ」を存分にたん能してください!
(C)2015 Rejet
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