2015年7月3日(金)

【電撃PS】『FFXIV: 蒼天のイシュガルド』電撃の旅団員のプレイレポート第2弾をお届け!

文:電撃PlayStation

 正式リリース後もにぎわいを見せる『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』。今回は、がっつり遊んだ電撃の旅団員たちによるプレイレポート第2弾をお届けします。アーリーアクセス開始からそれぞれの目を通して感じてきた『蒼天のイシュガルド』の魅力を、ぜひ感じてみてください。

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』

あれもスゲエ! これもスゲエ! の嵐です ――Deep Seepの場合

 こんにちは。エオルゼアで、俺が一番かわいいと思っているララフェル♂のDeep Seepです。みんなからはキモイと言われます。なんでですかね?

 ……閑話休題。『蒼天のイシュガルド』のスタートクエストはアルフィノから受注すると予想し、18日は彼の横でログアウト。その予想は見事に的中し、旅団内最速(僅差)でイシュガルドへ到達!!

 グラフィックのすごさやメインストーリーの楽しさ、フライングマウントの感動などは、これまでの情報で何度も耳にしていましたが……いやー、実際にプレイしてみると感動の嵐ですね! 「あれもスゲエ! これもスゲエ! こっちもスゲー!」と、子どものような感想ばかり言っていた気がします(笑)。

 正直、語れる要素や経験はたくさんあるのですが……というか、ありすぎて困るのですが……。このあたりはみんなが語っていると思うので、個人的にとくに気に入っている部分の1つである新エリアのF.A.T.E.について話そうと思います。

 『新生』のころからそうであるように、F.A.T.E.にはかなり凝ったイベントが用意されているものがあります。もちろん『蒼天のイシュガルド』にもそういったF.A.T.E.があるのですが……、いやーF.A.T.E.にしておくのはもったいない熱いイベントが多い!

 とくにお気に入りなのが、ドラヴァニア雲海の連続F.A.T.E.“ダークスケール征討戦”です。イベントの内容については実際に見てのお楽しみとして、戦闘中に展開する2体のドラゴン族の対話が感動的で胸が一杯になります。数千年もの寿命を持つドラゴン族の葛藤ってやつなのでしょうか。

 ネタバレになってしまうので触れませんが、これにもまた“竜詩戦争”の因縁が関わっているわけです。こんな世界設定的な楽しみだけではなく、ときに超巨大なドラゴン族と共闘しながらボスと戦える……というシチュエーションも男の子魂がたぎりますよね! 1つ問題があるとすれば、楽しくて戦いに夢中になってしまい、写真を撮り損なったことでしょうか。残念無念。

 そういえば、ベヒーモスやオーディンと同じような、マップに表示されないレアF.A.T.E.“幻影の女王“クァール・レギナ”も運よく挑むことができました。が……合計で5回ぐらい戦闘不能になった気がします(笑)。ちなみに、クリア後に“クァールレギナの枝角”を手に入れたのですが、これはベヒーモスやオーディンの報酬と同じく特別なアイテムと交換できるようですよ。

 こんな感じで『蒼天のイシュガルド』にも面白いF.A.T.E.はたくさんありますし、多くの人が経験値を求めてF.A.T.E.が賑わうのも、レベルキャップが解放されてまだ間もないこの時期ならではだと思います。戦闘的にも設定的にも楽しいものが多いので、みなさんもぜひぜひ新エリアのF.A.T.E.を楽しみましょう♪

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』
▲レアF.A.T.E.なだけに、ボスがめちゃくちゃ強くて……周囲は死屍累々。とはいえこのワイワイ感も大きな楽しみです!

誰もが一度はやっちゃう○○を挙げてみた ――Littlejon Baldpateの場合

 ひさびさの装備変更で輝かしいハゲ頭をさらすことができたLittlejonです。『FFXIV』初の拡張パッケージ『蒼天のイシュガルド』も無事発売され、光の戦士の皆さんも連日キリンに踏みつぶされたり空飛ぶネコに引っかかれたりメリノー種の巨大羊にど突かれたりしているかと思います。

 そんなわけで今回は『蒼天のイシュガルド』発売記念スペシャルとして“やっちゃった失敗談イシュガルドあるある”を短縮版でお届けしようと思います。短縮版じゃスペシャルになってないというツッコミはさておき。

・初級編『都市転送網で目的地にいつまでたってもたどり着けない』

 ……ハイ、『新生エオルゼア』発売のときもありましたね。クエストで“○○に行け”と言われて都市内エーテライトを使って移動しようとしても、なぜか地図を把握していなくて転送場所を間違えてしまうアレです。その後4~5回ワープを繰り返してようやく目的の都市内エーテライトにたどり着けるわけですが、いっそのこと最初から直接走って行ったほうがよっぽど早く到着できたっていう。

 クエストのたびにあまりにコレを繰り返すので自分に腹が立ちまして……その流れで7月9日発売の電撃PlayStation594号ではイシュガルドの都市転送網ガイドを掲載予定です。私のような方向オンチはぜひ活用してください。

・中級編『高いところから飛び降りたら敵に襲われて戦闘不能』

 これはアバラシア雲海でよくやるミスですね。同エリアのキャンプ・クラウドトップから東方面のフィールドに続くところにある段差はかなり高低差があるので、飛び降りるとHPが1までガクッと減ってしまいます。そこに「まってたにゃー」とばかりにゲイラキャットにじゃれつかれて戦闘不能の危機に……というヤツです。

 まあすでにフライングマウントでさっさと飛んでいく人も多いかと思いますが、人があまりいない時間帯はキャンプから続く階段を使って降りたほうが無難ですよ。

・上級編『フライングマウント発進! しかし低空飛行』

 これは私自身がやらかしたミスです。ネタバレなので詳しく言えませんが、メインクエストを進めていくとドラヴァニア雲海でとあるフライングマウントをもらえるのです。

 これがなかなかカッコイイ感じのサイバネスティックエアロパーツ的な(意味不明)ものなのですが、ここまでに自分はドラヴァニア雲海の風脈をすべて発見していなかったのでした。

 もらったその場で、「エンタープライズ発進!」とドヤったアルフィノのごとく喜び勇んで乗り込んでみたものの、結果として空を飛ぶことはできず(当たり前だ)かなり低空飛行で地を這う、普通のマウントと同じ移動しかできないという状況になりました。すぐ降りてテレポして逃げました。いやだ恥ずかしい。

・超級編『レベルアップ久しぶりだったもんで……』

 ……コレも私がやらかしたミスです……。レベル上限が60まで解放されて久しぶりにレベルアップしながらのプレイだったのですが、……あんまり久しぶりだったので「ウンレベル(秘密)までフィジカルボーナス振るの忘れてました」。……いまこれを読んでいるあなたも、じつは振り忘れていたりするんじゃないか!?

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』
▲広大なイシュガルドの地でやらかした数々のアレなできごと。あなたにもきっと……!

カンパニークラフトに着手!  ――Hirofu Merchantの場合

 まいど! 旅団のギャザクラ番長のHirofuです。3.0でもクラフターでスタートダッシュを決める予定でしたが、まだ入手困難な素材が多く、新アイテムを思うように作れておりません。ただ、どうしてもモノを作りたかったので、このあふれるクラフト魂をカンパニークラフトにぶつけることにしました。

 FCハウスに増築した地下工房へ入ったら、まずはカンパニー製作設備で手帳を開き、作るアイテムを決めます。今回選んだのは、カンパニークラフトの目玉となる飛空艇のパーツ。これらの製作に必要な素材(超大量!)を調べ、どうにかすべてそろえきりました。

 素材が集まったら、ギルドリーヴの製作稼業:大口依頼と似た要領で納品していきます。ある程度まとまった数を同じ品質で納品する必要があるため、HQ品をNQ品にする“品質を下げる”コマンドが役に立ちました。なお、レシピごとに完成までの工程が3段階に分かれており、現在の工程に必要な素材の納品はソロでも行えるため、みんなで少しずつ素材を持ち寄るのがよさそうです。

 納品が終わったら、クラフター4人以上(レベル不問)でパーティを組んで地下工房へ集合し、工程を次の段階へ! 小気味いい音とともにパーツが組み上がっていく様子を見て、メンバー4人ともテンションが上がっておりました( ´∀`)この流れを繰り返して4つの飛空艇パーツを作ったら、管制卓で組み上げてついに完成! さっそく出港させ、現在は“雲海01”を飛行中。無事に帰ってきますように……。

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』
▲名前をどうするか考えているうちに、「Hirofu Merchant GO!」なんてのにされてました。自分で決めたわけではありません。断じて!

ストーリーを楽しむ旅団員を横目に……新ジョブ・暗黒騎士を一気上げ! ――Yukarino Nanaseの場合

 こっそり旅団員のYukarino Nanaseです。『蒼天のイシュガルド』前に駆け足で完成させたエクスカリバーを投げ捨てて(笑)、“暗黒騎士”にチェンジしました!

 まずは、イシュガルドに到着するや否や、暗黒騎士の取得と最初のジョブクエストをクリア。ちょっとダークファンタジー的な不気味カッコイイお話に悶えたのち、LS会話で流れる「新エリアが~」「ストーリーが~」という楽しそうな会話を横目に『新生』エリアへと帰還。

 暗黒騎士はレベル30からのスタートなので、タンクとして立ち回れるスキルはひととおりそろっていて、軽くアクションを確認したら、ハウケタ御用邸(ノーマル)にQUE! タンクだから即シャキ! ……と思いきや、なかなかマッチせず。とりあえずはコスタ・デル・ソルでF.A.T.E.でも……と思い行ってみると、シャキらない理由がそこにありました!

 F.A.T.E.自体も盛り上がってるんですが、その半数以上が赤いオーラをまとった人たち。これはマッチしないよなー。とはいえ、取得経験値の調整でF.A.T.E.がうまうま。いい具合にマッチング待ちをF.A.T.E.で消化しつつ、ダンジョンに潜り続けて、すくすくと育ちました。まるで、この2年間の『新生』ライフを駆け足で走り抜けた気分(笑)。

 さて暗黒騎士ですが、ナイト経験者なら違和感なく操作できると思います。ただ、攻撃力を上げる代わりにMPが減少し続ける“暗黒”というアビリティは、慣れないうちはMPの枯渇が激しく、肝心なときにMPがない! タゲ取れない! という状況にあわあわすることになったり。

 そんな私も、現在はレベル60。駆け出しから半人前くらいにはなれたんじゃないでしょうか。今は占星術師などほかのジョブも遊んでみています。しかし、今回のアップデートはいろいろと隙がない。“旅”を感じさせる物語といい、単純に広くなったエリアの探索は冒険気分が存分に味わえますし。

 フライングマウントも(飛べるまでになるのはちょっと大変ですが)それに見合うだけの爽快感と癒しがあります。空から景色を眺めるだけでも、時が経つのを忘れてしまいます。ついでに高所恐怖症なのを忘れてます。ふと思い出すとドキドキです。

より刺激的なバトルを求めて……!  ――Mag B’Stoneの場合

 バトル大好きな戦闘民族系冒険者のMagです。今日も人知れず戦士で原初の魂を震わせております。いやしかし、今回は物語がすごくイイ。中盤あたりでの劇的な展開から物語が一気に流れ出すさまは、プレイしていてとてもワクワクでした。

 記事執筆時はすでにメインストーリーを終えているのですが、1クエストごとの受注→クリアまでがかなり短く設定されていてサクサク経験値を稼げますし、つい次へ次へと一気に進めてしまいました。先々のアップデートでここからどう物語が展開するかも楽しみ。

 さて、バトルですが、まだレベル60になりたてで極蛮神と戦えてないからか、そこまで苦戦することもなく進んでおります。手ごたえはちゃんとありつつも、全滅なしでなんとかいけるバランス。イイ。とくにラーヴァナや●●●はいろんな意味で“極”が楽しみなつくりでした。

 さて、そんな感じなので、あえて自分でさらなる手ごたえを作り出してみようと、2.0コンテンツのソロチャレンジを敢行!! ちなみに、基本のSTRがルガディンより少し高かったので、こっそりアウラに転生しました。ある程度プレイしたらまた戻すかもしれません。

 結論から言いますと、討伐・討滅戦では、レベル55の時点でノーマルの“ガルーダ討伐戦”までクリアできてました。が、その次の“リットアティン強襲戦”はレベル60でもキツい。ティンさん、こんなに強かったっけ……。いやしかしそれでもHPを半分程度は減らせたので、装備を整えてアイテムレベルを上げてからリベンジしてみたいです。

 ダンジョンは、“邪教排撃 古城アムダプール”までクリア。じつはレベル55の時点でもラスボスのアナンタボガまではたどり着けていたんですが、どうしても火力が足りず押し切られていたんです。しかしレベル60になって試してみたら……わりとあっさりいけました。やはり防御・回復系の新アクションがそろうと対応力が上がってイイですね。

 ……こんなんばっかやってたからレベルアップのスピードが遅かったんじゃないかという疑問がふとよぎったけど、そこはあえてキニシナイ。とりあえず今は早いところ装備を整えて、新蛮神の“極”に挑みたいです。

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』
▲ソロで挑むと意外なほどの強さ。これが、これが待ち望んだ“極リットアティン”なのか……!

猫、タマらん!!!  ――Mhaura Reborn(団長のセカンドキャラ)の場合

 オッス! オラ団長! もうすぐ『蒼天のイシュガルド』が発売されるっていうんで、Mhaura(団長のセカンド♀キャラ。ヒューラン、ミッドランダー)の“カストルム・メリディアヌムの死闘”あたりで止まっていた『新生』メインクエストを1カ月集中プレイで終わらせました! アーリーも間に合ったよ~! さすが、やればできる子YDK☆マウ(団長のセカンド♀キャラ)です。え? ララフェル(団長のメインキャラ)はどうしたって? そんなものは知りません!

 でと、イシュガルドは雪国なので、まずはグレイシャルコートを買って防寒もバッチリ決め込みます。イシュガルドについてからは街中のあちこちにある崖っぷちで、キ●タマキューンになりながらも都市内エーテライトを交換しまくり。クエストをこなしつつ、まずは街の施設を把握することから始めました。

 上層と下層があってわかりにくいけど、なれればきっとイイ街に違いない……。ここからいける新エリアでお気に入りは“アバラシア雲海”! なんたって空に浮かぶ島とか、浮遊大陸ってだけでドキドキものですよ。キン●マキューンですけど。昼は景色がキレイ、夜は星空がナイスなんで、ずっとマッタリ過ごしていたい場所です。

 で、ここで見つけたぜひとも紹介したいお友だち(新モンスター)、パイッサたん! もう彼を見た直後はもう衝撃です! 身体はフクロウみたいにモッサリしていて、鳥っぽいけど翼はなくて……、顔は猫!! ニャーンですよ、ニャーン! 見かけたら思わず飛びつきたくなる、日光江戸●のあのキャラみたいなかわいさを持っております。と~び~つ~こ~う~♪ たまらん!

『ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド』

 次回は主にバトルに着眼! 『蒼天のイシュガルド』のさらなる深みに迫ります。


データ

▼『電撃PlayStation Vol.593』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年6月25日
■定価:657円+税
 
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