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2015年7月2日(木)

PC『ライズ・オブ・インカーネイト』が配信中。『ガンダム EXVS.』ベースの2vs2の協力対戦ACT

文:喜一

 バンダイナムコエンターテインメントは、PC用ソフト『ライズ・オブ・インカーネイト』をPC用プラットフォーム“Steam”にて配信している。価格は無料。

『ライズ・オブ・インカーネイト』

 本作は『機動戦士ガンダム EXVS.』のシステムをベースにした、射撃戦あり、格闘戦あり、空中戦ありの2vs2の協力対戦アクション。神話の神々や悪魔の力を持った多彩なキャラクターを操り、パートナーと呼吸を合わせたオリジナルの戦略などが楽しめる。

 海外でSteam Early Accessとして2月4日より配信されていたが、ユーザーからのフィードバックをもとに数々の改良が重ねられ、7月1日より日本を含めた全世界で正式にサービスインとなった。

■新規登録ボーナスキャンペーン

 7月中に新規登録したユーザーには、経験値ブースト14日間チケット、LP(ゲーム内ポイント)ボーナス14日間チケットがプレゼントされる。

■おもなシステム

・2vs2の戦略

 射撃タイプ、格闘タイプなど、多彩なキャラクターの長所を生かし、パートナーとお互いの弱点をカバーしよう。2人チームならではの連携が対戦アクションゲームの新境地を切り開く。

『ライズ・オブ・インカーネイト』

・覚醒する神々と悪魔の力

 神話の神を召喚、悪魔に変身、戦車を操り、バイクを駆る。各キャラクターは独自の能力を持ち、多彩なバトルスタイルが楽しめる。パートナーのキャラクターとの組み合わせによる戦略パターンは無限大だ。

・タッグコンボ

 パートナーと呼吸をあわせ、タッグコンボを決めよう。これが2人チームだからこそできる新のタッグコンボだ。

・チームライフプール

 パートナーとライフを共有し、先に敵のチームライフを0にしたチームが勝利となる。自分たちのチームライフをどう守るか、敵のチームライフにどう効果的にダメージを与えられるか、このシステムが新たな戦略性をもたらす。

・シンプルな操作と深い戦略性

 各キャラクターは非常に個性的でありながら、新たに操作を覚えなおすことなく、同じシンプルな操作ですべてのキャラクターを操れる。テクニックがなくてもはじめやすく、戦略は非常に奥深くなっている。

【ストーリー】

 近未来、インカーネイトと呼ばれる能力者が跋扈する時代。インカーネイトとは、神話の神々や悪魔の力を引き出すことができる超能者たちである。彼らはその力ゆえに社会から恐れられ、権力者には利用されていた。

 そんなインカーネイトたちの脳裏に何者かの声が響く。滅亡の未来を回避するために、この時代の“王”を倒せ……と。

 インカーネイトたちの反応はさまざまだった。啓示と受け取る者もいた。幻聴と断ずる者もいた。闘争を予感し、未来を憂う者がいる一方で、来たる混乱を野望の糧にせんとする者もいた。そして“王”とは何を意味するのか?

 それぞれの想いを胸に、彼らの戦いが幕を開く。

■キャラクター

 神話の神々や悪魔の力を持った多彩なキャラクターたちを紹介する。

●メフィストフェレス(人間名:ジェッドリック・タイラー)
戦闘タイプ:格闘&変身型
ストック:2

 格闘技を得意としながらも射撃技もこなせるバランスのとれたキャラクター。ゲージがたまれば彼のもつ神格であるメフィストフェレスの力を発現させ変身でき、一定時間パワーアップする。扱いやすく、初級者にはおすすめのキャラクター。

『ライズ・オブ・インカーネイト』
▲メフィストフェレス変身前。
『ライズ・オブ・インカーネイト』
▲メフィストフェレス変身後。

【キャラストーリー】

 彼はまだインカーネイトに目覚めたばかりだ。ストリートギャングとして抗争を繰り返す中、敵対グループの攻撃で重傷を負ったのだった。悪魔の姿へと変身したジェドリックを恐れた仲間たちは、皆彼から離れていった。エミリーただ1人を除いて。

 だが、非登録インカーネイトを襲う武装集団ワイルドハントに襲われるようになったジェドリックは、その戦いの中でエミリーを失ってしまう。

 メフィストフェレスはことあるごとに彼に囁き、その凶暴性に身を任せろと誘惑していた。

 変身中のジェドリックは、メフィストフェレスの破壊衝動が赴くままに暴れることになる……悪魔は自分が暴れたいがために、ジェドリックが不甲斐ない自分に、ワイルドハントに、インカーネイトへの差別に、弾圧の体制を変えぬ政府に、そしてそれを黙認する世界へと怒りをぶちまけさせようとしているのだ。

●アレス(人間名:テレンス・ブレイク)
戦闘タイプ:射撃&召喚型
ストック:3

 射撃を得意とし、遠距離からの攻撃には無類の強さを発揮する。彼の神格であるアレスを召喚したときには、自身とアレス両方が攻撃を繰り出すため、火力が2倍以上となる。アレスの召喚を中心に戦術を組み立てたいキャラクター。

『ライズ・オブ・インカーネイト』
▲アレス(本人)。
『ライズ・オブ・インカーネイト』
▲アレス(召喚)。

【キャラストーリー】

 アレスを顕現させ、手足のごとく使うテレンスのバトルスタイル。デウテロスと呼ばれるこのヴィジョンは、インカーネイトの系統としては比較的知られるものである。

 テレンスの場合、目覚めたのが12歳ということもあって、直接力を振うのではなく“破壊者”をイメージしたためであろう。海難事故で漂流中、少ない食料を巡る戦いを生き延びたのは、彼が戦いの神アレスとコンタクトしたためであった。

 テレンスは現在、インカーネイトの人権を守るべく、政府機関に身を置いている。インカーネイトである彼が認められることで、政府のインカーネイト抑制傾向が変わることを期待してのことである。

 そんな彼が、インカーネイトを襲うワイルドハントの存在を許すわけがなかった。しかし……テレンスがワイルドハントの正体を知った時、その人生は大きく動くことになるだろう。

●リリス(人間名:ミレイア・バレンティン)
戦闘タイプ:スピード&変身型
ストック:1

 圧倒的なスピードで敵をかく乱する、格闘技メインのキャラクター。敵のエネルギーを吸収する技を持ち、それによって彼女の神格であるリリスの力を発現し変身することができる。変身後は格闘だけでなく射撃技も強力。スピードと変身を駆使して敵を圧倒したい。

『ライズ・オブ・インカーネイト』
▲リリス(変身前)。
『ライズ・オブ・インカーネイト』
▲リリス(変身後)。

【キャラストーリー】

 若くして裏社会で武器商人として頭角を現してきたミレイアは、その才覚だけでなく自身の武器の腕、そして切り札としてインカーネイトの能力を持っている。

 彼女を見た目で侮る者は、謀略に絡め取られるか、全身蜂の巣にされ、切り刻まれる運命へと落ちていく。一見ミレイアと渡り合えたかに見える相手でさえ、変身して更なる神速を誇る彼女を捕えることは不可能なのだ。

 正体不明の武装集団ワイルドハントが持つ対インカーネイト装備に目を付けたミレイアは、これの強奪を計画する。連中の装備はミレイアですら見たことがないものだった。これを入手できればいい商売になる。今のご時世、インカーネイトが絡んでいると何でも金になるというものだ。

 彼女は今ひとつの金脈を思い浮かべた。アメリカ政府の重要機密・通“プロフェット”……政府相手に立ち回るスリルとまだ見ぬ利益に、彼女は笑みを浮かべた。

●グリムリーパー(人間名:ギャスパル・ワトー)
戦闘タイプ:格闘&召喚型
ストック:2

 ゾンビを召喚して、相手を捕縛したり、注射器を飛ばして敵を毒状態にしたりとさまざまな技を持つトリッキーなキャラクター。彼の大技ゾンビウェーブはそれだけで戦場を蹂躙できる超強力な武器である。

『ライズ・オブ・インカーネイト』
▲グリムリーパー(本人)。
『ライズ・オブ・インカーネイト』
▲グリムリーパー(召喚)。

【キャラストーリー】

 インカーネイトを専門とする科学者・ギャスパル・ワトー博士の“人為的にインカーネイトを覚醒させる実験”は失敗に終わった。何者かが妨害工作を仕組んでいたのだ。

 そして今、死者が跋扈する研究所は封鎖されつつある。実験を依頼してきた合衆国大統領自身が、全てを闇に葬ろうとしているのだ。

 この混乱の中、インカーネイトを創り出そうとしたワトー自身がグリムリーパーとコンタクトし、インカーネイトとして目覚めていた。彼は死者たちが蠢く中、彼らを支配することで、生き残って復讐することを強く望んだのだ。そして彼はゾンビの群れを操り包囲網を突破した。

 そしてインカーネイトテロリストとして国際手配された彼とそのゾンビたちは行く先々で増殖しながら、狂気の鎌をサンダースと合衆国に突き立てるべく更新を続ける……。

●ゼウス(人間名:ゴードン・マシュー・サンダース)
戦闘タイプ:格闘&召喚型
ストック:3

 彼の神格であるギリシア最高神ゼウスを常に背後にまとい、雷を利用した技で戦場を支配するパワーキャラクター。攻撃のスピードは遅いが、ひとつひとつの技が強力で射程距離も長い。パワーでスピードを補えれば、圧倒的な力を見せつけられる。

『ライズ・オブ・インカーネイト』
▲ゼウス。

【キャラストーリー】

 合衆国大統領ゴードン・マシュー・サンダース。彼には秘密がある……インカーネイトとして目覚めているのだ。上院議員時代から積極的にインカーネイトの政治利用を模索していたサンダースは、反インカーネイト勢力から危険視され、狙撃されたのだった。

 しかしサンダースは神々の王ゼウスをともなって生還。かえって彼の思想に拍車をかける結果となった。

 大統領になったサンダースはインカーネイト登録制度を整える一方で非合法部隊ワイルドハントを組織。合衆国内のインカーネイトの実情を把握すると同時に、国内の未登録インカーネイトと思わしき者を誘拐同然に集めていった。

 彼が強引とも言える手段で計画を推し進めたのは何故か? その答えは、プロフェットと呼ばれるダイモネスにあった。それは、全人類を抹殺しうる存在だった……!

■スクリーンショット

『ライズ・オブ・インカーネイト』 『ライズ・オブ・インカーネイト』
『ライズ・オブ・インカーネイト』 『ライズ・オブ・インカーネイト』
『ライズ・オブ・インカーネイト』 『ライズ・オブ・インカーネイト』
『ライズ・オブ・インカーネイト』 『ライズ・オブ・インカーネイト』
『ライズ・オブ・インカーネイト』 『ライズ・オブ・インカーネイト』

RISE OF INCARNATES and BANDAI NAMCO Entertainment America Inc.

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