News

2015年7月4日(土)

『ハイキュー!!』劇場版の舞台あいさつに村瀬歩、石川界人、中村悠一が登壇。まさかのサプライズゲストも!?

文:まり蔵

 7月3日に都内のTOHOシネマズ 新宿において、劇場版総集編 前編『ハイキュー!! 終わりと始まり』の初日舞台あいさつが行われた。

 『ハイキュー!! 終わりと始まり』は、2014年にテレビ放映されたバレーボールアニメ『ハイキュー!!』の劇場版総集編。前後編の前編にあたり、7月3日より2週間限定で公開される。

『ハイキュー!!』 『ハイキュー!!』
▲前編のキービジュアル▲後編のキービジュアル

 舞台あいさつには、主人公・日向翔陽役の村瀬歩さん、影山飛雄役の石川界人さん、黒尾鉄朗役の中村悠一さんが登壇。劇場版の見どころや登場キャラクターについて語った。

『ハイキュー!!』
▲左から石川さん、村瀬さん、中村さん、研磨ネコ。

 劇場版の印象的なシーンについて、ガヤのシーンを挙げた中村さん。TVアニメの時からガヤの収録には非常にこだわっていたとのことで、石川さんや東峰旭役の細谷佳正さんは特に気合いが入っていたという。中村さんは、TVアニメでは小さくて聞こえなかった声も、劇場版では聞けるかもしれないと話していた。

 それを受けて石川さんは印象的なシーンに、音駒高校との練習試合の後、影山が音駒のセッター・孤爪研磨に聞きたいことを蕩々とつぶやく場面をチョイス。「影山のつぶやきを、ぜひ劇場クオリティで聞いてほしい!」と力強くコメントしていた。

 また、村瀬さんは劇場版の前編について、9月公開の劇場版総集編 後編『ハイキュー!! 勝者と敗者』や、10月スタートのTVアニメ セカンドシーズンに向けて気持ちが高まる内容になっているので、ぜひ見てほしいとアピールした。

 続いて、それぞれが演じるキャラクターのライバルに関する質問に。日向の前に立ちはだかる犬岡走について、村瀬さんは収録の際に犬岡役の池田恭祐さんと息がぴったりだったエピソードを披露。

 石川さんは、研磨とはほとんど会話がなく最終的には逃げられてしまったが、影山は研磨の技術に大きな影響を受けていると説明。中村さんは、黒尾のライバルである烏野高校のキャプテン・澤村大地について、劇場版では握手をしたくらいだが、TVアニメのセカンドシーズンでは絡みが増えるので楽しみにしていてほしいと話した。

 最後のあいさつで、中村さんが「総集編ではなく、完全新規の劇場版が見たい」と告げると、会場は大きな拍手に包まれた。また、自身も映画館に足を運んで劇場版を見るという村瀬さんは、「僕を劇場で見かけたら……そっとしておいてください」と笑顔で話し、舞台あいさつを締めくくった。

『ハイキュー!!』 『ハイキュー!!』
▲研磨ネコもサプライズゲストとして登場。その手にはしっかりとPSPが! しかし、声優陣からは「『ハイキュー!!』のゲームは3DSだけどね」と突っ込まれていた。

(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

関連サイト