2015年7月13日(月)

『ソフィーのアトリエ』では“見える”調合ができる。ドールメイクシステムの詳細や2人の仲間も明らかに

文:喜一

 コーエーテクモゲームスは、9月25日に発売するPS4/PS3/PS Vita用ソフト『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』の新情報を公開した。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

 本作は、コーエーテクモゲームスのガスト長野開発部が手掛け、人気を博している『アトリエ』シリーズ最新作。『アトリエ』シリーズの新たなスタンダードを目指すべく、時間によって変わりゆく世界の表現や錬金術を中心として発展するシステムなどを実現しているという。また、NOCOさん、ゆーげんさんという2名のイラストレーターが起用されているのも特徴だ。

 この記事では、本作における調合とプラフタのカスタマイズ、主人公であるソフィーの親友たちを紹介する。

“見える”調合

 調合は、発想したレシピを形にするもの。パネルの中に材料を投入するような調合は見た目にもわかりやすく、まるでパズルのようにアイテムを作り上げていく。

【1】まずは調合釜を選ぼう

 錬金術の大事な道具となる調合釜選びが調合の第一歩だ。釜にはたくさんの種類があり、どの釜を使うかによって、パネルの大きさや完成品に多くの効果がつく。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

【2】材料を選んで投入

 それぞれ形が異なる材料を釜に投入。同じ種類のアイテムでも形が異なるものもあるので、パネル内にうまくおさまるように選んでいきましょう。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

【3】ボーナスを狙え

 ボーナスマスに材料を入れると、そのマスのLvに応じたポイントを獲得し、“品質アップ”などの効果が得られる。材料の形を生かして、たくさんのボーナスを得られるようにうまく投入していけば、完成品もよりよいアイテムになる。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

【4】ボーナスを選ぼう

 材料をすべて投入した後は、獲得したポイントを使い完成品にさまざまな効果を付与する。納得できる効果がでなければ、材料の投入をやり直すこともできる。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

【5】特性を選んで完成

 最後にアイテムの効果を上げるなどの特性を選んで完成。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

調合とレシピの発想

 調合を終えると、また新たなレシピを発想することがある。調合のために採取してレシピを閃き、実際に調合を行ってレシピを閃き、調合したアイテムをバトルで使ってもレシピを閃くなど、調合にかかわるすべてがレシピの発想につながっている。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲レシピを発想して新たなアイテムを調合。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

デキる錬金術士を目指す

 プラフタと出会い、本格的に錬金術を学び始めたソフィー。はじめは調合もバトルも荒削りだが、レシピの発想による錬金術の知識の習得と、“錬金術で人を幸せにしたい”というソフィーの強い気持ちが、着実に彼女の力となっていく。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲序盤は錬金術の腕も未熟で、不安げな顔でプラフタから錬金術を教わるソフィー。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲まだまだ作れるアイテムも少なく、性能もよくないが、経験を積むことで少しずついいアイテムを作れるように。

 “デキる錬金術士”として成長を遂げ、認められたソフィーは、その証として一着の特別な服を手に入れる。特別で大切な服に袖を通したソフィーは、みんなを幸せにするため、さらなる錬金術の知識を求めて、世界へ飛び出していく。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

 みんなに錬金術士として認められ、その証を手に入れたソフィー。人々のたくさんの想いをその身にまとった彼女は、さらなる錬金術の高みを目指す。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲錬金術の知識をプラフタに書き込み、記憶を取り戻していくソフィー。彼女はプラフタの根幹に眠る“錬金術”のさらなる記憶を呼び戻すため、知識を求めていく。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲成長し、より遠くまで採取にいけるようになったことで、難しい調合も可能に。その結果、高度なレシピを発想できるようになる。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』 『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲高度なレシピで生み出した強力なアイテムや成長の過程で習得したさまざまなスキルを使い、より強力なモンスターに挑む。

プラフタを創る

 成長したソフィーの錬金術によって、本から人の姿になったプラフタ。その絆がさらに深まると、プラフタの強くありたいという願いをかなえるための錬金術“ドールメイク”が解放され、プラフタをカスタマイズできるようになる。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

・プラフタのすべてを左右する“ドールメイク”

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲“ドールメイク”は、プラフタの能力を変えられる唯一の力だ。組み込めるアイテムの種類はさまざまで、どんなアイテムを使ったかによって、見た目にも大きな変化が現れる。

 ドールメイクは、さまざまな材料をプラフタに組み込み、その能力や見た目を変化させる力だ。プラフタに組み込めるアイテムは、調合したものから冒険中に手に入るものまで多岐にわたる。

・プラフタを形成する4つの要素

 プラフタの形成に大きな影響を与えるのは、彼女に組み込める4つのアイテムだ。各所に組み込めるアイテムのカテゴリは決められているが、そのカテゴリのアイテムの中でも、どのアイテムを組み込んだかによって、結果が大きく変わってくる。

 例えば、簡単に“糸素材カテゴリのアイテム”といっても、かなりの数のアイテムがあるので、いろいろな組み合わせを楽しんでみよう。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲ドールメイクはアトリエでいつでも行える。気になる材料を手に入れたら試してみよう。

 ドールメイクによって見た目と能力が変化するプラフタ。カスタマイズされていく彼女の力を借りて、ソフィーもさらなる成長を遂げていく。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』 『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
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ソフィーを支える親友

 ソフィーの幼なじみである“モニカ”と“オスカー”。小さな頃から一緒だった3人は、今でも一緒に行動することが多く、一人前の錬金術士を目指すソフィーの背中を押してくれる。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

●モニカ・エルメンライヒ(声優:洲崎綾)

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

「もしなにか困ったことがあったら、力になるから言ってちょうだい」

年齢:17歳
身長:163cm
職業:教会の手伝い

 ソフィーの親友。良家の生まれで、勉学と剣術に長けている文武両道の才女。とてもマジメで、礼節を重んじる性格。

 ソフィーとは幼なじみで、普段から小言を言いつつも、何かと世話を焼いている。実は歌を歌うことが好きで、たまに隠れて練習していることも。ソフィーの家にはよくお菓子を食べにくるが、そのたびにソフィーの家の掃除をしている。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲ソフィーと幼なじみのモニカだが、お姉さんのような立場でソフィーの身の回りの世話をしている。中でも、掃除はもっぱらモニカの担当。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲小剣による攻撃を得意とするモニカ。目にも止まらぬ連続攻撃を繰り出す。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲ソフィーが教会でのお祈りを忘れないよう、様子を見に来たモニカ。彼女の優しい性格に、ソフィーはたくさん助けられる。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

●オスカー・ベールマー(声優:山下誠一郎)

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

「オイラは植物の観察に来たのさ。ここの植物はなかなかおもしろい話を聞かせてくれるよ」

年齢:16歳
身長:165cm
職業:八百屋

 ソフィーの親友で八百屋の息子。細かいことを気にしない楽天的な性格。植物の声を聞くことができるという特殊な能力を持っており、草や花に関する知識も豊富。

 オスカー自身も植物が好きで、植物のことになると熱くなる。モノグサで運動が苦手、常に根拠のない自信を持っているが、否定されてはへこんでいる。

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲植物が大好きなオスカーは、自らの欲望にまっすぐ。植物を探すため、頼まれていた店番をソフィーに押しつけようとすることもしばしば。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲もちろんバトルでも、大好きな植物の力を活かして戦う。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』
▲どっしりと構えて頼りになりそうなオスカーだが、意外と臆病なところも……。
『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

アーティスト情報

 本作では、オープニング曲やエンディング曲をはじめ、さまざまな歌楽曲を個性豊かなアーティストたちが担当している。『アトリエ』の世界観に新たな彩りを表現する楽曲に期待しよう。

・ルルティア(オープニング・エンディング曲を担当)

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

・亜美(挿入歌を担当)

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

・丘咲アンナ(挿入歌を担当)

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

・霜月はるか(挿入歌を担当)

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

・Tynwald music(挿入歌を担当)

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

・月子(挿入歌を担当)

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

●CD情報

 『ソフィーのアトリエの世界』を表現するサウンドトラックとヴォーカルアルバムの発売が決定した。没入感のある独特な楽曲の数々をゲームの発売前から楽しめる。

・『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ オリジナルサウンドトラック』

発売日:9月23日
枚数:3枚
価格:3,600円+税
品番::KECH-8049/51
JAN:4988615078675
特典:“おとのはのしらべ”(※)
※ソフィーのアトリエ スコアブック(ガストショップのみ)

・『Plachta ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ ヴォーカルアルバム』

発売日:9月23日
枚数:1枚
価格:3,000円+税
品番:KECH-8052
JAN:4988615078682

『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』

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