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2015年7月9日(木)

本日開廷『大逆転裁判』サイン&握手会で巧舟さんがシャーロック・ホームズへの思いを語る

文:まり蔵

 カプコンが開発する3DS用ソフト『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』が本日7月9日に発売。それを記念して、都内のビックカメラ 新宿西口店で小嶋慎太郎プロデューサーと巧舟ディレクターのサイン&握手会が開催されました。

『大逆転裁判』

 『大逆転裁判』は、同社の人気ADV『逆転裁判』シリーズの新プロジェクトとなるタイトル。19世紀末、法の黎明期の大日本帝国と産業革命まっただ中の大英帝国を舞台に、主人公・成歩堂龍ノ介が大逆転を繰り広げる大法廷バトルアドベンチャーです。

『大逆転裁判』
『大逆転裁判』 『大逆転裁判』
『大逆転裁判』
▲多くのファンが駆け付けていました。
『大逆転裁判』
▲左が小嶋プロデューサー、右が巧ディレクター。

 サイン&握手会には、70名のファンが参加。小嶋プロデューサーと巧ディレクターは、1人1人と会話を交わしながらファンとの交流を楽しんでいました。イベント終了後は、おふたりにお話も伺いましたので、イベントの模様とあわせてお届けします。

『大逆転裁判』
▲集まったファンにあいさつをする小嶋プロデューサー。
『大逆転裁判』
▲巧ディレクターはホームズの帽子が気になるようで、「これ、重いよ!」と驚きの声を上げていました。
『大逆転裁判』 『大逆転裁判』
『大逆転裁判』
『大逆転裁判』
▲iPhoneやCDケース、『大逆転裁判』特典冊子などさまざまなものにサインを求められていました。中には、シリアルナンバーが入った『逆転裁判 特別法廷 2008 秋 額装グラフィックアート』にサインしてもらう人も。

今まで遊んだことがない人に『逆転裁判』の世界を楽しんでほしい

――本日のサイン&握手会の感想をお願いします!

巧さん:5年前、ここで『ゴースト トリック』(2010年6月発売)のサイン会をしたのですが、その時に来ていただいた方が今日来てくださって、非常に懐かしい気持ちになりました。小学生や中学生のころに初代『逆転裁判』をやりましたと言ってくださる方もいらっしゃいましたし、親子で来てくださった方もいらっしゃって、客層が広くなったなとうれしく思いました。

小嶋さん:カナダや中国からいらっしゃった方とか、北海道から出張で来ていらっしゃる方とか、遠路はるばる来ていただいて本当にありがたいですね。

――『大逆転裁判』の発売日を迎えた現在の心境は?

巧さん:2年かけて作っていたんですが、ここまでくるのにあっという間でしたね。皆さんに「待ってました」と言っていただいて、本当に頑張ってよかったなと。感動でいっぱいです。

小嶋さん:発売日にこんな風にサイン会をやらせていただいて、うれしいですね。

巧さん:平日の昼間に、しかも雨なのにこんなに集まっていただいて、本当にありがたいです。

小嶋さん:1人でも多くの方に楽しんでいただければと思いますね。

――『大逆転裁判』のアピールポイントを教えてください!

小嶋さん:新しいプロジェクトとして主人公も時代も違うのですが、すごくドラマチックな時代でキャラクターが生き生きと会話をしていくゲームなので楽しんでいただけると思います。初代『逆転裁判』をライバルと思って、それを超えるつもりでみんな作っていたので、シリーズファンも楽しめると思いますし、初めて『逆転裁判』に触れる方も楽しめると思います。

巧さん:新しいシリーズとして作った作品ですので、今まで遊んだことがない方に手にとっていただけると、『逆転裁判』の世界の楽しさをわかっていただけると思うので、ぜひこの機会に遊んでみてください。

――ここに注目してほしいという点は?

巧さん:19世紀のロンドンが舞台なんですが、我々からすると異世界といいますか、見たことのない世界で起こるミステリーを目指したんですね。ガス灯があったり、馬車が走っていたりする世界で起こる事件を解くというのは、いつも使わない頭を使うと思うので、いつもとは違った『逆転裁判』を新鮮な気持ちで遊べると思います。その辺を楽しんでいただきたいですね。

小嶋さん:主人公の成長の過程ですね。最初は目線がキョロキョロオドオドしていたのに、いかにズバリ「異議あり!」と言えるようになるか、その辺りも遊んでいるとおもしろいところだと思います。

――シャーロック・ホームズのキャラクターはどのように作り上げたのでしょうか?

巧さん:シャーロック・ホームズはパロディの歴史も長くて、パロディのほうでは結構さんざんな扱いを受けているんですね。僕はそっちのホームズさんも好きなので、すべてを飲み込むホームズの器の大きさにちょっと甘えたところがあります。でも、ホームズさんはちゃんと受け止めてくれました(笑)。

『大逆転裁判』

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