マーベラスが配信するiOS/Android用の新作アプリ『クロノドラゴン ～ななつの光と太初の樹～（クロドラ）』。その声優インタビューをお届けします。

　『クロドラ』は、軽快な操作性とド派手なアクションが魅力のアクションMORPGです。最大3人での同時プレイが可能で、友人や全国のプレイヤーと一緒に冒険することができるのも大きな特徴となっています。

▲アイコンをタップするだけでかっこいいスキルが簡単に出せるので、アクションの苦手な方も安心。

▲装備品を強化していくのも楽しみの1つ。アバターを設定すれば外見にもこだわれます。

▲ステージを進めていくことで壮大なストーリーが展開！

　今回の記事では、『クロドラ』でキャラクターボイスを担当している3人の女性声優、中野さいまさん、井澤美香子さん、尾高もえみさんの収録現場に突撃取材を敢行！　ゲームの内容や演じるキャラクターなどについてお話を伺ってきましたヨ！

3人の役どころはプレイヤーの分身となる主人公たち

　まずは、井澤美香子さん、中野さいまさん、尾高もえみさんが演じる3人のキャラクターをご紹介します！

●ウォリアー（声優：中野さいま）

▲クールな男を目指している、お人好しで熱血タイプの男の子。少し間の抜けたところがありますが、パーティのムードメーカー的な存在です。

●中野さいまさん
▲『アクエリオンロゴス』の岩上ショウコや、『石田とあさくら』の佐藤みゆきなどを担当。現在、売り出し中の新人声優さんです。

●アーチャー（声優：井澤美香子）

▲一見するとはかなげな雰囲気ですが、一度決めたことは譲らない、芯の強い頑固なところもある女の子。頭は少々固いようですが、自分の非はすぐに認める素直な一面も持っています。

●井澤美香子さん
▲『VALKYRIE DRIVE』の処女まもり役や、『レーカン！』の花子さんなどを担当。ラジオにも出演している新人声優さんです。

●ウィザード（声優：尾高もえみ）

▲草花を愛する、物静かであどけない少女。内気な性格ですが、危険に陥った仲間を助けるためならば危険も顧みず果敢に立ち向かう、強い意志の持ち主です。

●尾高もえみさん
▲『トリニティセブン 7人の魔書使い』や『聖剣使いの禁呪詠唱』、『家電少女』などに出演。ゲームやドラマCD、ラジオ、テレビなどでも活躍中の声優さんです。

　3人が演じるウォリアー、アーチャー、ウィザードは、『クロノドラゴン』でプレイヤーが操作する主人公キャラクターです。今回の現場では、ゲーム内の戦闘シーンやイベントシーンでのセリフを収録しました。

▲プロデューサーと打ち合わせ中の3人。なごやか雰囲気ですが、その様子の中からも真剣さが伝わってきました。

　プロデューサーからの声優陣への注文は、大人になる少し前の少年少女の声で演じてほしいというもの。少々抽象的な表現で、演じるのがなかなか難しそうですが、やはりプロの声優です。演じるセリフからイメージをふくらませ、完璧に役柄をこなしていました！

3人の女性声優陣に収録の感想を語っていただきました！

――自分が演じたキャラクターについて、どのような印象を受けましたか？

中野さいまさん（以下、中野）：最初は、海賊のような男の子だと聞いていました。セリフに「力がみなぎるぜ！」などの力強い言葉があって、それに唯1人の男の子かつ近接系の職業だったので、とっても熱いキャラクターだと思い、そのように演じました。

井澤美香子さん（以下、井澤）：いただいた資料には、クールとか、好き嫌いをハッキリ言うと書いてありまして、自分とは真逆だなと感じてしまって、それが少しプレッシャーになっていました。でも学級委員みたいなのかなと考えてからは、自分も学生時代に学級委員でしたので、その時をイメージして「止まりなさい」などのピシッと言うセリフが楽しくなりました。

尾高もえみさん（以下、尾高）：ウィザードは内向的で、知的好奇心が旺盛な優等生と書いてあったので、寡黙なタイプなのかなと思っていました。でも、ビジュアルとセリフを見てみると、かわいらしい中にほんわかフワフワしたものがあるキャラクターでした。

井澤：歌っているところとか、かわいかったですよね！

尾高：歌詞だけしかいただいていなかったので、テンポは自分で考えて歌いました！　自信作ですので、ぜひゲームで聞いてもらいたいです。

――演じられたキャラクターと自分を比べて、似ている部分はありましたか？

中野：ウォリアーは熱血系の男の子なのですが、私自身も熱い系の曲をよく歌うんですよ。なので、『クロノドラゴン』で熱い曲が必要な時は、ぜひ歌いたいです！

井澤：クールなところは、やっぱりあまり似てないですね。でも、私も昔は頭がよかったんですよ！　本当に「学級委員は井澤さんで」みたいな感じだったのですが、気づいたらこうなっちゃいました（笑）。

尾高：最初は資料に優等生と書いてあったので、「どうしようぜんぜん違う！」と焦ってしまいました。でも、ほんわかしているところもあると知って、そこを重点的に出すように演じました。

中野：普段のもえみちゃんという感じでした。

尾高：1人で歌うところも似ていましたね。私は独り言がけっこう多いのですが、ウィザードの『ぺこぺこの歌』とかは、本当に私が歌いそうな歌なんです！

――ちなみに、普段はどのような歌を？

尾高：「あ～♪お腹すいたな～♪」とか、ご飯を作ってる時などによく歌いますね。

――なるほど、それはキャラクターに共感できそうですね。今回の収録で、印象深いセリフなどはありましたか？

中野：印象深いのはウォリアーの歌ですね。今回の収録では、この歌を一番楽しみにしていました。もう1つ忘れられないセリフは、何度もリテイクになってしまった「あはは」です（笑）。いつもの自分の照れ笑いは「でへへ」とか、「あちゃー」とかなので、純情少年の照れ笑いはかなり難しかったですね。

井澤：「助けなさい」とか「嫌いだわ」とか、ハッキリ言うセリフですね。普段は絶対に使わないセリフなので、演じていて気持ちよかったです（笑）。一番好きなのは、「フンッ」ってちょっとスネながら言うところです。アーチャーの素直じゃないところが本当にかわいかったですね。

尾高：私は技の名前です。これはどういう風に繰り出される技なんだろうとか、いろいろと想像しながら演じるのが楽しかったです。特にお気に入りなのは「メッテオ～☆」ですね。

――本日の収録では、特にどのような点に注意しましたか？

中野：男性キャラクターを演じるのが初めてでしたので、どのような性格なのか、内面はどうなのかをしっかりと把握して、収録に臨みました。

井澤：実際にゲームをプレイさせていただいて、爽快感をすごく感じました。なのでセリフのほうも、それを聞いたプレイヤーが気持ちよくストレスを発散できるか、という点に注意しました。

尾高：最初にいただいたビジュアルからはちょっと変更されていたのですが、頭身も伸びて本当によかったです。みんな成長したんだなと（笑）。

井澤：それは、質問とはまったくかけ離れていると思いますが……（笑）。

――共演者の皆さんに対する印象などをお聞かせください。

井澤：私たちは年齢が近いこともあって、普段もおしゃべりしたり仲良くしたりしているのですが、今回の収録では、今まで知らなかった意外な一面が見られました。例えば、中野さんが少年のボイスを演じたり、尾高さんが歌ったり……。

中野：私も、尾高さんはお姉さんキャラだと思っていたのですが（笑）。

尾高：ゲームに関してはお姉さんなのです！　電撃オンラインでプレイ日記を連載していた時に、とっても鍛えられましたから！

井澤：セリフの中にあった“バフ”の意味なども教えてもらいました（笑）。私と中野さんは最初、「バフ！」っていう音かと……。

尾高：それで、ステータスを上げたりすることだよ！　って教えてあげました。

――さすがゲームの先輩ですね！　それでは最後にお1人ずつ、『クロノドラゴン』を楽しみしている皆さんへのメッセージをお願いします。

井澤：ゲーム自体もプロジェクトが動き出したばかりですし、私たちもまだまだ新人です。ですが、最初だからこそ、プレイヤーの皆さんと密にコミュニケーションを取ることもできると思います。これからも、アットホームな感じで楽しくやっていけたらうれしいです。

中野：『クロノドラゴン』をプレイされているたくさんの方と、ニコ生やキャラバンなどで触れ合う機会がたくさんあると思います。それを楽しみにしながら、私たちも頑張っていきますので、一緒に成長していけるよう、よろしくお願いします。

尾高：プレイヤーの皆さんと近い距離で、一緒に楽しむことができるゲームだと思います。皆さんぜひぜひ『クロノドラゴン』をプレイしていただければと思います。これからもよろしくお願いします。

――本日はありがとうございました。

(C) Marvelous Inc.
(C) Snowpopcorn Co.,Ltd

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