2015年7月10日（金）

『YU-NO』新プロジェクトの公式サイトがオープン。キャライラスト＆ボイスが公開

　MAGES.のゲームブランド・5pb.は、昨年末に公開した新プロジェクト『この世の果てで恋を唄う少女 YU－NO』の公式サイトをオープンした。

　本作は、数多くの名作アドベンチャーゲームを世に送り出した故・菅野ひろゆき氏の代表作の一つ。 1996年にPC版、1997年にセガサターン版、2000年にWindows版が発売されたSFアドベンチャーゲーム。

　無数に存在すると言われる並列世界を渡り歩き、隠された謎を解き明かす。複雑難解な分岐した並列世界をマップにし、視覚的に分かりやすく援助するシステム“A.D.M.S”（アダムス、オート分岐マッピング・システム）の採用が特徴だ。

キャラクターイラスト＆ボイスが公開

　新たに生まれ変わる『YU-NO』に登場するキャラクターとそのボイスが公開された。

　本作の主人公。境町学園三年生。幼少期に母親を亡くし、歴史学者である父親も2カ月前に研究取材中の落石事故で亡くなる。現在は継母と二人暮らし。

　境町学園3年生。ほんの1カ月前に転入してきた。家族を亡くし、独り自分を傷つけながら日々を生きている。「あきらめるな」という母の言葉と、ある人と交わした約束を胸に秘め、その“時”が訪れるのを待つ。

　龍蔵寺学長の秘書。龍蔵寺を愛しているが、妻帯者のため、実らぬ恋に苦しんでいる。

　境町学園三年生。名家である家に生まれるも、令嬢と呼ばれることを嫌う。“歩くリビドー”と呼ばれる悪名高いたくやのことが好き。たくやのことが好きだが、その一言がなぜか言えない。

　境町学園の常勤校医。境町学園に赴任してきてからまだ2カ月弱というのに、すでにベテランのような存在感を確立している。ピッチピチのボディコンスーツに白衣を羽織り、セットしていないボサボサの髪とくわえタバコがトレードマーク。

　たくやの継母であり、ジオ・テクニクス社の社員。大学生時代のあこがれの恩師・有馬広大博士の妻になるも、幸せな生活は長く続かず、結婚して半年も経たない内に未亡人になってしまう。

　境町学園の学園長であり、たくやの父親、有馬広大の古くからの友人。現在は、学園前の“武家屋敷”に引っ越してきて死んだ広大の研究素材を引き継ぎ、その研究に没頭する毎日を過ごしている。

　ジオ・テクニクス社の社員で、海岸工事プロジェクトの主任・亜由美の直属の部下。

　境町学園2年生で、たくやの1学年後輩。以前不良にからまれているところを、偶然通りかかったたくやに助けられ慕うようになる。

(C)MAGES./5pb.