『ザクセスヘブン』特集：緑の学園編。特殊能力を秘めた者たちの生徒会後継バトル！

文：イトヤン

　バンダイナムコオンラインとセガゲームス セガネットワークス カンパニーが贈るiOS/Android用アニメーションRPG『ザクセスヘブン』。現在、事前登録を受け付けている本作の最新情報をお届けする。

　『ザクセスヘブン』は、両社が共同で制作し、展開していく新プロジェクト。スマートフォン向けのアニメーションRPGをはじめ、PC用ブラウザゲームやコミック、小説、グッズなど、さまざまなメディアミックス展開が行われる。

　この記事では、プロジェクトの中核を担うアプリ『ザクセスヘブン』の内容と、作中に登場する学園のひとつ“私立翠嶺学園”の所属キャラクターを紹介しよう。

“ザクセス”を持つ若者たちが頂点を目指す！

　『ザクセスヘブン』の舞台は、近未来の日本に出現した“再生首都・東京”に存在する5つの学園。それぞれの学園に“ザクセス”と呼ばれる特殊能力を持つ若者たちが属している。

▲勝ちたいため、名声のため、自分のため、仲間のため……。彼らは、各々の理由や宿命に従って戦いながら頂点を目指していく。

　作中には総勢150名以上のキャラクターが登場し、個々にしっかりとした設定やバックストーリーが用意されている。キャラクター同士の関係性に基づいた物語も楽しめる。

▲100名以上もの人気声優陣がキャラクターに命を吹き込む。

　アニメーションを中心に活躍しているクリエイターの面々が、企画・原作やキャラクターデザインを手がけているのも見逃せないポイントだ。

　“アニメーションRPG”と銘打たれている通り、ゲームの随所で20本以上のハイクオリティなアニメーション映像が流れる。いずれもシームレスに挿入されるため、プレイを阻害することなく自然な形で楽しめるという。

　バトルは、ボタンをタップするだけでSDキャラが大暴れする爽快感のあるものとなっている。なかでも“ザクセスコネクト”は、キャラクター同士が連携してド派手な合体技を繰り出す、注目のシステムだ。

▲合体技“ザクセスコネクト”の威力は凄まじく、大逆転も狙える。

今なら事前登録で“SR 星峰りら”がもらえる！

　事前登録を行うと、サービス開始時から使用可能なキャラクター“星峰りら 仮面ver（スーパーレア）”がもれなくプレゼントされる。“仮面ver”とあるように、彼女がなぜ仮面とマントを身につけて戦っているのかという、バックストーリーも気になるところだ。

▲SR 星峰りら（声優：井口裕香）……素顔の彼女は、生徒会長代理として委員会に出席している2年生。仮面の下に隠された本当の素顔とは？

私立翠嶺学園の生徒会後継者を争う者たち

　私立翠嶺学園は、緑にあふれた平和で穏やかな雰囲気の学園だ。ところが、この学園に突如、混乱が訪れる。春の風物詩である“新入生歓迎バトル”で、生徒会長の愛河翠が引退を宣言したのだ。

　騒動の渦中にいた“凛翔あすか”を中心に、生徒会の後継者を争う選抜バトルが始まった。

●凛翔あすか（りんじょう あすか）／声優：前野智昭

　前向きで素直な性格の1年生。バトルもコミュニケーションの一手段とばかりに、売られたケンカはバンバン買ってしまうが、行き過ぎた暴力には怒りを感じて口を出さずにはいられない。

　高校デビューを機に髪を染め、“助っ人上等！”の名を掲げて一旗揚げようとしている。入学早々、生徒会後継争いで会長の愛河翠に食って掛かったことから、注目を浴びることになった。

　電磁力を操って磁場やプラズマ帯電を発生させるザクセス能力を持ち、持ち前の剣術と組み合わせた“凛翔流剣術（自称）”を得意としている。

●紡流こころ（つむぐる こころ）／声優：志田友美

　あすかの隣の家に住む幼馴染みで、自称“保護者”の1年生。キュートな見かけによらず物怖じしない性格で、生徒会の役員相手にもずけずけと意見を言える。

　あすかとは愛情たっぷりに憎まれ口を叩き合う仲で、高校デビューを機に激変するあすかを心配する一面も。部活動は水泳部に所属しているが、あすか同様、さまざまな部活の助っ人としても活躍している。

　一対の大きな鉄扇“酔桜扇XD”を武器として戦う。基本的には防御用の武器で、開いた際の防御能力はかなりのものだ。

●愛河翠（あいかわ みどり）／声優：菊池正美

　生徒会長にして学園の支配者である3年生。文武両道、心身ともに優れた美丈夫で、女生徒の憧れの的でもある。

　長い行方不明の末に“会長引退宣言”を行い、生徒会一同は頭を抱えたとか。後継者の座を巡って戦う者たちに対しては、成長を見守る温かい眼差しを向けている。

　使い手の力量・能力によって形や大きさを変える伝説の宝剣“六道転輪（リンカーネーション）”を操る。翠はこの宝剣を、鞘に合わないほどの巨大なサイズに変形させて自在に振るう。

●雲雷龍之介（くもがみ りゅうのすけ）／声優：宮野真守

　風紀委員を務める堅物の優等生。極道一家の嫡男で、対立する相手はあらゆる手段を用いて徹底的に叩き潰そうとする。

　その反面、自分が認めた相手にしてはしっかり筋を通す義理堅さを持っている。目上の人間に対しても物怖じすることはないが、唯一、実の姉には頭が上がらない。

　“虎鉄”と“正宗”、総じて“コテマサ”と呼ぶ2本の日本刀を愛用している。戦闘スタイルは二刀流で、“連斬(れんざん)”と名付けられた連続攻撃を得意とする。

●篠原響（しのはら ひびき）／声優：光富崇雄

　見た目も性格もいかにも遊び人風な名門財閥の御曹司。人生を最大限に楽しむことが信条で、有能なメイドのレイナに身の回りの世話や身辺警護を任せている。

　軽薄そうに見えるが、権謀術数の渦巻く世界に生きてきたため、冷めたところがある。学園に入学したのも、実家の厳しい監視から逃れるため。

　愛用の武器は、2挺のリボルバー拳銃“バード”と“スネーク”。その弾道や効果を自在にコントロールする能力を持っている。

●レイナ／声優：小林ゆう

　篠原家に代々仕える響の専属メイド。響の教育係として、幼い頃からさまざまなことを教え導いてきた。

　響に肉親のような愛情を注いでおり、彼もレイナを実の姉のように慕っている。表情の変化が少なく、常に淡々と状況を見ているが、荒事には格闘家の血が騒ぐことも多いらしく、相手を徹底的に叩きのめしてしまうことも。

　天性の格闘センスを持ち、アクロバティックな動きを特徴とする我流の格闘術“メイド流護身術”を駆使して戦う。

●夢乃きら（ゆめの きら）／声優：高橋伸也

　片時もパソコンから離れられない重度のネットダイバー。入学以来、授業は直接受けたことがなく、すべてハッキングでネットを通じて参加している。

　情報通で美形アバターの“きら様”として、ネット界隈で人気者となっているが、実物とのギャップは激しい。情報源として役に立つ反面、トラブルの種にもなるタイプだ。

▲夢乃きらの美形アバター“きら様”。

　情報収集能力の秘密は、相手に本当のことを言わせる精神操作術にある。電子機械系の相手には強力な戦力になることもあるが、よく寝落ちするので信用度は低い。

●アンズ三田村（あんず みたむら）／声優：原優子

　私立翠嶺学園の保健教諭。猫好きのエロかわ系女性で生徒たちに慕われているが、その正体は非合法な人体実験を行って学界を追放された天才超能力医師である。何らかの（おそらくは非合法な）契約によっておとなしく生徒たちの体調管理を引き受けているが、機嫌が悪いと……。

　ザクセス能力は、神の手を自称する“心霊執刀”。人体を切り刻んで思うように改造できるという能力で、瀕死の重傷者を治療する時は、この能力を応用した特殊な施術を行う。

●黛左近（まゆずみ さこん）／声優：田中進太郎

　年齢不詳の翠嶺学園生徒会副会長。生徒会長・愛河翠の良き相棒にして、賢者の称号を持つ翠嶺学園四天王のひとり。

　その風貌から教職員と勘違いしている者も多く、教授と呼ばれている。司書目当てに図書室に入り浸る姿をよく目撃されている。

　常に携帯している“羊皮紙で作られた知識の書”に、欲する情報を表示するというザクセス能力を持つ。その能力を活かせるのは頭脳戦で、基本的に肉弾戦は苦手。

●會火蒼馬（あび そうま）／声優：鈴村健一

　翠嶺学園の風紀委員長。剣者の称号を持つ翠の片腕的存在で、翠嶺学園四天王のひとり。

　絶世の美少年で、翠と並んだ姿は“神話の1ページ”と謳われるほど。有り余る力を持て余して迷走していたころに翠と出会い、死闘の末に和解。剣を振るう意味を見出し、翠に永遠の忠誠を誓っている。

　その称号が示すとおり剣の達人で、得意技は秘剣“陽炎”。

●轟流行（とどろき ながれ）／声優：杉田智和

　翠嶺学園の生徒会書記で、拳者の称号を持つ翠嶺学園四天王のひとり。豪放磊落の巨漢で、世界中のあらゆる格闘技をマスターしたと豪語する格闘の天才だ。

　翠に次ぐ人望を得ていた人物だが、ある日突然、失踪してしまう。クロノス・ノワールで目撃されたとの噂はあるものの、現在でもその消息は不明となっている。

　あらゆる格闘技のエッセンスを取り入れた“轟流拳法”を駆使して戦う。

●アプリ／声優：井口裕香

　人間の言葉を話し、念動力を使うネコ型生物。私立翠嶺学園の保険医、アンズ三田村のもとに入り浸っている猫たちの1匹だったが、ある日突然、言葉を話し出した。

　今では二本足で歩いている。かわいがってくれる女の子たちの胸元や太ももで寝るのが趣味で、こころの太ももがお気に入りのようだ。

●神成鳴子（かみじょう なるこ）／声優：遠藤綾

　映画研究会の会長にして創設者。刺激的な被写体を求めて翠嶺学園にやってきた生粋の映画バカで、監督・脚本・主役となんでもマルチにこなしたがる。

　常にテンションが高めで独り言が多い。己の正義感と直感に正直な反面、天然ボケな面もあり、部員たちをいつも振り回している。

　爆発やライティングといった特殊効果を実際に発生させるザクセス能力を持っており、撮影にも存分に活かしている。気分が盛り上がってくるとスプラッター・ムービー好きの本性が顔をのぞかせ、チェーンソー（血糊の演出付き）を振りまわすという困った癖も。

●超力くらら（ちょうりき くらら）／声優：新田恵海

　オカルト研究会の会長で、占い師兼除霊師。占いとつくものなら血液型からご先祖占いまで何でもこなす。

　オーダーに合わせて巫女の格好をしたり、シスターの格好をしたりと、さまざまなコスプレチェンジを図る。人に取り憑いた霊を除くことも得意で、彼女にかかるとほとんどの人間に霊が憑いていることに。

　政治家や企業の社長などの著名な顧客を抱えており、生徒会長の翠も彼女の占いだけは信じ、頼ることも多い。

●風祭天国（かざまつり へぶん）／声優：内田彩

　文化部連合委員長として、翠嶺学園の文化部系を束ねる代表。本人は漫画研究会の会長であり、常にBL系漫画を描き、〆切りに追われている。

　極度の男性恐怖症のため、いつも西洋の甲冑を身につけているが、たまに見せる顔が可愛いため男性ファンが多く、本人は弱っている。

　背中に巨大なGペンを背負い、それを剣のようにして戦う。“2次元キャプチュード”と呼ばれるザクセス能力で、描いている漫画のコマの中に敵を閉じ込めてしまう。

●五月雨しずく（さみだれ しずく）／声優：遠藤綾

　私立翠嶺学園で最大の爆乳キャラ。美少女だけが入部できる“セレ部”という部を作り、女王として君臨している。

　美とお金に執着し、武器はおっぱいそのもの。巨大なバストを見ているうちに催眠術をかけられるという“バストぐるぐる攻撃”により、主に男性が吸い寄せられて、乳ビンタを受けて昇天する。

　珍しくあすかに一目惚れしており、「ただの幼なじみにすぎない紡流こころさん」と、あすかと一緒にいるこころをいちいち挑発している。

●狩竜院絶斗（かりゅういん ぜっと）／声優：浪川大輔

　生徒会長争奪戦に参加するセレブ生徒。札束で横っ面をはたく方式で、部下になる人間を集めている。

　ホストのような二枚目キャラのため、多数の女子が黄色い歓声を上げて集まるが、金の切れ目が縁の切れ目となるオチ通りの行動を取ることに。

　ザクセス能力は、有り余る財力で紙幣をカッター、宝石を弾丸とする“札束たたき”。大男の執事・樽見が常に付き添い、彼が大量の紙幣や宝石、金塊などを持ち歩いている。

●野々村秋奈（ののむら あきな）／声優：一杉佳澄

　翠嶺舞踏倶楽部のリーダー。ジャンルがバラバラの部員たちを“現代舞踏”としてまとめ、クラブを設立した。

　夢は夏のダンス甲子園で優勝することで、誰よりも熱心にレッスンに励んでいる。踊りのレパートリーは多彩で、チアリーディングから中国拳法の演武までできる。ただし後者で用いるのは、柔剣ではなく2本トマホーク。

　戦闘中は2本のトマホークに目がいきがちだが、実際に刃が当たらなくても“かまいたち”のようにザックリと斬られる。念動力によって真空状態を作り出している。

●秋月カレン（あきづき かれん）／声優：篠宮あすか

　クロノス・ノワール・ハイスクールから転校してきた秋月兄妹の妹。亡命という形で転校してきたが、クロノス・ノワールからのスパイではないかという疑いを持たれており、風紀委員会に厳しくマークされている。

　生体改造を受けており、身体の半分は機械化されている。金属製の剣や、ムチに変形する腕で戦う。

●八千草マッハ薫（やちぐさ まっは かおる）／声優：福山潤

　卓球部部長で、“ピンポンキング”“孤高の卓球王”との異名を持つ。中年風の顔と厳つい体のアンバランスさからは想像できない、生真面目な性格の持ち主。

　無敵のサーブを持つがゆえにサーブを封印し、“迎撃者”と称して戦っている。本人は生徒会の後継者争いに興味がないが、その実力のために対戦を敬遠される存在だ。

　戦うときも卓球スタイルで、銃弾すらもラケットで打ち返す力強さと正確さを発揮する。

変わり者は他にもまだまだ！ 続きは公式サイトで

　記事で紹介した他にも、私立翠嶺学園に属する個性的なキャラクターは複数いる。興味を持った人は、ぜひ公式サイトもチェックしてほしい。

▲ネコミミは基本外さないという猫目石ケイ。

▲実体のないホログラムのキャラもいるとか。

(C)BNOI / SEGA
※画面は開発中のものです。変更される可能性があります。

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