2015年9月18日(金)
『ドラゴンクエストビルダーズ』で学ぶアレフガルドの再建。希望者はスクエニブースに集合!【TGS2015】
1986年に発売された初代『ドラゴンクエスト』は衝撃的だった。やっとの思いで竜王のもとにたどり着いた時に表示された「せかいの はんぶんを おまえにやろう」というひと言。そして軽々しく「はい」と答えて真っ暗になった世界。
そんな真っ暗な世界を、もとの光り輝く世界に建て替えていくのがこのPS4/PS3/PS Vita『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』だ。2016年1月28日に発売となる。
9月17日~20日に開催されているTGS2015のスクウェア・エニックスブースでは、“『ドラゴンクエストビルダーズ』スクール”として、竜王によって世界が支配されてしまったアレフガルドの再建方法を丁寧に学ぶことができる。
しかし荒野を行く者にとって過保護は禁物。ビジネスデイに開催されているスクールでは、基本的な操作と簡単な家の作り方を学ぶことができたが、そこから先は自らの手で切り拓いていく必要がある。
▲5ホールにあるスクウェア・エニックスブース内に『ドラゴンクエストビルダーズ』のコーナーがある。 |
基本的には装備している武器で土や木、岩などを叩いていって素材として入手し、入手した素材を設置していって、家などのオブジェを作っていく。本作のジャンルである“ブロックメイクRPG”の名の通り、これらは1つ1つのブロック単位で形成されており、高さの概念もある。
会場でプレイできたバージョンでは、ピリンという女の子から家の作成に必要な設計図を受け取り、その通りに土壁や扉を置いていくと家が完成する。とはいえ、家を作成するのに必ずしも設計図は必要なく、2段の壁と扉があれば家として成り立つそうだ。
▲左にいるのがピリン。拠点の近くには彼女しか見当たらない。 |
▲スライムなどおなじみのモンスターの他に、シリーズの象徴であるドラゴンも存在する。生身でドラゴンと戦って勝てるものなのだろうか? |
また、このアレフガルドは竜王に滅ぼされ、モンスターに支配されている世界であるからして、周囲には危険なモンスターたちが多くうろついている。スライムやドラキーといったかわいらしいモンスターとはいえ油断は禁物だ。
▲これがピリンの設計図。この通りにブロックを設置していくと家が完成する。 |
これらのモンスターとは武器を装備して戦うのだが、使用する武器によって攻撃範囲などが異なる。試遊ではひのきのぼう、どうのつるぎ、おおきづちの3種類を装備できたが、モンスターと戦いやすいのは横への攻撃範囲が広い、どうのつるぎだった。
また、これらの武器は種類によって壊せるオブジェクトが異なる。ひのきの棒やどうのつるぎでは壊せない岩も、おおきづちであれば壊せるといった感じだ。
▲おおきづちを使えば山を構成する岩も壊すことができる。ただし、武器には耐久力が設定されている。 |
意味ありげなどうくつ(といってもエリアチェンジなどをするわけじゃなくて、岩山に穴があいている)に入ってみると、奥にはモンスターと宝箱が。どうやらこのモンスターは宝箱を守っている存在らしく、倒すことで中身をゲットできた。
▲洞窟を奥に進んでいくとモンスターが待ち受けていた。 |
その後、岩山に穴があいているだけの洞窟に岩を置いて、扉をつけて、扉つきのどうくつにグレードアップ(特に何かゲーム的な達成とかはないけど)。こういう自由なフィールド操作がおもしろい。
▲収納箱に手に入れたアイテムを入れたり出したりして、素材を集めていこう。TGSバージョンでは収納箱がたくさん設置されており、色々なアイテムが入っていた。 |
サンドボックス的な要素だけでなく、きちんと『ドラゴンクエスト』のクエストもあり、世界を組み立てていくということを学べる『ドラゴンクエストビルダーズ』。自分ならではの世界を作る、こういったゲームジャンルの入門編としてはもってこいに感じた。
ちなみに本スクールは一般公開日には1日3回、2日間で合計6回開催される。気になる人はぜひ参加してみては?
▲そのうちにこんな大きな街も作れるようになるのだろうか。人々はどこから来るのか? 色々と気になる部分がたくさんあるが、時間がたりない! |
■東京ゲームショウ2015 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2015年9月17日~18日 各日10:00~17:00
一般公開日……2015年9月19日~20日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
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