News

2015年9月20日(日)

『WoT』のエライ人たちを直撃! 今後の展開や話題の“アノCM”について聞いてみた【TGS2015】

文:田中尚道

 WargamingのCEO ビクター・キスリー氏、グローバルマーケティングプロデューサー マックス・チュバロフ氏、北米版ディレクターのクリス・クック氏の3人にPS4での展開が発表された『World of Tanks(WoT)』についてお話を伺った。

●動画:World of Tanks - Coming Soon to PlayStation 4!

『スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-』
▲左よりマックス・チュバロフ氏、ビクター・キスリー氏、クリス・クック氏。

――ようこそ東京へ! 過去最大のブース面積で出展されていますが、今年の東京ゲームショウはいかがですか?

ビクター・キスリー(以下キスリー)氏:まだちゃんと会場内を見て回っていないんですが、先日はソニーのプレスカンファレンスにも参加しましたし、本日はステージで発表もさせていただきました。そういった意味で少しだけ見られた感じです。本日はビジネスデイですから、個人的には一般日での反応を楽しみにしています。

クリス・クック(以下クック)氏:今のところとても素晴らしいですね。ビクターも言っていた通り、一般日でどれくらい盛り上がるのかを見てみたいです。ブースのデザインは、とても気に入っているので、これをご覧になった皆さんに楽しんでいただければと思っています。

マックス・チュバロフ(以下チュバロフ)氏:今年で3年目の参加ですが、皆さんの言う通り大きなブースは素晴らしいですし、今年は出展タイトルも増えましたので、試遊のアイデアもそれぞれのタイトルで別れていていろいろなゲームをプレイすることができます。

 また、裏手にあります特別プレイゾーンでは、アルペジオ仕様のものであったり、ガルパン仕様のものであったりと普段弊社が提供しているものとは一風変わったものを提供できるということが本当に喜ばしいですね。

――17日には、PS4での展開が発表されました。大変驚いたのですが、反応はいかがだったのでしょう。

クック氏:今のところ素晴らしい反応が返ってきています。日本ではPCよりもコンシューマのユーザーが多く、PS4という大きな市場に進出できて、より多くのユーザーに遊んでいただけると思います。コンシューマ版ではアニメ『ガールズ&パンツァー』とのコラボレーションの発表もさせていただきました、そういった意味でもより日本の皆さんに楽しんでいただけると思います。ぜひ楽しみにしていてください。

――PS4版は。いつごろ遊べるようになるのでしょうか?

キスリー氏:今現在、年内のβテストを目指しています。正式サービスはその後のチェックもありますのでなんとも言えないところですが、皆さんが年内に触っていただけるように鋭意制作中です。そして弊社のタイトルはPSNのfree to playの項目にはおそらくこれまでなかったタイトルだと思います。

マックス氏:無料で遊べて、マルチプレイでオンライン対戦という形になっていますので、現在ソニーとさまざまな話し合いをしながらどのように開発を進めるか、どうしたら皆さまに一番適した形で提供できるかを考えながら開発しています。そしてソニーはとても素晴らしいパートナーです。今現在、お互いに素晴らしい働きをしています。

――基本無料という点はXbox版と同じなのでしょうか?

クック氏:そうですね、基本無料というところは同じですが、プラットフォームの特性で若干の違いが出てきます。たとえばデュアルショックへの対応であるとか、シェアプレイにも対応させますし、PS Vitaのリモートプレイにも対応予定です。またXboxフォーマットと一番違うところが、PSNというアカウントがあり、これを持っているだけでプレイできる点です。

 そこからさらにPS Plusのアカウントがあれば、特別な戦車や特別な迷彩といった特典をご用意しますので二段階のプレイ方法になります。今のところ特別な戦車や、3日間のプレイアカウント、特別なセールなどへのアクセス権などを考えています。

キスリー氏:PS4版が革新的なのは、Xboxフォーマットの場合、マルチプレイのゲームについてはゴールドメンバーシップでないと遊べなかったんです。もちろん私たちは多くの方に遊んでいただきたかったので、最初の1回だけですが、7日間の無料期間を設けました。それがPS4だとただアカウントを持っているだけで遊べますので、完全に基本無料となっているのです。

――ひとつお願いがありまして、PS4版ではぜひキーボードに対応していただけませんでしょうか? PC版に慣れているのでパッドの操作が難しいのです。

キスリー氏:まだ確約はできませんが、とても参考になりますので開発に伝えてみます。

クック氏:(その場で端末を操作して)今、開発にメール送りました(笑)。

――ありがとうございます(笑)。『WoT』の戦車は知りうる限りほとんどの戦車が実装されていると思います。今後まだ展開はあるのでしょうか?

キスリー氏:おっしゃる通りで、ほとんどの戦車を実装していますが、まだ入っていない戦車もあります。9月の頭に日本の重戦車ツリーも実装しました。Wargamingは『WoT』のサービスを開始して5年が経ちますが、66のアップデートを行いました。

 各アップデートでは車両の追加だけでなく、グラフィックの向上であったり、マップの追加、モードの追加、バランスの調整などさまざまなものが変わっていきました。

 最近だと新しくドミネーションイベントを追加いたしました。今後ももちろんそういった新しいものを考えては実装していきたいと思います。開発を止めることなく常に常に新しいものを提供できるようにさまざまなアイデアを出して頑張っています。

――今後のロードマップは? 個人的にはドイツの計画戦車であるラーテのような巨大戦車の実装に興味があります。

キスリー氏:私の中ではゲーム的な次というより、もっとeスポーツとして成長させていきたいと考えています。まだeスポーツへの取り組みは2年しか経っておりませんが、ゲームとしては5年経っていて、多くの方に楽しんでいただいてますので、今後も長く楽しんでいただけるのではないかと思っています。

 中にはサービスイン当初から遊んでいらっしゃる方もいると思います。そういう方々に感謝しつつ、ゲームをアップデートし続けることで古いゲームにならないように新しいものを提供することで感謝をお返ししたいと思っております。

――日本ではTV-CMの放送が始まりましたが、いろいろな意味で評判になっています。キスリーさんはご覧になりましたか?

●動画:TV-CM『World of Tanks』ディレクターズカット

キスリー氏:とても……クリエイティブです……(一同笑)。

クック氏:実は、ロシアやベラルーシのニュースサイトでもあのTV-CMが取り上げられたんですよ。なにげに世界中でビューが伸びています(一同笑)。

――『ガールズ&パンツァー』など日本独自のコラボレーションがありましたが、今後日本向けの展開はどのようなものをお考えですか?

キスリー氏:『World of Warships』では日本の艦船が多数実装されておりますし、『WoT』でも日本ツリーが拡充しています。マップでも日本をモチーフにしたものを用意しています。そして現在予定されているものとして、秋葉原で“THE PACIFIC RUMBLE(パシフィックランブル)”という日本初の『WoT』の国際大会を開催します。

 11月7日の予定ですが、アメリカから2チーム、アジアから2チーム、そして日本から1チームが参加します。そういった形で日本でもイベントを考えております。そして『WoT Blitz』では初のプレミアム日本戦車も近々実装されますし、年内には日本戦車ツリーも実装予定ですので今後も日本のユーザーにさまざまな体験を提供できると思っています。今後も皆さん、期待していてくださいね。

――ありがとうございました。

(C)Wargaming.net

関連記事

関連サイト

注目記事

アイコン別記事一覧

※クリックすると、ソートされた記事一覧に移動します。