2015年9月26日(土)
TVアニメ『ディバインゲート』2016年1月放送。アカネは柿原徹也さんでアーサーは中村悠一さん
iOS/Android用RPG『ディバインゲート』のアニメ化に関する情報が公開され、主要声優陣やキャラクタービジュアルなどが公開されました。
なお、この情報は本日9月26日に東京・秋葉原のアキバ・スクエアで開催されている、2周年記念のオフラインイベントで発表されました。
▲アニメ版のメインビジュアル。 |
まず公開されたのは放送時期について。2016年1月からテレビアニメで放送されるとのこと。
また、制作スタッフについても発表されました。制作はstudioぴえろで、シリーズ構成は高橋ナツコさんとなっています。
▲アニメ版のロゴ。 |
アカネ役は柿原徹也さん、アオト役は斉藤壮馬さん、ミドリ役は伊藤かな恵さん、ヒカリ役は竹達彩奈さん、ユカリ役は雨宮天さん、ギンジ役は吉野裕行さん、アーサー役は中村悠一さんと発表されました。
●動画:TVアニメ『ディバインゲート』プロモーションビデオ 第1弾
●『ディバインゲート』ストーリー紹介
聖なる扉“ディバインゲート”が開かれたことにより、<常界><天界><魔界>3つの世界が交わり、欲望や争いの交錯する混沌が訪れた時代。
秩序回復のために支配層は“世界評議会”を結成。統制されたかりそめの平穏のもとで、“ディバインゲート”は誰もその実体を知らぬ都市伝説と化した。
その中で世界評議会のもとに集う“適合者”と呼ばれる少年少女たち。ディバインゲートを認識し、“扉”に自らがたどり着くことを信じる者たちである。
彼らは、それぞれが心に抱える傷と向き合いながら扉を目指す。
扉にたどり着いた者は、世界を“リメイク”できるという。
扉の先には何があるのか。扉にたどり着いたとき、世界は変わるのか。変わるのは、自らの抱える過去なのか、それとも未来なのか。
少年たちはすべてを知るために歩み出す――。
キャラクタープロフィール&表情集
●アカネ(声優:柿原徹也)
16歳。面倒見がよく隠しごとが嫌いで何事にもストレートな物言いをする。母親とふたり暮らし。
幼いころ、世界評議会所属の研究員であった父親を事故で亡くすも、その死と世界評議会に疑いを持ち続けており、ディバインゲートへ行けば父親に会えると信じている。
使用ドライバは甲型ドライバ<イグナイト>。
●アオト(声優:斉藤壮馬)
16歳。ほとんど感情を表に出さず他人と距離を置き、ひとりでいることを選んでいる。
かつて両親を殺害したとされており、“親殺しのアオト”と噂されている。使用ドライバは刀型ドライバ<ワダツミ>。
●ミドリ(声優:伊藤かな恵)
16歳。明朗快活、ピュアな心の持ち主だが、そのピュアさゆえ時として何の気なしに人を傷つけてしまうことも。
周囲への明るいイメージとは裏腹に、かつての親友との間のある出来事について自責の念にとらわれ続けている。
自らの過去と向き合い真実を知るためディバインゲートを目指す。使用ドライバは棍型ドライバ<フォンシェン>。
●ヒカリ(声優:竹達彩奈)
16歳。天真爛漫な性格でつねに笑顔を絶やさない。いつもみんなの空気を読んで明るくふるまっている。
自分の出自に疑問があり、本当の親は誰なのかを知るためディバインゲートを目指す。使用ドライバは剣型ドライバ<リュミエール>。
●ユカリ(声優:雨宮 天)
16歳。夜が好きで物静か。幼いころの記憶を失っている。
ディバインゲート自体に興味はないが、わずかに残された記憶のなか、闇に包まれた世界の正体を知る術のひとつとしてディバインゲートを目指す。
使用ドライバは鎌形ドライバ<アビス>。
●ギンジ(声優:吉野裕行)
16歳。やりたいことや夢もなく、すべてに無関心だったが、個人的な情緒や理由を離れ、ストイックにディバインゲートを目指す行為のなかで、“何もなかった自分”にとっての目的を見出していく。
使用ドライバは斧型エレメンツドライバ<ヤシャヒメ>。
●アーサー(声優:中村悠一)
聖なる扉“ディバインゲート”が開いてしまったことで混沌とする天界、常界、魔界の3つの世界に新たな秩序をもたらそうとする“世界評議会”の中で、“円卓の騎士(ナイツ・オブ・ラウンド)”を率いる。
常界に生まれるが、幼いころ天界に捨てられた過去を持つ。ディバインゲートへのある想いを胸に秘め、アカネたち“適合者”を集めている。使用ドライバは銃剣型ドライバ<エクスカリバー>。
●メタボン
世界観を示す美術ボードが公開
●イメージボード
阿部監督いわく、中心の高い塔が世界評議会の塔とのこと。その高さは2kmくらいをイメージしているそうです。
なお、今回の背景はCGで演出しているそうです。
●タワー(夜)
世界評議会は世界の中心になる建物とのことで、ここの上のほうにアーサーがいるそうです。
●ドライバルーム
ドライバを研究している施設とのこと。
●アオトの街の駅(夕方)
アオトが住んでいる家の最寄駅とのこと。
●ショッピングモール
ゲーム的には蒼のクリスマスという惨劇が起こった場所とのこと。もしかして、アニメ版はアオトを主軸にした物語が展開するのでしょうか?
スタッフからのコメントも! 会場レポートを掲載
会場では各キャラの設定画やキャストが公開されましたが、来場したファンから大きな歓声があがっていました。中でもひときわ反応が大きかった気がするのは、やはりアーサー! ゲーム中でも人気キャラですが、アニメでもさらなる人気が出そうな気がしますね。
今回のアニメ版について高野ディレクターは、「ゲームでは描いていないものもアニメでは表現する必要があるので、いろいろな設定を新たに考えています」とコメント。また、ゲーム用のデザインやストーリーをアニメ用にどう調整するのかについても、しっかりと考えながら調整をしているとのことです。
また、会場には監督の阿部記之さんをはじめ、声優の斉藤壮馬さん、伊藤かな恵さん、中村悠一さんがゲスト出演し、柿原徹也さんからのビデオメッセージも公開されました。
壇上にはアーサーの等身大パネルも用意されていましたが、それを見た中村悠一さんは「こうして見ると本当に背が高い!」と驚いていました。
▲アーサーの等身大パネル。かなりの長身です。 |
斉藤壮馬さんはオーディションの時にはアカネとアオトを演じたそうですが、特にアオトは内面的に複雑な部分も抱えた魅力的なキャラだと感じたそうです。
伊藤かな恵さんはミドリについて「とても元気な女の子です!」とコメント。ただ、まだ言えないところもあるので、内面的な部分にも注目してほしいとのことでした。
中村悠一さんは序盤の台本を見たところ、最初のころはアーサーのセリフが少なめで意味深なので、その中でうまく印象に残るような演技をしたいと語っていました。
阿部監督は、ゲームのストーリーすべてを数に限りがあるアニメで完全再現することは難しいものの、思春期の人物たちが心に抱えてものをきちんと表現していきたいとコメント。
また、高野ディレクターも、例えばゲームのイベントを忠実に再現するだけでなく、あえてゲーム版とは別のキャラクターを登場させたりと、ニアリーイコールとして楽しめるような仕掛けを考えていきたいとコメントしていました。
また、ガンホーの森下一喜さんからのビデオメッセージでは、本作のアニメ化の経緯やきっかけが語られました。
そもそもstudioぴえろさんと「何かをアニメ化したいよね」となんとなく話していたことに加えて、女性ファンを中心にした『ディバインゲート』に対するファンの熱意を感じる機会が多く、アニメ化を決意したとのことです。
ちなみに『ディバインゲート』2周年を迎えるにあたって、このアニメ化だけでなく、さらなる展開も進んでいるとのこと! まだ発表はできないそうですが、どんなサプライズが登場するのか楽しみですね。
▲左から高野ディレクター、中村悠一さん、斉藤壮馬さん、伊藤かな恵さん、阿部監督、ミスター☆ディバイン。 |
▲イベントには多くのファンが詰めかけました。 |
▲会場にはキャラクター相関図やフォトスポットが設置されていました。 |
▼アニメ『ディバインゲート』概要
<スタッフ>
・監督:阿部記之
・シリーズ構成:高橋ナツコ
・キャラクターデザイン:夘野一郎
・音楽:尾澤拓実
・アニメーション制作:studioぴえろ
<キャスト>
・アカネ:柿原徹也
・アオト:斉藤壮馬
・ミドリ:伊藤かな恵
・ヒカリ:竹達彩奈
・ユカリ:雨宮 天
・ギンジ:吉野裕行
・アーサー:中村悠一
(C)ガンホー・オンライン・エンターテイメント/ディバインゲート世界評議会
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