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2015年10月7日(水)

【電撃PS】『MAD MAX(マッドマックス)』をVol.600で特集! この秋、2つの“MAD”に身を委ねよ!!

文:電撃PlayStation

 10月8日発売号で記念すべき600号を迎える『電撃PlayStation』。そんなおめでたい600号に、狂気の『MAD MAX(マッドマックス)』特集が掲載されています。

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『マッドマックス』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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 今回の特集の冒頭では、ウォーボーイズ・OSHOによる『マッドマックス』賛歌、および『MAD MAX』作品年表を掲載。

『マッドマックス』

 もちろん、ゲーム版『マッドマックス』についても、讃えるべき8大要素を中心に紹介。4人の編集&ライターによるMADなプレイレビューや、クリエイティブディレクターのフランク・ルーク氏のコメントも!

『マッドマックス』 『マッドマックス』

 さて、ここでは、今回の特集の冒頭にも掲載されている、ウォーボーイズ・OSHOによる『マッドマックス』賛歌をお届けします。

【『マッドマックス』賛歌 】

「V8! V8! V8! V8!」

 さて……あなたの周りには今年の6月以降、そのような奇声をあげつつ、突然両手の指を組んで頭上にかかげる人がいたりするでしょうか? もしいたとしたら、それは映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観てしまった人です。残念ですが治りません。かく言う自分も治る気配はまったくありません。

 かつての『マッドマックス』シリーズといえば、もはや“伝説級”の映画でした。

 とくに『マッドマックス2』は、核戦争後の世紀末=荒野+革ジャン+モヒカン+肩パッドのイメージを我々に植え付け、膨大な数の映画・マンガ・アニメ・ゲームに影響を与えた作品です。

 しかし、過去の作品がレジェンドなだけに、3作目『サンダードーム』からじつに30年ぶりに製作・公開されたこの『怒りのデス・ロード』に対する期待は、最初はさほど高くなかったような気がします。

 ところがいざ予告編の映像が世に出て、映画が公開されてみると、映画評論家もただの映画好きも、たまたま観てしまったシリーズ未鑑賞の人も驚いた! 齢70歳のジョージ・ミラー(全シリーズ作品の監督)が撮ったこの4作目こそが最高傑作、オールタイム・ベストに入る1作と評されるまでの作品となりました。

 とんでもない密度のアクションで展開する本作は、一度観ただけで(もしかしたらセリフがナシでも!)すべてを理解できる単純明快さがありながら、何度も観るたびにいろいろ考察ができる深さがあり、それでいてやっぱり頭空っぽで「ヒャッハー!」と楽しめる。

 さらには、殺伐とした世紀末の荒野のドラマを描いているのに、観終わったあとは絶望ではなく“生命力”しか感じないという“生命賛歌”であり、“女性賛歌”でもあり“ヒーロー賛歌”でもあり、“ヒール(悪役)賛歌”でもある! そしてなにより、これは“映画”でしか表現できない! こんなとんでもない映画、10年単位で観てもそう出てくるもんじゃありません。

 しかも、今年はそれだけじゃない! PS4のオープンワールドアクションとしても『マッドマックス』が登場です。

 ゲーム『マッドマックス』は、映画『怒りのデス・ロード』と同じウェイストランドを舞台に(直接的な物語的のつながりはないものの)、マックスを主人公としたドラマが展開しますが、やはり映画ファンが気になるのは“ちゃんと『マッドマックス』なのか?”というところだと思います。

 そこは心配ご無用! まず開始直後のオープニングを見て(マックスとスクロタスのバトルはある意味『マッドマックス』すぎて大爆笑)、さらに広大な荒野に走り出した瞬間に「あ、こりゃ『マッドマックス』だ!」と感じました。

 ということで、唐突ですが、電撃PSでも『マッドマックス』を讃えなければならない、という謎の使命感から生まれたこの企画。

 まず映画を観ていない人は、誌面を読んだらまだ上映中の映画館に行くか、速攻でBlu-rayを予約しましょう。映画は観たけどゲームをプレイしていないという人は、PS4のなかでもハイオク人になりましょう。

 そして両方楽しんでいる人は、シリーズ最高傑作の映画と、マックス自身になって荒野を爆走できるゲームが同じ年に体験できることに歓喜しつつ、一緒に唱和しましょう。

「What a lovely year!(なんてサイコーな年だ!)」

ウォーボーイズ・OSHO
ウォーボーイズ・OSHO

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WB GAMES LOGO, WBIE LOGO, WB SHIELD: TM & (C) Warner Bros. Entertainment Inc. (s15)

データ

▼『電撃PlayStation Vol.600』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年10月8日
■定価:759円+税
 
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