2015年10月11日（日）

【FFRK名場面】さらばヨーゼフ、おのれボーゲン！『II』の雪原の洞窟での悲劇

　スクウェア・エニックスとDeNAより配信中のiOS/Android用アプリ『ファイナルファンタジーレコードキーパー（FFRK）』の名場面プレイバックをライター・カワチがお届けします。

【名場面プレイバック＃29】
～雪原の洞窟（帰還）
おまえ　おいて　いけない

　今回は『II』に登場する仲間キャラクター・ヨーゼフの印象深い壮絶な死をお届けします。

　自分が『II』をプレイしたのはファミコンのオリジナル版ではなく、ゲームボーイアドバンスの移植版でした。

　そのため、ファミコンでプレイした方々よりも初期衝動は少なかったと思いますが、それでも自分が操作するユニットが自分の意志で行動し、その結果、死んでしまうという展開には驚きましたね。『FF』シリーズって、『II』の段階ですでにもうこんなにドラマ的だったのかと。

　特に最初の犠牲者となったヨーゼフの死は鮮明に心に残っています。ただ、このヨーゼフですが、自分の第一印象はあまりよくないんですよね（笑）。

　彼は反乱軍の総指揮・ヒルダの部下なのですが、主人公のことを本当に反乱軍の使者なのか疑っており、“セミテの滝の洞窟で強制労働をさせられている街の人々を救って来たら信用する”と上から目線で命令してくるんですよ（笑）。

　しかし、洞窟の人々を解放すると、ヨーゼフは敵のボーゲン伯爵に娘のネリーをさらわれていて脅されていたことが判明します。

　町に戻るとヨーゼフは主人公に謝罪と感謝の言葉を述べて、今後の協力を約束してくれます。いい人だった！

　その後、“女神のベル”というアイテムを手に入れるため“雪原の洞窟”に向かうことになった一行は、その地理に詳しいというヨーゼフのもとへ行き、彼に同行してもらうことに。

　ヨーゼフの案内で“女神のベル”を手に入れた一行。洞窟の入り口まで戻ってきた一行を待っていたのはボーゲン伯爵。

　なぜ彼が雪原にいたのか謎ですが（笑）、失敗が重なり、もはや帝国に帰れないという彼は用意していた岩石のワナで主人公たちを殺そうとします。

　あわや潰される！　というタイミングでヨーゼフが身をていして岩石を押さえこむ！　今のうちに逃げろという彼に、仲間のガイが「おまえ　おいて　いけない」と伝えます。屈指の名場面ですね。

　しかしヨーゼフは、娘のことを頼むと仲間たちに言い残して岩石に飲み込まれてしまうのでした……。


▲『FFRK』でもボスとしてボーゲンが登場。原作同様にケアルで自分のHPを回復してきます。

　余談ですが『FFRK』のヨーゼフの肩書は“反乱軍参謀”で、専用必殺技“反乱軍の魂”を使うと、自分が戦闘不能になってパーティ全体の攻撃力が上がります。ヨーゼフ……ッ！（涙）

　なんて書くとネタキャラっぽく見えますが、彼のレコードマテリア“連続HIT”は攻撃力が少し落ちるかわりに通常攻撃が2回となるすぐれもの。さすがはヨーゼフです！

　また、ゲームボーイアドバンス版で追加された“ソウル・オブ・リバース”にはヨーゼフとボーゲンの対決が収録されているのですが、こちらの話についてはまたの機会ということで。

　記事執筆中に『FFVII AC』のイベント“悔恨の孤狼”が開催されました。自分は『FFVII AC』が大好きで何度もこの映像作品を見直しているのでうれしい！　張り切ってダンジョンに挑戦しました。


▲自分は残念ながら合体剣1st【VII】はゲットできなかったため、フレンドさんにお借りました。強い！

　ドレスレコード“クラウディウルフ”を獲得しつつ、エクストラダンジョン［EX＋］リユニオンまでクリア。無事に記憶結晶IIの原石もゲットしました！

　追加されたティファを含め、誰にこれを使用するかはまだ悩み中です（笑）。

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