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2015年10月14日(水)

『レイヴン(RAVEN)』レビュー。充実のストーリーモードと武器/防具集めにハマる!

文:金子 光晴

 Netmarble Games Corp.が配信するiOS/Android用アプリ『レイヴン(RAVEN)』特集企画の第2回は、いち早くプレイしたライターによるレビューをお届けします。

『レイヴン(RAVEN)』

 さあ、いよいよ配信スタートしました本格アクションRPG『レイヴン』。今回は実際にプレイしてみた感想をお届けしたいと思います。

シンプルな操作システムとオートバトル

 『レイヴン』はアクションRPGなので、まずは操作感覚が気になります。操作システムは、左下にキャラクターを動かす方向キーがあり、右下に攻撃ボタンなどがあります。

 ゲーム機のコントローラーと同じように操作できるので、非常にわかりやすい。しかも基本動作の4つ(攻撃、スキル、回避、体力回復)はボタンをタップするだけ。スマホアプリに適したシンプル操作に仕上がっています。

『レイヴン(RAVEN)』
▲ゲームを始めると親切なチュートリアルで操作方法を教えてくれます。

 そして初心者にうれしい機能として、オートバトルというのがあります。画面内にあるオートバトルのアイコンをぽちっと押すだけで、勝手に敵を探して戦ってくれるわけです。アクションゲームが苦手な人でもお任せで戦ってもらえば余裕です。

『レイヴン(RAVEN)』
▲オートバトルで何もしなくても戦ってくれます。

 もちろん、難敵に挑む時や敵に囲まれた時は、オートバトルだけでクリアできない場合もあるでしょう。でも、オートバトル中も任意のタイミングで回避やスキルを使用できるのでそんな時も安心。とても柔軟に戦える仕組みになっています。

『レイヴン(RAVEN)』
▲危なくなったらポーションで体力回復させればOK。
『レイヴン(RAVEN)』
▲敵の攻撃を受けそうになったら回避。これはオートバトルでも使えるので便利です。

 腕に自信がある人はやはりオートではなく、自分で操作したほうがよいでしょう。ボスがスキルを使う瞬間にこちらがスキルを打ち込むと、ボスが一定時間動かなくなる……などといったテクニックが使えます。

 個人的にはそんなにアクションが得意でもないし、スマホで画面をぽちぽちして激しいアクションをするのも大変だなーと思うほうなので、オートバトルは非常にありがたいです。

メインストーリー以外にもさまざまなモードが

 いろいろなモードが用意されていて、飽きさせない工夫がされているのが『レイヴン』の特長ではないかと思います。どんなモードがあるのか見ていくことにしましょう。

 メインストーリーを進めるモードが“王宮”。主人公は“ヘヴンストーン”という不思議な石を巡り、冒険の旅に出ることになります。

 “王宮”モードはザコ敵を倒しつつマップを進んでいくというもの。最後に登場するボスを倒せばクリアとなり、新たなシナリオを見ることができます。1人でじっくり遊べるストーリーモードということですね。

『レイヴン(RAVEN)』
▲師匠のドミニオンとともに王宮に赴くと、女王ミケーネに出迎えられる。しかし……。
『レイヴン(RAVEN)』
▲悪魔王ルシフェルが突如現れ、王宮を襲撃。ここから主人公の長い旅路が始まります。

 しかし、ストーリーを進めるには主人公のレベルや装備を強化する必要があります。そこでもう1つ重要なのが“探検”です。

 これは1-1、1-2……とステージを進める形になっていて、各ステージにいるボスを倒せば、強力な武器や防具を入手できるというもの。

『レイヴン(RAVEN)』
▲砂漠や雪原などさまざまなステージが用意されています。

 また、“探検”ではランダムでレイドボスが出現することがあります。他のキャラクターと協力してボスを倒すと、レアな武器/防具が手に入ることも。

『レイヴン(RAVEN)』
▲巨大なドラゴンが出現。これがレイドボスっていう奴か……!
『レイヴン(RAVEN)』
▲他のプレイヤーと協力してレイドボスを倒します。ドラゴンが大きすぎて自分の姿が見えませんが、頑張って戦っています。

 この他に、プレイヤー同士で対戦できる“アリーナ”もあります。およそレベルの近いプレイヤーがマッチングされ、円形の闘技場で1対1のバトルをすることになります。

 自動でマッチングしてくれるので、初心者でもわりと気軽に対戦できるのではないかと思います。ここはさすがにオートバトルだけではきついので、腕が試されることになるでしょう。

 また、“ギルド”に加入すればギルドの仲間たちと団体戦を行うこともできます。このあたりは次回以降にくわしくご紹介することにしましょう。

『レイヴン(RAVEN)』
▲アリーナで対戦! ……して敗れた図。すみません出直してきます。

武器や防具を集めて強化する!

 『レイヴン』でプレイヤーが選べる種族はヒューマン(声優:佐々木望)、エルフ(声優:竹達彩奈)、バンゴ(声優:楠大典)の3種類。エルフは見た目通り素早いし、バンゴは攻撃重視、ヒューマンはバランス型。ここからプレイスタイルに合った種族を選択します。

 3種類と聞いて少なく感じるかもしれませんが、それぞれ装備品によって何種類もの“クラス”に派生し、攻撃方法やスキルがガラッと変わります。種族よりも武器/防具によってキャラクターの個性が出てくるわけですね。

 ちなみに装備品は1,000以上あり、星6まで強化できます。探検で強力な装備品を集めて“鍛冶屋”で強化する。武器/防具の強化は攻略面で重要なポイントになります。

『レイヴン(RAVEN)』
▲鍛冶屋で武器/防具をレベルアップできます。装備品の強化も楽しみの1つ。

初心者やソロプレイヤーにも優しいシステム

 ここまで見てきたように、『レイヴン』は初心者に優しく、間口の広いゲームなのではないかと思います。種族は3つから選べばいいし、操作システムはシンプル。しかもオートバトルもあります。

 それでいて、多彩なモードや武器/防具の強化もあって深くやり込むこともできそう。また、ソロで進められるモードも多く、じっくりプレイしたいRPG好きの人にもおすすめです。

Copyright (C) Netmarble Games Corp.

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