2015年10月15日(木)
カプコンが2016年に発売する、3DS用ソフト『逆転裁判6』の最新情報をお届けします。
『逆転裁判6』は、法廷での戦いを題材にした『逆転裁判』シリーズのナンバリング最新作。公開された情報により、成歩堂龍一と王泥喜法介、2人の主人公で物語が展開することが判明しました。成歩堂はクライン王国、王泥喜は日本を舞台に活躍するとのこと。
▲日本の法廷。 |
熱血弁護士・王泥喜法介(おどろきほうすけ)は、紅いスーツに身を包む熱血弁護士。数々の依頼をこなしていく中で立派に成長し、今では“成歩堂なんでも事務所”に欠かせない存在に。
それでも日々の発声練習を欠かさず、口ぐせの「大丈夫です!」が、今日も法廷に響き渡ります。証人のわずかなクセからウソを“みぬく”能力を持っています。
「大丈夫……大丈夫だ! 気合を入れていくぞ、王泥喜法介!」
神秘と信仰の国“クライン王国”では、国民たちが信仰する“クライン教”の影響で、霊魂や霊媒と言った概念が当たり前のように受け入れられています。古くから“死者のタマシイ”への信仰心と霊媒のチカラを中心に栄えてきたこの国では、今でも霊媒師が女王として国を治めているとのこと。
クライン教は、祖先の霊魂を信仰する宗教であり、霊媒とも深く関係があります。クライン王国のほぼすべての国民が信徒です。ジーイン寺院の中にクライン大法廷があり、ここでは霊媒の力によって下される≪御魂の託宣(みたまのたくせん)≫で判決が決まる、弁護士不在の裁判が行われているとのこと。
放浪の検事・亜内文武は、日本の法曹界を追い出され、流れ着いたクライン王国で幅を利かせるベテラン検事。クライン王国で検事に就任後、無敗を誇り、今では主席検事にまで上り詰めています。
ネチネチしたしつこさは相変わらずで、不慣れな土地で戸惑う成歩堂をこれ好機と容赦なく追い詰めます。
「ククク……その得意げな顔……なんとバカバカしい顔なのか。オカシクて仕方がないですなあ」
クライン王国の姫巫女レイファ・パドマ・クラインは、成歩堂が訪れたクライン王国の姫巫女で、神聖で厳格な雰囲気を持った少女。
“霊媒”の力により被害者の“死の直前の数秒間”の記憶を映し出し、死者の言葉を代弁する≪御魂の託宣≫を執り行います。クライン王国の法廷の判決を決定づけるその能力で、成歩堂龍一の前に立ちはだかるとのこと。
「≪御霊≫が告げるのは、真実。それをワラワが代弁してみせよう!」
レイファは、霊媒の力を使って≪御魂の託宣≫の儀式を行います。この儀式は、クライン王国の中でも限られた者にしか執り行えないもので、儀式の際にレイファが踊る“奉納舞”はとても優雅で神秘的です。
舞が終わると、クライン大法廷の中央に座す水鏡の水面に被害者の死の直前の数秒間が映し出されます。
▲姫巫女レイファによる神聖な舞≪奉納舞≫。 |
水鏡に映し出された映像には、文字も浮かび上がっています。その時死者が感じた五感が文字となって現れているのです。レイファがそれを読み解き、託宣、いわゆる“神のお告げ”を行います。
映像は死者が見たものがそのまま映し出されるので、覆ることなど到底ありえません。特に、信心深いクライン王国の巫女とあれば、疑う余地など全くないのです。
▲真実を映し出す≪御魂の託宣≫をどうやって覆すのでしょうか? |
被害者が、その絶命の瞬間に見た映像を元にレイファから下される≪御魂の託宣≫。完璧な証拠に見えますが、映し出されている映像とレイファの託宣には、ムジュンがあるようです。映像と文字、そしてレイファの託宣のムジュンを指摘して、真実を浮かび上がらせましょう。
▲上画面には被害者の見た映像と感覚を表す文字、下画面にはレイファの託宣が表示されています。まずは、映像とムジュンする託宣がないか、じっくり見てみましょう。 |
▲被害者の感覚とムジュンする託宣を見つけたら、“託宣決定”を行い、感覚を“つきつける”のです。映像は何度も見直せるとのこと。 |
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
※画面は開発中のもの。
データ