2015年10月27日(火)
カプコンが基本プレイ無料でサービス中のPS4/PS3/PC用ソフト『ドラゴンズドグマ オンライン(DDON)』の連載企画がスタート。第1回は、『DDON』にどっぷりとハマっている覚者(プレイヤー)のKanon Hibikiが、本作のさまざまな魅力を語っていきます。
アーリーアクセスが開始になった8月27日からプレイを始めてから約1カ月ちょっとの期間、ほぼ毎日レスタニア大陸の覚者となっているKanon Hibikiです。プレイ時間は200時間を超えています。
このテキストを執筆している、シーズン1.1アップデート直前時点での状況ですが、シーズン1.0のコンテンツはメインクエストをクリアし、エリアランクを1.0の最大まで上げました。メインジョブのハンターはレベルキャップの40に、そのハンター用のシーズン1.0の最強装備がすべてそろっている状態です。でも、それでも実はまだまだやり込みとしては不十分で……もっと、もっと遊ぶ時間が欲しいっ!
▲執筆時の装備。LV.40装備を作ることはできたのですが、強化がまだまだ。シーズン1.1までにはもっと強化したいと思っていました。 |
▲ジョブはハンターとソーサラーのレベルが高く、その他のジョブは軽く触った程度です。 |
今回は、公私を忘れて本作を楽しんでいる私が「『DDON』のどこに魅力を感じたのか?」というポイントを紹介していきます。
まず、キャラメイクの項目がホントに細かく、理想のキャラクター作成ができるのがスゴイ! これは『ドラゴンズドグマ』シリーズの特徴でもありますね。
たとえば“目”の項目だけ見ても、目のパーツが20種類あり、それぞれ瞳の大きさ、目の大きさ、目の角度、目の間隔、目の高さ、目庇の高さを設定可能です。さらに眉や鼻、口、耳と顔の細かい部分を設定できます。
誰でも簡単に美男美女を作れますし、自分や有名人に似せたり、かなり変わったキャラまでこだわればどこまでもいける感じです。
「細かいところまで設定しなくていいよー」という人には、あらかじめ設定してある“デザイナープリセット”を使って微調整するのがオススメですね。
▲長く使うキャラだけに見た目にはこだわりたいところ。じつは私のキャラもデザイナープリセットから調整したものなんですけど、とても気に入ってます。 |
『DDON』では最初からファイター、ハンター、プリースト、シールドセージの4種類のジョブが選べます。さらにゲームを進めていくとシーカーとソーサラーが選択可能に。
実際にプレイしてみると、ジョブによってかなり操作感や立ち回りが違っているんですよね。だから、ジョブを変更すると同じモンスターを倒すだけでも、違う楽しさが味わえます。1つのジョブをがっつりとプレイするのもいいんですが、いろいろなジョブを遊んでみて自分に合ったものを探すのもオススメです。
▲ハンターは弓で敵と距離をとりながら立ち回るのが主流。狙いを正確に定めて撃つのはもちろん、もっともダメージを与えられる適性距離を維持しつつ、矢の残数を確認して装填するのも重要です。 |
▲魔法で攻撃できるソーサラー。強力な魔法ほど詠唱に時間がかかりますが、それを補ってあまりある火力が魅力です。詠唱中にコマンドを入力すると威力が上がる要素もあり。 |
他のプレイヤーと4人パーティーを組んで冒険できるのも、本作の大きな特徴。特に大型モンスターは、同じレベル帯の場合は1人で倒すのはかなりキツイので、パーティーを組むようになります。
プレイヤーとパーティーを組んでプレイしている場合は、HPが0になっても一定時間内なら助け起こせるので、少し格上の相手と戦うこともできるのがいいんですよね。
相手を状態異常にして一気にゆさぶったり、気絶状態にしてダウン時のダメージを上乗せしたりなど、息の合った連携プレイができた時はかなり気持ちいいんですよ!
▲大型モンスターを倒すクエストは4人プレイがほぼ前提になってきます。力を合わせて立ち向かいましょう。 |
4人パーティーを組みたい時に、いつも冒険に行くフレンドがいないこともありますよね。そんな際に便利なのが“クイックパーティー”機能です。これで“レスタニアニュースで遊ぶ”を選ぶと、行きたいクエストを指定してパーティーを自動的に組んでくれるのです。
また、パーティーメンバーとのコミュニケーションも“定型文チャット”をショートカットに入れておけば基本的にはOKです。
定型文の中には、ボイス付きのものが多いのもいいところ。戦闘中はチャットウインドウに目がいかないこともあるので、それで注意をうながしたりできるのも便利です。
また、クイックパーティーでのプレイは、1回クエストをしたら解散……ということも多いのですが、同じクエストを繰り返しやりたいときはメンバーに相談すればOK。これも定型文に“もう一度行きませんか?”があるので、それをポチッとするだけ。応じてくれるかどうかは相手しだいですけど、ほぼキーボードを触らずにパーティープレイができるというのは、遊んでいて結構うれしいところでした。
▲私が現在使っているチャットのショートカットメニュー。基本はあいさつと“ありがとう”、“こっちです”があれば十分です。“えっ”や“私が!”も使いどころが多かったりします。 |
8人でパーティーを組んで挑む“グランドミッション”も『DDON』を語るうえでなくてはならない要素ですね。グランドミッションでは、大型モンスターが一気に複数出現したり、オーク族の強力なモンスターが出たりと8人で挑むにふさわしい高難易度になっています。
8人全員で1体の大型モンスターにつかまってゆさぶったり、二手に分かれて敵の集団を撃破するなど、普段ではできない大人数ならではの立ち回りができるのがいいんです。
グランドミッションは現状では金曜日の16時~月曜日の16時までの期間限定クエストで、シーズン1.0の最終装備は“魔物のるつぼ”というグランドミッションで規定以上のポイントを獲得しないと、生産に必要な素材が手に入りません。ここに登場するエルダードラゴンはかなりの強さで、それだけに倒せたときの喜びはひとしおです!
▲シーズン1.0で最強クラスのモンスターであるエルダードラゴン。エルダードラゴンとの激闘は、今まで鍛えたキャラクターの実力試しにもってこいです。 |
これまでさんざん「パーティープレイが楽しい」と言ってきていますが、『DDON』はソロプレイも結構楽しいです。本作では“ポーン”と呼ばれるNPCの従者を連れて、4人パーティーを組むことができます。
メインポーンは自分でキャラメイクできるので、脳内でキャラ設定を考えて作るのもいいですねー。私の場合、最初のメインポーンは主人公の相棒、2人目は鍛冶屋の親父という設定になっています。
私がソロプレイをするのは、例えばちょっとエリアポイントを稼ぎたい時とか、新しいエリアをいろいろと探索して素材ポイントを見つけたりしたい時が多いですね。本作は広大なオープンワールドで構成されているので、そういった“冒険をしている感じ”もまた好きなんです。
▲ポーンはプレイヤーほどではないですが、戦力としては十分活躍してくれます。新しいジョブに変更した時などは、かなり頼れる仲間になりますよ。 |
▲ジョブ修錬で特定のモンスターを倒す時は、ポーンなしのプレイも。前はひたすら逃げ回っていたモンスターを1人で倒せるようになった場合もうれしいですねー。 |
手に入れた装備品は、1段階強化すればほとんどの装備でカラー変更ができます。同じ装備でも色を変えると見た目がかなり違ってくるので、全体の配色も合わせていろいろ悩む……というのも楽しいです。
カラー変更には“赤染めの色液”など、その色に対応した色液が素材として必要になります。これがなかなか貴重な素材なので、色変えは慎重にしたいところ。でも、かといって倉庫の肥やしにしてはもったいないので、お気に入りの装備ができたらぜひ挑戦してみてほしいですね。
▲現在は青と赤を中心にコーディネイトしてます。色別に装備を用意したくなっちゃいますね。 |
『DDON』には“フォトモード”というカメラ撮影機能があります。PS4版やPC版でしたら、その場その場でゲーム画面のスクリーンショットを撮ることが可能ですが、“フォトモード”ならカメラ位置を変えて撮影できるだけでなく、フレームを選ぶことでゲーム画面を飾って撮影できちゃいます。
仲のいいフレンドと集合写真を撮ったり、絶景を見つけてはそれを記録したり、ネタ写真を撮って公式サイトに投稿したりと、いろいろな遊び方ができますよ。
PS4版の場合、撮った写真はスクリーンショットフォルダに保存されるので、SNSに投稿したい時に便利です。
▲キノザにある温泉施設で1枚。ハートフレームは、いろいろと使いやすいですね。 |
▲集中線フレームを使ってモンスターの躍動感を表現! いろんなモンスターを撮影しに回ってみるのもおもしろそうです。 |
▲指名手配風にもできます。NPCやオブジェクトとして置いてあるものを利用するのも1つの手。 |
実際にプレイしてみて驚いた部分の1つが、プレイヤーに感情表現やポーズをとらせるエモートの種類が多いこと! 中にはかなりユニークなものも用意されているので、前述した写真撮影のときや、誰かを待っている時に使うとこれがまた楽しい。
ちなみにエモートは“ゲーム設定”で待機状態中のアクションに設定できます。私は“ポーズ・衣装自慢1”に設定してますね。
▲“ポーズ・衣装自慢1”はモデルがポーズをとっているような感じ。腰のラインがきれいに見えます。 |
▲エモートはこの他にもいろいろとあるので、実際に確かめてみてください。 |
というわけで、『DDON』の魅力を紹介してきましたが、あらためて考えるとこのゲームが基本プレイ無料で遊べるというのが、1番の衝撃かもしれません! 記事を読んでもしも興味がわいた方がいらっしゃいましたら、ぜひレスタニアの地へ足を踏み入れてみてください。そして私と一緒に冒険しましょう。
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