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2015年11月20日(金)

稲船敬二氏の最新作『Mighty No. 9』が電撃PSプレミアムイベントに出展! これが日本のインディーだ!!

文:まさん

 株式会社comceptが、北米で2016年2月9日、全世界で2016年2月12日に発売を予定している、PC/PS4/PS3/Xbox One/Xbox360/Wii U/PS Vita/3DS用タイトル『Mighty No. 9』。本作は、コンセプター・稲船敬二さんが手掛ける3D横スクロールアクションの最新作として、各地で話題をさらっている作品です。

『電撃PS』

 その期待値は高く、クラウド・ファンディングサイト“Kickstarter”で資金を募集したところ、当時の日本最高額となる約4億円もの資金調達に成功。インディーゲームの枠を超えた大掛かりなプロジェクトとして、今も全世界が発売を待ちわびています。

 自分も、そんなファンの1人でインディーゲームのイベントで展示されるたびに、会場内の試遊版をプレイするほど。発売日を待ち続けて見えない涙をいつも流していたわけですが、そんな『Mighty No. 9』が、なんと12月12日(土)に開催される電撃PlayStationの招待制特別イベントに出展されることが明らかになりました。

 というわけで、今回は今注目のインディーゲーム『Mighty No. 9』について、語っていこうと思います!

そもそも『Mighty No. 9』って、どんなゲームなの?

 本作のジャンルは、いわゆる横スクロールアクション。グラフィックは3Dなのですが、プレイ感覚としてはファミコンやスーパーファミコンの時代に出ていた横スクロールのアクションゲームに近いです。

『電撃PS』

 ゲームは主人公のベックを操作して、各ステージの奥にいるマイティナンバーズ(ボス)を倒すことが目的になります。ベックができるアクションはジャンプとショット、ダッシュだけで、ボスを倒すと変形能力が手に入って攻略が楽になっていくという、どこか懐かしいスタイル。

『電撃PS』
『電撃PS』

 ボスであるマイティナンバーズを倒せば、それぞれに応じた変形能力(特殊武器)を手に入れることができます。自分がインディーフェスなどの展示バージョンを遊んだときは、体力の減少でボスの行動パターンも変わり、なかなか歯ごたえがありました。

 おそらく、弱点となる変形能力を使えば有利に戦えるのでしょうが、あえて使わずに挑むのも楽しそうですね。道中にも一発でやられそうな危険な“トゲ”があったり、横スクロール2Dアクションを求めている人の期待もバッチリ満たしてくれると思います。

『電撃PS』
『電撃PS』
▲変形能力を手に入れると、専用の特殊な武器を使えます。エ……アイツが倒せない! ってときに、弱点となる変形能力を使うといったこともありそうですね。

 ここまでは、億千万の想い出にあるような古き良きアクションゲームですが、本作独自のおもしろい特徴としてダッシュ&体当たりがあります。このダッシュ、単に高速移動するだけではなく、“弱った敵に”ぶつかるとセルを吸収してベックを強化することができるのです。

 この“弱った敵”というのがポイントで、ショットで弱らせてから体当たりするとセルを吸収できるのですが、弱っていないと逆にダメージを受けてしまいます。倒してしまわないように弱った状態を見極めつつ、体当たりで強化していくのは、なかなか新鮮。自分が遊んだ範囲ではやらなくても進めましたし、テンポが悪くなることもなかったです。

『電撃PS』
▲弱った敵から“セル”を吸収できる特殊なダッシュ。後半は、ダッシュと体当たりをうまく使ってパワーアップしていくことが重要になりそうです。
 

 最近は、骨太の横スクロールアクションが少なくなってしまいましたが、半年ほど前のイベントで触っただけでも手触りがよく、しっかり横スクロールアクションをしているのが好感触でした。

 まだまだ全貌は見えていませんが、稲船さん主導ということもあり、インディーゲームと呼んでいいのかどうかためらうほど、大規模でガッツリとしたタイトルになりそうなところも、期待が持てますね。

『電撃PS』 『電撃PS』
『電撃PS』 『電撃PS』

 発売は来年ですが、一刻も早く遊びたい人は、ぜひ“電撃PlayStationプレミアムイベント PS4 Winterスペシャル”の会場に来て、実際に触ってみてください。参加応募の締め切りは2015年11月24日(火)12:00までなので、まだ間に合います。下記のイベント概要を確認し、記事の最後にある“参加応募”からぜひご応募ください。

■電撃PlayStationプレミアムイベント
PS4 Winterスペシャル

●日時:2015年12月12日(土)

●場所:KADOKAWA富士見ビル
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-13-12
※会場までの交通費は自己負担となります。

お問い合わせ先:info@dps-event.com
主催:株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
運営:協立広告株式会社

人気タイトルと豪華クリエイター陣が登壇する各ステージを紹介!

【第1部】『Mighty No. 9』
定員:100名 12:00~15:00(ステージ&試遊)

『電撃PS』
『電撃PS』

 全世界のアクションゲームファンが注目する『Mighty No. 9』では、あの稲船敬二氏が登場します。自ら本作の魅力を語っていただくステージイベントは貴重な体験になること間違いなしです。本作の試遊もたっぷりと楽しめます!

●ステージ内容
“稲船敬二降臨! 自ら語る『Mighty No. 9』と2016年”

出演者:稲船敬二(comcept) 他

『電撃PS』

【第2部】『イグジストアーカイヴ -The Other Side of the Sky-』
定員:100名 14:00~17:00(ステージ&試遊)

『電撃PS』
『電撃PS』

 “死”にもてあそばれる若者たちの群像劇を描く、この冬最注目のRPG! 発売に先駆けて本作の魅力を楽しめる試遊に加え、ステージには、スパイク・チュンソフトの齊藤氏、そしてトライエースの方々をお迎えしてお届けする予定です。

●ステージ内容
“イグジストアーカイヴ発売直前重大告白!! 開発スタッフ大集合スペシャル”

出演者:齊藤祐一郎(スパイク・チュンソフト) 他

『電撃PS』

【第3部】
『GRAVITY DAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』
定員:100名 16:00~19:00(ステージ&試遊)

『電撃PS』
『電撃PS』

 PS Vitaでプレイヤーを魅了したキトゥンがいよいよPS4に降臨! 12月10日のソフト発売直後に開催される本イベントでは、初心者も体験済みの方も楽しめるステージを予定しています。『2』について、外山氏の口から語られることもある!?

●ステージ内容
“GRAVITY DAZE:重力的放談/『2』の話もするかもしれないんDAZE”

出演者:外山圭一郎(SCE) 他

『電撃PS』

【第4部】電撃PSスペシャルステージ
定員:50名
(+50名/第1部~第3部までの参加者で希望される方のなかから抽選で)
18:00~19:00

『電撃PS』

 電撃PlayStationと特別ゲストがPlayStationにまつわるトピックについて語り倒します。2015年から2016年へ、語られるPlayStationの展望に、誰もが期待高まるステージになるはず。後日発表される出演者にも要注目!

●ステージ内容
“PlayStation 4の2016年”

出演者:吉田修平(SCE) 他

『電撃PS』

 イベント参加応募締め切りは、【2015年11月24日(火)12:00】まで!

 イベント参加を希望される方は、下記の"参加応募"から、空メールを送信頂き、返信メールに記載のURLよりご応募ください。

※メーラーや携帯端末などの設定により特定のメールアドレスからのメールが受け取れない場合がございます。“wjm.jp”と“dps-event.com”のドメインからのメールを受信できるように設定していただけますようお願いいたします。


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comcept (C) 2013 - 2015 ALL RIGHTS RESERVED. (C)Sony Computer Entertainment Inc.
(C)Spike Chunsoft Co., Ltd. All Rights Reserved. Developed by tri-Ace Inc.

データ

▼『電撃PlayStation Vol.602』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年11月12日
■定価:676円+税
 
■『電撃PlayStation Vol.602』の購入はこちら
Amazon.co.jp

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