2015年11月18日(水)
セガゲームスが先日発表した新作アプリ『ぷよぷよ!!タッチ』のメディア向け先行体験会が開催されたので、その様子をお届けします。
数あるパズルゲームの中でも、“落ちもの”の代名詞といえば『ぷよぷよ』か『テトリス』ですよね。『ぷよぷよ』の元ネタである『魔導物語』を覚えている人がどれだけいるのかはさておき、キャラクターの緩さとかわいさは何年たっても色褪せません。
そんな『ぷよぷよ』シリーズの派生作品で、iOS/Android向けの新作アプリ『ぷよぷよ!!タッチ』の先行体験会レポートをお届けします。
皆さんが抱いている『ぷよぷよ』のイメージは、タネを仕込んでの大連鎖とか、“手を止めた方がやられる”的な、お邪魔ぷよのぶつけ合いでしょうか。
ところが、本作『ぷよぷよ!!タッチ』のゲーム性はスピーディなやり取りとは正反対で、じっくり思考するタイプ。シリーズで例えるなら“手数の多いなぞぷよ”といったところです。
この記事では、『ぷよぷよ!!タッチ』がこれまでの『ぷよぷよ』とどれだけ違うのかという点にスポットを当てて解説していきましょう。
擬音語で手を抜くな? いや、ごもっとも。まずは基本操作である“ぬりけし”から簡単に説明しましょう。
●ぬりけしとは?
【その1】画面を確認して、同じ色のぷよが密集しているポイントを見つけます。
【その2】ぷよにタッチして、上下左右いずれか一方向に引っ張って、隣り合った別の色のぷよを塗ります。
▲にゅ~っと引っ張って…… |
【その3】指を離して、同じ色のぷよが縦横方向(斜めはナシ)に4つ以上つながっていれば消滅します。
▲同じ色のぷよを4つ以上つなげて消すという基本ルールは『ぷよぷよ』と同じです。 |
●ココに注意!
画面内のぷよはどれでもタッチできますが、引っ張った結果、同じ色のぷよが3つ以下ならぷよは塗られることなく、ゴム紐のようにぺちんっと元の場所に戻ってしまいます。なお、引っ張れる距離はぷよ1つ分。
“基本”はたったのコレだけ。隣り合った別の色のぷよをタッチしたぷよと同じ色に塗りつぶし、4個つなげることでぷよを消していく“ぬりけしパズルゲーム”なのです。
ここからが本題。
本作には独自の要素として“矢印”が登場します。矢印のつけられたぷよを消すとビームのような何かが放たれて、一部の仕掛けやボスを除いて、直線上にあるものを消してくれます。
矢印は、ぷよを5つ以上消すことで出現。先々では矢印をうまく使って、離れ小島に配置されたお邪魔ぷよを消すやボスにダメージを与えるなど、テクニックを要するステージが登場します。
▲これが矢印の基本です。 |
▲右までいっきにぷよを消せたのがわかるかと。 |
▲写真は極端な例ですが、トリガーとなる矢印をぬりけすことで、次々と矢印に連鎖してお題をクリアできます。 |
「赤いぷよを30個消せ」など、各ステージにはさまざまなお題が用意されています。アイテムやテクニックを駆使して、画面右上に表示されている手数以内にお題を達成すればステージクリア。
参考までに、バリエーション豊かなお題の一部を紹介しましょう。
▲もっともシンプルなお題。ココロモを一定数消せばクリア。ココロモは直接塗り消すことはできず、お邪魔ぷよのように隣り合ったぷよを消すことで消滅します。 |
▲いわゆる“なぞぷよ”のように、トリガーとなる仕掛けが用意されているタイプ。簡単なように見えて、矢印を仕掛けに導くまでがひと苦労なのです。 |
▲もちろん、おなじみのお邪魔ぷよも登場します。ココロモと違って、土台となるぷよの消滅に合わせて下へと落下します。 |
▲変わり種としては、巨大な箱やボスに矢印から放たれる何かをぶつけて耐久力を0にするというお題もアリ。 |
他にも、氷漬けになっているぷよを消したり、風船を割って複数のぷよを一斉に爆破したりと、見た目にも楽しい仕掛けがいっぱい。仲間を助け出すことで使えるスキルや、矢印同士を使った高等テクニックなどもありますが、詳しくは後日紹介しますので、お楽しみに!
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