2015年11月19日(木)

PC版『白衣性愛情依存症』がクリスマス(12月25日)に発売。録り下ろしドラマCDとストーリー集が同梱

文:たけのこ

 工画堂スタジオは、Windows版『白衣性愛情依存症』を12月25日に発売します。価格はパッケージ版が8,800円(税込)、DL版が5,800円(税込)。なお販売は公式通販・Amazon.co.jpのみの限定となります。

『白衣性愛情依存症』

 本作は『ソルフェージュ』や『白衣性恋愛症候群(白恋)』といったタイトルを送り出した、工画堂スタジオ・しまりすさんちーむ制作の恋愛AVG。今年4月30日に発売されたPS Vita版を移植したものです。

 Windows版は、描き下ろしイラストの新パッケージに豪華特典が同梱された特別仕様。同梱特典は、豪華声優陣(浅倉杏美さん、加隈亜衣さん、原由美さん、田村ゆかりさん、今井麻美さん)出演の録り下ろしドラマCD“TOMORROW 2”と、今までに限定特典やWEBで公開されてきたSSと新規書き下ろし2篇を収録した小説本“パーフェクトショートストーリー集(仮”と、ファン必携の内容となっています。

 さらに携帯ゲーム機よりずっと大きな画面で原画担当・早瀬あきらさんの繊細なイラストを味わえるように、操作性もPC用にカスタマイズされ、より快適にゲームを満喫できるようになっているとのこと。

『白衣性愛情依存症』
『白衣性愛情依存症』

【ストーリー】

 舞台となるのは、帝都東京にある桜の綺麗な丘のある街“聖蹟百合ヶ丘”。看護師の登竜門“帝都看護専門学校”に入学した主人公“大幸あすか”は、よくできた妹や優秀な同級生、そして厳しくも優しい先生に囲まれ頑張っている。

 高校の時よりもずっと大変な詰め込み授業に挫けそうになったり、実習先の患者さんの優しい言葉に励まされたりと、多くの経験を通じて成長するあすか。そこで描かれるのは、学生同士ならではの青々しさ、そして2組のカップルが織りなす人間模様。

 学生なら本来許されるはずの失敗も命を扱う医療現場では、絶対に許されないという矛盾。人として当然持っている思いやりの気持ちや優しさを否定するような、看護師に求められる資質。多くの患者と向かい合い、自分の心と向かい合い、葛藤を続ける少女たち。

 これは1人の女の子の成長、光と影、彼女をとりまく個性豊かなヒロインたちとの友情物語。

【各キャラクター担当声優】(※敬称略)

・大幸あすか(声:浅倉杏美)
・大幸なお(声:加隈亜衣)
・天藤いつき(声:原由実)
・武田さくや(声:田村ゆかり)
・大原かえで(声:今井麻美)

【動作環境】

●パソコン:Windows 7、Windows 8、Windows 10(すべて日本語版)のいずれかが動作することを、メーカーにより保証されている機種。
※メーカー品以外の自作機、ショップブランドなどでの動作は保証いたしかねます。
※インストールの際、管理者権限(Administrators)が必要となります。
●CPU:2GHz以上
●RAM容量:2GB以上のRAM容量
●ディスプレイ環境:1280x720、フルカラー表示が可能な環境
●ハードディスク:約4GB以上の空き容量を持つハードディスクドライブ
●Direct X:Direct X 8.1以降
●その他:マウスおよびキーボード、インストールのためにDVD-ROMドライブ(およびそれに類するドライブ)。

浅倉杏美さん、加隈亜衣さん、原由実さんへのインタビュー

 同梱ドラマCD収録にあたり、大幸あすか役の浅倉杏美さん、大幸なお役の加隈亜衣さん、天藤いつき役の原由実さんにインタビューが行われました。

※インタビュー中は敬称略となります。

――ゲーム収録から久々なのですが、いかがでしたか?

:ゲームの時は基本1人での収録だったので、今日はみんなと掛け合いの収録ができて楽しかったです。

 発売してからのファンの皆さんからのメールやお手紙の反響をたくさん読ませていただいていていましたので、また演じられるのがうれしいなと思っていました。

浅倉:収録は久しぶりだったんですけど、いい意味であすかは変わりなく(笑)。

 今回ドラマCDではいろんなヒロインの方たちとのお話を録らせていただいたのですが、なおちゃんだけ距離が近いというか、そういうのを「懐かしいなぁ……」と感じました。

加隈:本当に久々の収録だったのですが、進めながらどんどん当時のことを思い出して行きました。今回は、なおのお話が一番最初に収録だったのですが、その後いろんなヒロインたちといちゃいちゃラブラブしているお姉ちゃんを目の前で見ていると……どんどんやさぐれた気分になりました(笑)。

 あずさん(浅倉杏美さん)が、収録のブース内で隣に座っていたんですけど、席に着いた瞬間に“がん!”と頭突きをしたりしてね、焼けるくらい他のエピソードもラブラブしてて、バッドな感じのお話じゃなかったのでよかったです。

――今日収録したCDの聴きどころは?

:いつきは王子様っぽいキャラなのですが、私も普段はあまりかっこいい王子様側をやることがなかなかなくて。でも今回は掛け合いの収録だったので、目の前でモジモジしているあすかとかが「かわいいなぁ!」って、リアルに感じながら演じることができて楽しかったです。

 そんな2人が、うまくいったりいかなかったりの恋人っぽいやりとりを注目して聞いていただきたいです。

浅倉:あすかはどのお話でも主軸にいるので、その都度、そのときのヒロインが「好きだな!」って感じているんですけど。一番最初になおちゃんのお話の収録があったので、もう、最後のかえで先生のエピソードのときは、すっかりなおちゃんのことは忘れて……。

加隈:えええ!!?

浅倉:あすかって対する相手に対して微妙に反応がちがっていて。たとえばかえで先生には結構翻弄されていることが 多くて、もやもや感があったり、いつきとはいちばん恋愛要素が多い感じで、口説かれている感じのドキドキ感ですかね。

 なおちゃんとは、かわいい妹という感の頼ったり頼られたりといういちばん素の部分が多いとか、いろんなあすかの表情が一度にみられたのが私も楽しかったので、そこを楽しんでいただけるんじゃないかと思います。

加隈:今回はめずらしくおねえちゃんが引っ張ってくれるというところがあって、なおが翻弄されている部分とかを 見ていただきたいです。他のエピソードに登場する時は……だいたい、イヤな子になっています(笑)。

浅倉:愛情が強いからね!

加隈:素直なやきもち焼きなので。

――『白衣性愛情依存症』ファンの方にメッセージをお願いします。

:いろんなパターンのきゅんきゅんが散りばめられてて、これが萌える、これが好きとか、お好みのお話が必ずあると思いますので、それを楽しんでいただけたらうれしいなと思います。

加隈:Vita版発売から時間が空いてしまっているので、きっとみなさんにとって意外なクリスマスプレゼントになるんじゃないかと思います。

浅倉:Windows版という新しい形になって、また新しいユーザーのみなさんに楽しんでいただけるということが、この上ない喜びです。

 一度手を離れた作品をもう一度演じられるというのは、ファンのみなさんの愛情があってこそだと思います。その愛情にまたお返しできるというのは、本当に幸せです。これからも引き続き、『白衣性愛情依存症』を楽しんで、応援してもらえたらいいなと思います。

田村ゆかりさん、今井麻美さんのコメント

 同梱ドラマCD収録について、武田さくや役の田村ゆかりさんと大原かえで役の今井麻美さんからのコメントが公開されました。

※インタビュー中は敬称略となります。

■武田さくや役の田村ゆかりさんのコメント

――久々に武田さくやを演じてみて、どうでしたか?

 私はさくやが大好きなので、また演じることができたのが本当にうれしいです!

――本日収録したオーディオドラマの聞き所をお教えください。

 私的には、さくや、きょうこ、ちびさくやの3キャラを演じていますので、やっぱりそこに注目していただけると……!

――『白衣性愛情依存症』の音声収録で印象に残っていることなどがございますか?

 入り込みすぎて、本当に涙が出てきちゃうことが多々あります。そういう時、涙はほっとけばいいんですが、鼻水が困ります。

 ゲームなので、自分のペースで収録できますし中断すればいいのですが、気持ち的には切りたくなかったりもして……。今回(ゲーム本編です)も泣きました。やー、泣きました。

――もしも『白衣性愛情依存症』の続編があるとしたら、どんなシーンを演じたいですか?

 さくやが消えていない世界を演じたいです。やっぱり基準となってるさくやが大好きなので。

――最後に、Windows 版発売に際してファンの皆様へメッセージをお願いいたします。

 この当たり前に不思議な世界観が大好きです。そして、さくやが大好きです。たくさんの人に、この作品を知ってもらえるとうれしいです。よろしくお願いします!!

■大原かえで役の今井麻美さんのコメント

――久々に大原かえでを演じてみて、どうでしたか?

 相変わらずのラブラブで台本をよんでニヤニヤしてしまいました。(あすか以外の)他のキャラクターとも少しだけかかわりがもてて、おもしろかったです。

――本日収録したオーディオドラマの聞き所をお教えください。

 無理やり○○させられる所でしょうか。「何で私が……」と困っているところが、想像するとかわいいなあと思いました。かわいく演じられているといいけれど。

――『白衣性愛情依存症』の音声収録で印象に残っていることなどがございますか?

 ゲームの収録の時は、取材も入っていたので、じつは内心ドキドキしていました。「取材されている方にがっかりされないように!」と気合を入れたのを覚えています。

――もしも『白衣性愛情依存症』の続編があるとしたら、どんなシーンを演じたいですか?

 『007』のボンドガールの様な立場でスリル満点な続編を!(冗談です 笑)

――最後に、Windows 版発売に際してファンの皆様へメッセージをお願いいたします。

 また皆さんが白愛の世界にどっぷり浸かっていただける作品が発売させるということで、とてもうれしく思っています。元々好きだった方も、新たに白衣性の世界に入られる方も全キャラぶん、楽しんでくださいね♪

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