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2015年12月2日(水)

江戸時代の歩きスマホは、げに命がけ。なぜかドコモが参勤交代をテーマにした動画を公開

文:あべくん

 NTTドコモは、歩きスマホ(スマートフォンの画面を見つめながらの歩行)による事故防止とマナー向上の取り組みの一環として、ユニークな啓蒙動画“歩きスマホ参勤交代/Samurai Smartphone Parade”を、YouTubeのNTTドコモ公式チャンネルにて公開しました。

“歩きスマホ参勤交代”

●動画:歩きスマホ参勤交代

 スマートフォンの普及により“歩きスマホ”による事故が年々増加し、各メディアで度々取り上げられるなど社会問題となっています。また、12月は1年で一番交通事故が多い月です(警視庁“交通事故発生状況の月別推移”より)。

 そこで、NTTドコモでは、歩きスマホ防止の啓発活動の一環として、サムライの参勤交代を舞台にしたユニークな啓蒙動画を制作。起承転結で動画の概要を解説しているので、そちらもあわせてご確認ください。

【起】

 舞台は江戸時代。

 諸大名は1年おきに江戸と領土を行き来する参勤交代を義務付けられていた。歩いて江戸まで向かうその道中は長く遠く、忍耐を要するものであったという。

 仮に、

【1】大名は籠の中でスマホに夢中で外の様子を気にかけない

【2】武士はスマホに夢中で敵や周りの様子を気にかけない

 のような設定で参勤交代が行われたらどうなるのだろうか?

“歩きスマホ参勤交代”
“歩きスマホ参勤交代”

【承】

 歩きスマホに夢中な足軽は、参勤交代の最中に、

【1】人にぶつかり

“歩きスマホ参勤交代”

【2】池に落ちたり

“歩きスマホ参勤交代”

【3】転んだりします

“歩きスマホ参勤交代”

【転】

 江戸時代の歩きスマホは、現代社会以上にリスクがあります。

【1】気づかずに、太刀で素振りをしている人に頭を叩かれる恐れがあります

“歩きスマホ参勤交代”

【2】気づかずに、敵に吹き矢で狙われる恐れがあります

“歩きスマホ参勤交代”

【結】

 歩きスマホの事故により、多くの武士が負傷してしまいました。眠りについていた大名が目を覚まし、籠の外に出ると、あぜ道にポツンと1人、取り残されました。

“歩きスマホ参勤交代”

 99%が歩きスマホを危険だと回答。73%が歩きスマホの経験あり。いつの時代でも、前を向いて歩くことが大切です。

 「皆の者、おもてをあげよ。」

“歩きスマホ参勤交代”
“歩きスマホ参勤交代”

 本動画は、スマートフォン、タブレットを中心とした消費動向や市場調査を行うMMD研究所の歩きスマホに関するデータをもとに、そのイメージを再現したものです。

“歩きスマホ参勤交代”