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2015年12月10日(木)

【電撃PS】『メイQノ地下ニ死ス』発売直前連載! 『メタルマックス』田内智樹氏が手がけるダンジョンRPG

文:電撃PlayStation

 コンパイルハートから12月17日に発売されるPS Vita『メイQノ地下ニ死ス』。本作はコンパイルハートのブランドの魔界1番館が贈るダンジョンRPGです。『メタルマックス』シリーズでおなじみの田内智樹氏がディレクターということで、注目を浴びています。

『メイQノ地下ニ死ス』
▲魔械士と呼ばれる少女がロボットを従えて冒険していきます。

 ここでは、本作の魅力を連載形式でお届け。第1回目となる今回は、『メイQノ地下二死ス』の魅力の数々を一挙に紹介していきます。

闇に支配される世界を救うべく、5人の魔械士が立ち上がる

 本作の舞台は、星の自転が停止し夜だけになってしまった、魔物が徘徊する世界です。この世界を救うためには、星の自転を司る“星のネジ”を巻く必要があります。

 プレイヤーは魔械術と呼ばれる不思議な力を使える魔械士の少女・エストラとなり、星のネジを巻く使命を果たすべく、守護神の待ち受ける4つの塔に挑みます。

『メイQノ地下ニ死ス』
『メイQノ地下ニ死ス』
▲本作で探索する4つの塔は魔械士しか入れない場所で、最上階には守護神が待ち受けています。

 魔械士は魔械術のほかにガーディアンと呼ばれるロボットのようなものを使役することができます。ガーディアンは魔械士よりも遥かに丈夫で頼りになる存在で、バトルでは彼らを中心に戦いつつ、魔械士がサポートしていきます。

『メイQノ地下ニ死ス』
『メイQノ地下ニ死ス』
▲魔械士とガーディアンはお互いが助けあって戦う相棒のような関係です。

 また、エストラのほかに星のネジを巻く使命を受けた4人の魔械士の少女たちがいます。彼女たちは同じ使命のもとに時には敵対し、時には協力しながらも、一緒に試練の塔に挑みます。

『メイQノ地下ニ死ス』
黄色の魔械士 エストラ CV:大橋彩香
『メイQノ地下ニ死ス』

 “土”属性の魔械術が得意な本作の主人公。行動力があり、困っている人を見ると助けたくなる人情深い性格。

赤の魔械士 フレア CV:雨宮天
『メイQノ地下ニ死ス』

 “火”属性の魔械術が得意な、勝ち気で自信満々な少女。エストラを含むほかの魔械士たちに強いライバル心を持つ。

青の魔械士 コニー CV:徳井青空
『メイQノ地下ニ死ス』

 “木”属性の魔械術が得意な、元気で無邪気な少女。その天真爛漫さ故かエストラたちのなかではムードメーカーのような存在。

白の魔械士 マキ CV:門脇舞以
『メイQノ地下ニ死ス』

 “金”属性の魔械術が得意な、頭脳明晰で冷静沈着な少女。その頭脳でエストラに優しくアドバイスしてくれるお姉さんのような存在。

黒の魔械士 セティア CV:赤﨑千夏
『メイQノ地下ニ死ス』

 “水”属性の魔械術が得意としている内気な文学少女。消極的な性格で、常に周囲の顔色を気にしている。

魔械士かガーディアンか、的確な行動が生死を左右する戦闘シーン

 戦闘シーンでは魔械士かガーディアンか、どちらが行動するかを選択し、選択した側のみが行動します。魔械士とガーディアンはそれぞれ取れる行動が違いますので、状況に合わせて選択していきましょう。

 ガーディアンの取れる行動は、左右の腕パーツとボディパーツのスキル、そして装備する魔宝石で決まっています。スキルには単体攻撃から全体攻撃までさまざまあるので、状況に合わせて選択していきましょう。

『メイQノ地下ニ死ス』
『メイQノ地下ニ死ス』
▲ガーディアンは防御力攻撃力どちらも高く頼りになる存在ですが、カスタマイズによってその性能は大きく変わります。

 魔械士は通常攻撃と魔械術、道具と防御を選択できます。魔械術は強力な魔法攻撃のほかに味方全体に補助魔法をかけたり回復させたりと優秀なものが多いです。

 ただし、魔械士はガーディアンと比べ防御力が低めで、行動してしまうと直接攻撃を受けてしまう可能性があります。また、魔械術は回数が決まっていますので、魔械士の行動は慎重に選択することになります。

『メイQノ地下ニ死ス』
『メイQノ地下ニ死ス』
▲魔械術ではサポートや回復など、ガーディアンにはできないコマンドでサポートします。

 また、本作では5つの属性が定められており、それらの属性には相性があります。敵の属性を見極めて攻撃や装備を変えることが重要となります。

『メイQノ地下ニ死ス』
▲弱点をついた時には“WEAK”、耐性がある場合は“RESIST”と表示されます。攻撃後の表示に注目して相手の属性を判別しましょう。
『メイQノ地下ニ死ス』
▲5つの属性はこのような関係になっています。

魔械士とガーディアン双方の相性が重要になるカスタマイズ

 ガーディアンは魔械コア、ボディ、右腕、左腕の4つのパーツで構成されています。魔械コアはガーディアンに付随する変更不可のパーツで、属性があります。コアの属性との相性によって、付属させるパーツのパラメータが増幅されるシステムです。

『メイQノ地下ニ死ス』
『メイQノ地下ニ死ス』
▲ガーディアンを構成するパーツは購入するほかに、ダンジョン内に落ちていたり、設計図を入手することで自ら作り出すことも可能です。

 魔械コアは変更できない代わりに魔宝石をつけられます。魔宝石はガーディアンの能力を強化、あるいは専用のスキルを付与するものです。コアにはレベルがあり、そのレベルを上げることでパラメータの上がり幅が広がったり、魔宝石を装備できる数が増えます。

『メイQノ地下ニ死ス』
『メイQノ地下ニ死ス』
▲魔宝石には能力上昇とスキル付与の2種類があります。能力を上げるか戦闘中に使えるスキルを増やすかは、考えどころです。

 ボディはガーディアンの基本パラメータを司るパーツです。ですので、魔械コアや魔宝石、左右の腕といった各種パーツとの相性が重要になります。また、ボディには専用のスキルを持つものも存在します。

『メイQノ地下ニ死ス』
▲ガーディアンの能力に大きく影響するパーツなので、他のパーツとの兼ね合いを考えて選びたいですね。

 左右の腕は最大3つまで攻撃スキルを持ち、ガーディアンは戦闘中このスキルを用いて攻撃します。腕には攻撃と魔攻の数値があり、それらがステータスに上乗せされます。

『メイQノ地下ニ死ス』
▲武器のなかには両腕に同じものをつけると使える両腕スキルが存在するものもあります。

 ここまでガーディアンのカスタマイズに触れてきましたが、ガーディアンの強さを決めるのはガーディアンのカスタマイズだけでなく、魔械士のカスタマイズも大きく影響します。

 魔械士には“属性ボーナス”と呼ばれる数値があり、そのぶんガーディアンの能力が上昇します。魔械士には得意な属性があるので、それに合った魔械コアを選ぶと効率がいいです。

『メイQノ地下ニ死ス』
▲魔械士のステータス画面では現在の能力や属性ボーナス、魔宝石をつけられるコスト魔械力の数値が確認可能。

 各魔械士は得意属性以外選択の余地が無いのかというと、そういうことはありません。魔械コアのところで触れた魔宝石ですが、これは魔械士にもセットできます。魔宝石には属性ボーナスを付与する効果があるので、それを利用することでさまざまな組み合わせができます。

『メイQノ地下ニ死ス』
『メイQノ地下ニ死ス』
▲マキは水の属性ボーナスが高めですが、魔宝石しだいで別の属性に寄せられます。

 また、主人公のエストラのみですが、フォームチェンジをすることができます。これは衣装を変更することで自身の属性ボーナス値を変えられるシステムで、上記の要素と合わせてかなり自由なカスタマイズが可能です。また、各フォームにはパーティ全体の能力を底上げする効果も。

『メイQノ地下ニ死ス』
『メイQノ地下ニ死ス』
▲フォームチェンジはどんな属性でも最大限に力を発揮できるようになるエストラのみに許された特権です。

 このように、ガーディアンと魔械士どちらか片方をカスタマイズするだけでなく、双方の相性が重要な点が本作のおもしろいポイント。

 いかがでしたでしょうか。連載2回目以降は、今回紹介した各要素についてさらに踏み込んだ解説をしていきます。ぜひ本作の情報に注目してみてください。

(C)2015 COMPILE HEART

データ

▼『電撃PlayStaton Vol.604』
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:株式会社KADOKAWA
■発売日:2015年12月10日
■定価:657円+税
 
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