2015年12月7日(月)
“PlayStation Experience 2015”ってどんなイベント? PSユーザーにはたまらない会場&物販レポート
『FINAL FANTASY VII REMAKE』や『二ノ国II』、『ACE COMBAT 7』などが発表され、日本でも話題になっている“PlayStation Experience(PSX) 2015”。……でも、PSXって何? という人もいるかも? ということで、どんなイベントなのかを改めて紹介します。
まずPSXについて。本イベントは2014年からはじまったSCEA主催のユーザー参加型ゲームイベントです。昨年の記念すべき第1回の会場はラスベガスでしたが、今年はサンフランシスコに場所を変えての開催となりました。タイトル通り、PlayStationフォーマットだけのタイトルを取り扱っており、PS好きにはたまらないイベントです。
アメリカで毎年開催されるE3(Electronic Entertainment Expo)は、大きな発表こそありますが、E3はあくまでもメディア・業界関係者向けのイベントで、東京ゲームショウのように一般ユーザーは参加できません。その点、PSXは有料ではあるものの、満足度は高いイベントとなっています。
来場特典がかなり豪華!
まず来場者は、PlayStationファンならひと目でわかる◯×△□のバッグをゲットできる。その中身は以下の通り。
▲PSXのキービジュアルとロゴが入ったTシャツ、ニット帽、キービジュアルポスター(豪華な筒入り)、ゲーム紹介パンフレット(84ページ)、カプコンカップのパンフレット、PS4用のストVアバターがDLできるプロダクトコード、秘密のPSサイトへのアクセスができるポストカード(北米のPSN会員向け)、PlayStationカードケース |
そして、入場者パスはPS 20周年ロゴの入ったストラップ付きのプラスチックカード仕様。じつはこれ、会場のとある場所で使うことになります。裏面には、PSXのガイドアプリのご案内。このアプリは各種イベントのスケジュールがわかるだけでなく、PlayStation VRの試遊予約をしたり、イベントと連動してデジタル特典がゲットできたりするものなので、イベントに来るなら欠かせないのです。
さらに会場内では、試遊をしたりイベントを見たりするとPlayStationコレクティブルカードがもらえます。
▲写真は『GRAVITY DAZE』(海外タイトル『GRAVITY RUSH』)のもの。非常に多くの種類があり、コンプリートするのはなかなか大変かも? |
先ほど言った入場者パスと連動した企画は、このコレクティブルカードとも関係があります。会場内には様々なところに“Check-in”コーナーがあり、そのコーナーに入場者パスをかざすと、PSNのアカウントと連動してアプリに登録されます。特定のポイントでチェックインし、コンプリートすればブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナのコレクティブルカードをゲットできるのです。会場内でチェックインコーナーを探しつつ、カードのコンプリートを目指す。それだけ1日中遊べちゃいます。
ほかにも、各ブースごとに来場プレゼントがあったりします。
▲Idea Factory Internationalのブースでもらったネプテューヌの缶バッチ。英語になっただけのはずなのに、なんかカッコイイ! |
イベントも盛りだくさん
様々な新規タイトルが発表された“Keynote”だけではなく、会場ではさまざまな展示がされています。PSX 2015の会場はMoscone Westという展示場ですが、3フロアにわたってゲームショウのようなブースが設置されています。簡単にご紹介しましょう。
■展示&ゲーム試遊
各タイトルごとに趣向を凝らしたブースが設置され、そこでは最新ゲームタイトルを思う存分遊べます。インディータイトルでは開発者と直接話しながらプレイしたり、多くのオンライン対戦プレイも。
『MLB』シリーズのブースでは、なんとバーカウンターでビールを販売。ビールを飲みながら野球観戦なんてことも! 東京ゲームショウでお目見えした『人喰いの大鷲トリコ』の超大型モニターも設置されていた。トリコも海を渡って海外の皆さんにご挨拶。
▲東京ゲームショウでお披露目されたトリコがサンフランシスコにも登場。 |
■撮影スペース
いくつかのブースでは、ゲームのキャラクターや世界観を再現。来場者へのフォトサービスを行なっていた。『アンチャーテッド』のジープやガイコツ、『DARK SOULS III』の噴水、『Destiny』のスパローなどなど。来場者はゲームの登場人物になりきって撮影ができるようになっている。
▲ヨーダと撮った写真をSNSにアップしたら、『ディズニーインフィニティ』のダース・モールフィギュアをもらえちゃいました! |
■物販コーナー
飲食はもちろんだが、ゲームイベントならではの物販コーナーも設置。PlayStationの物販コーナーには長蛇の列ができ、ここでしか買えないTシャツやバッグ、PS4のHDDカバーやフィギュアなどなどを販売。
スクウェア・エニックスのブースでは、40ドル以上の購入者に『FINAL FANTASY VII REMAKE』の北瀬さんと野村さんのサイン入りポストカードをプレゼントするなど、かなりレアなものも。
ほかにも、イベントの期間中にゲームの様々なトークショウを行うコミュニティセッションステージやPlayStation VRの試遊体験コーナー。 さらに現地6日には世界一強い者を決めるカプコンカップファイナルが開催されるなど、どこから遊んでいいのかよくわからなくなるほど。
PSXの初日はなんと22時までたっぷり開場。さらに2日目も、試遊スペースなどは18時までだが、カプコンカップは22時頃まで開催予定となっている。朝から寝るまでPlayStationのゲームにハマれる、そんなイベントになっています!