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2015年12月10日(木)

PS Vita『勇者死す。』ではかつての仲間が敵に? 5日間をのんびり過ごせる新システム釣りの情報も

文:喜一

 日本一ソフトウェアは、2016年2月25日に発売するPS Vita用ソフト『勇者死す。』の新情報を公開した。

『勇者死す。』
『勇者死す。』

 本作は、独自のゲーム性を持ったタイトルを世に送り出し続けているゲームデザイナー・桝田省治氏が描く“ありそうでなかった”を体験できるタイトルだ。音楽に伊藤賢治氏、キャラクターデザインにはクロサワテツ氏といったクリエイターが参加する。なお、2007年~2012年にはケータイアプリとして配信されていた。

 この記事では、勇者に与えられた5日間にふりかかる展開や新システム、登場キャラクターなどを紹介する。

繰り返される似て非なる5日間

 勇者は神様から5日間の命を与えられ、自分の救った世界を見て回ります。この5日間の過ごし方に決まりはなく、世界を冒険するのも、ヒロインたちの問題を解決するのも、何もせずに時間を持て余すのも自由な設計になっている。

 『勇者死す。』は、このような5日間を何度も繰り返すのだが、ゲームシステムや複雑に絡み合う物語により、毎回異なる冒険ができる。

●限られた時間を有効に使おう

 勇者に与えられた時間はたった5日間。さまざまな問題を解決するためには、限られた時間を有効に使う必要がある。『勇者死す。』では、この時間の使い方がもっとも大事な要素のひとつとなっている。

 ちなみに、ゲーム内の1日は約1時間で進むので、1周(5日間)は5時間程度のプレイ時間で経過する。

『勇者死す。』

・弱体化と疲労度

 本作では時間が経つにつれ、勇者がだんだんと弱くなっていく。よみがえった直後の勇者は魔王を倒した時のステータスを引き継いでおり、最強の状態だ。

 しかし、日を追うごとに弱体化が進み、ステータスが低下し、魔法を忘れ、重い装備も使いこなせくなり、雑魚モンスターにさえ苦戦するほどになる。この勇者の弱体化の進行度合いには“疲労度”が関係している。

『勇者死す。』

・疲労と弱体化

 勇者には“疲労度”というステータスがあり、この“疲労度”は時間の経過とともに蓄積されていく。

 “疲労度”がたまっていると、勇者が弱くなるスピードが速まる。5日間まったく休まないと、勇者の最大HPが1になるほど弱くなってしまう。勇者の弱体化を少しでも食い止めたい場合は街の宿屋やキャンプで休憩をして、“疲労度”を回復させよう。

 ただし、休憩をすると時間が経過してしまう。勇者のステータスをとるか、貴重な時間を確保するかで、物語の進行にも影響がでる。

『勇者死す。』
『勇者死す。』
『勇者死す。』

・移動手段

 時間がもっとも掛かるのは、街から街、街からダンジョンといった移動だ。こうした移動の手段は“お金はかからないが時間のかかる徒歩”、“お金は掛かるが時間を節約できる馬車”、“お金も時間も掛からないがMPを消費する魔法・購入にお金が掛かるアイテムによる移動”と、いくつかある。

『勇者死す。』

 冒険の目的にあわせて、移動手段を選択することも大切になっている。

『勇者死す。』
『勇者死す。』

●勇者の身に降りかかる選択と展開

 勇者は命を与えられた5日間の間に多くの選択をすることになる。選択によっては思いもよらぬ展開が待ち受けていることもある。

・フローラとの結婚!?

 フローラは勇者との結婚を望んでおり、勇者にレアアイテムを譲ることと引き換えに結婚を持ちかけてくる。承諾をすると、王族になるので葬式も豪華になるかも!?

『勇者死す。』
『勇者死す。』

 フローラがくれるアイテムを他のヒロインが欲していたり、ストーリー進行のために必要なアイテムであることもある。とりあえず“結婚する”というのも選択肢ではあるが、他の仲間がどう思うかはわからない……。

『勇者死す。』
『勇者死す。』
『勇者死す。』

・かつての仲間との戦い

 選択次第では、魔王討伐時の仲間と戦う場合もある。味方なら頼もしいが、敵にしたら手ごわい相手。弱りゆく勇者にかつての仲間と戦う力があるのだろうか。

 ゾロは己の力の証明のため、リューは木を守るためにかつての仲間である勇者と戦う。

『勇者死す。』
『勇者死す。』

・捕われのヒロイン

 勇者とかかわりを持ったヒロインが国の転覆をたくらむ反乱分子として逮捕されることがある。捕まっている間は、ヒロインとのイベントは進行しない。

『勇者死す。』
『勇者死す。』
『勇者死す。』

 捕われたヒロインを勇者の力で助けることもできるが、いくら英雄だからといって容疑者を勝手に助けてもよいものなのか……。

・魔王も復活?

 魔王は自らが復活をほのめかすセリフを残す。本当に復活するのであれば、再び勇者は魔王と戦うことになるのだろうか。

『勇者死す。』

 また、何者かが魔王の復活をたくらんでいるという噂が流れている。

『勇者死す。』

・プレゼント

 仲間になったパーティメンバーには装備などのアイテムをプレゼントできる。受け取ったキャラクターが気に入れば、その装備を使ってくれる。

『勇者死す。』

 勇者は衰弱が進むと重い装備を使いこなせなくなるので、勇者を目指すヨナにプレゼントするという選択もあるが、勇者の装備は高く売れるので資金にするという選択もある。

『勇者死す。』
『勇者死す。』

・真紅のバラ

 プレゼントできるアイテムは装備品だけでなく、“真紅のバラ”を贈ることもできる。赤いバラの花言葉は“あなたを愛しています”。女性キャラに渡したら新しい展開を迎えられそうなアイテムだ。

『勇者死す。』
『勇者死す。』
『勇者死す。』

・勇者の子どもを残す

 5日間の中で特別仲よくなったヒロインと子どもを残すことができる。勇者の子どもを宿したヒロインが葬式でどのような言葉を勇者に贈るのだろうか。

『勇者死す。』
『勇者死す。』
『勇者死す。』

新システム

 PS Vita版『勇者死す。』では時間をほぼ無駄に過ごす要素として、新たに“釣り”が追加される。

●釣り

 神様より与えられた貴重な5日間を釣りをして過ごせる。この釣りは基本的に釣りをするだけのもので、魚を釣ったとしても何かの問題が解決されるわけではなく、ただ時間が流れ、釣った魚の記録が残るだけのシステムとなっている。

 釣竿を持っていれば、世界中のいたるところで釣りができる。釣りをしていなければ聞けないセリフもある。何かに追われることなく、釣りをしながら残された時間をゆっくりと過ごすのも一興かもしれない。

『勇者死す。』
『勇者死す。』
『勇者死す。』

魔王亡き後の魔物たち

 本作では魔王が討伐されても、すべての魔物がいなくなるわけではない。森や洞窟、廃墟など、世界各地に魔王軍の残党が落ち延び、中には人間や亜人種たちの生活圏を脅かすような場所にはびこる魔物もいる。

『勇者死す。』
『勇者死す。』

 生き残った魔王の配下の中でも、実力があり、魔王亡き後も猛威を振るう2体の魔物を紹介しよう。

●ブラッディ

『勇者死す。』

「この坑道にお前の血で真っ赤な池を作ってやるぜ!!」

 粗暴な性格や荒々しい言動が目立つが、個の能力が高く、戦時中は魔王を守る役目を与えられていた魔物。魔王ギールへの忠誠心が高いため“魔王の番犬”と呼ばれていた。

 戦後はナオミたち鉱山の民、穴民(あなたみ)が仕事場としている坑道に棲みついている。

 戦後、坑道に棲みついたブラッディは、穴民に大きな被害をもたらしている。そこでナオミから“ブラッディを倒してほしい”と頼まれる。魔王を倒した直後の勇者ならば、難なく倒せるが、弱りきった状態だと苦戦を強いられることになる。

『勇者死す。』
『勇者死す。』

●バルドス

『勇者死す。』

「嵐を止める方法はひとつ。貴様の命、我に差し出すがいい!!」

 忠義と名誉を重んじる魔物の武人。魔王が討たれたとの報を受けると、1人死に場所を求め、とある洞窟に流れ着く。魔王を倒した勇者や同胞を倒した人間、亜人種を怨み、周辺海域に嵐を巻き起こし、航路をふさいでいる。

 バルドスがいる洞窟は地理的には離れた街と街をつなぐ航路に影響を与えやすい場所に位置している。バルドスを倒すと、この航路が使えるようになり、より効率的な移動手段を得ることができる。

『勇者死す。』
『勇者死す。』

※画面は開発中のもの。
(C)2016 Nippon Ichi Software, inc.
(C)G-MODE, Shoji Masuda/Pyramid

データ

▼『勇者死す。』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:RPG
■発売日:2016年2月25日
■希望小売価格:6,458円(税込)

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『勇者死す。(ダウンロード版)』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS Vita
■ジャンル:RPG
■配信日:2016年2月25日
■価格:5,143円(税込)

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