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2015年12月19日(土)

美少女×麻雀=普通かと思いきや!? 『スケ雀刑事』の1人用に特化した遊びやすさを高評価

文:イズミン

 Hot&Coolが2016年1月配信予定のiOS/Android/PC(Yahoo!ゲーム)用ゲーム『スケ雀刑事』のレビューをお送りします。

『スケ雀刑事』

 『スケ雀刑事』は、麻雀をベースとした新しい麻雀バトルゲームです。プレイヤーは“スケ雀刑事チーム”のチーフとなって100人以上のキャラクターからチームを組み、事件を解決していきます。

 先日、リリース前のゲームを体験する機会があり、いろいろな要素を遊べましたので、その感想をお届けしていきます。

 個人的には“美少女+麻雀”と聞いた時点では、なんだかよくあるタイプかなと思ってしまったのですが、実際に遊んでみてビックリ!

 麻雀ゲームなのに対戦相手がおらず)、1人でじっくりと手作りを楽しめるゲーム性になっていました。まあ、厳密には敵がいて戦うことになるのですが、そのあたりはこれからきちんと紹介していこうと思います!

■スタッフ(※敬略称)

・プロデューサー:斉藤祐志(代表作『ボンバーマンオンラインJapan』他)
・ディレクター:對馬勝
・チーフプログラマー:渡邊剛
・チーフデザイナー:藤本大治郎

好みのキャラクターでチームを編成

 まずは麻雀ゲーム部分の前に、かわいい女の子たちの紹介から。本作には100人を超える魅力的なキャラクターが登場します。メインキャラや高レアリティのキャラクターは、Live2Dによりカワイク動きます。

『スケ雀刑事』
▲ストーリー中も動いてくれます。カワイイ!
『スケ雀刑事』
▲東雲万紀(声優:佐倉綾音)
『スケ雀刑事』
▲丸山みなみ(声優:中原麻衣)
『スケ雀刑事』
▲竹井西里奈(声優:植田佳奈)
『スケ雀刑事』
▲北方字美(声優:桑谷夏子)

 キャラクターにはそれぞれ、“萬子”、“筒子”、“索子”、“字牌”の4種類の属性が存在し、その属性の牌を引くと、必殺技のカウントが減っていき、カウントが0になると使えます。

 必殺技には攻撃力の上昇やHPの回復など、RPGらしい必殺技の他にも、ツモ回数増加や最後のツモ牌が必ず上がり牌になるという麻雀らしいものまでそろっていました。

『スケ雀刑事』
▲丸山みなみちゃんは“筒子”属性。服も筒子に多い青色ですね。
『スケ雀刑事』
▲北方字美さんは“字牌”属性です。作りたい役に合わせてキャラクターを選ぶというところも楽しみの一つでした。

 また、キャラクターごとに配牌されやすい牌が決まっていて、組み合わせによって染め手で待ちやすい配牌から、三色同順、果ては国士無双を組みやすくなる配牌にすることも可能です。

『スケ雀刑事』
▲属性は“萬子”が赤、“筒子”が青、“索子”が緑、“字牌”が紫で表示されます。
『スケ雀刑事』
▲属性で合わせるとイメージもかなり変わります。
『スケ雀刑事』
▲チーム編成はマンガのコマのように表示されるので、配置にもこってみたくなります。
『スケ雀刑事』
▲こちらは属性バラバラの場合の配牌です。いかにもって感じの配牌です。
『スケ雀刑事』
▲こちらは“筒子”属性の時のもの。かなり偏ってます

 実際の麻雀では運にまかされる要素が、キャラクターによって操作できるため、普段はほとんど和了できない僕にはかなりうれしい点でした。

 もちろん、配牌されやすい牌を考えずに好きなキャラで編成しても、特定の牌が出なくて不利になることがないので、高い自由度を感じました。

敵に麻雀牌をぶち当てる!? 新感覚の麻雀バトル

 バトル画面はかなりシンプルで、自分の手牌とデッキの他、必殺技までのカウント数、敵キャラクター、ドラと次のツモ牌が表示されます。

 バトル中は、敵がリアルタイムで近寄ってきて、一定の距離まで近寄られるか、引く牌がなくなって流局してしまうとダメージを受けてしまい、こちらのHPが尽きるとゲームオーバーになります。

 対抗策の1つは、捨て牌を敵に投げつけて攻撃すること。こうして敵との距離を離して、時間を稼ぐことができます。

 ただ、牌をぶつけるだけでは大きなダメージは与えられません。というわけで、役を完成して和了すると、役に応じたダメージを与えることができます。こうして、敵を倒すと勝利です。

『スケ雀刑事』
▲バトル開始画面。風牌は黄色、ドラは赤くなって表示されます。
『スケ雀刑事』
▲敵はこれくらい近寄ってきます。近い! 近いよ!
『スケ雀刑事』
▲和了するとちゃんと点数表示も出ます。現実でもこれくらいの役で和了できたら……。
『スケ雀刑事』
▲体験中の最高値。ここまでくると爽快感もかなりのもの。気持ちいい!

 他の麻雀ゲームとは異なり、ゲームで役を作るのはプレイヤーだけとなっており、麻雀によくある“高い役を作ろうとしたら相手に和了される”ことがなく、気が済むまで高い役に挑戦できます。

 また、自分しか手牌に触らないため、“フリテン”で和了できないということにもなりませんが、“ポン”、“チー”、“ロン”といったルールも存在しない点には注意が必要です。

 とはいえ、鳴きの要素がなく、ツモ和了のみという点を除けば、あとはもうしっかりとした麻雀ゲームです。和了できる役と高得点な役のどちらを選ぶか、どうやって手作りを進めていくかという、麻雀の醍醐味はしっかりと味わうことができました。

 配牌や相手の和了など、麻雀のストレス部分を排除しつつ、高い役を和了するという麻雀の醍醐味や爽快感は残されており、麻雀を知っている方やこれから始める方にも“麻雀って楽しい!”と思えるゲームだと感じました。

 美少女キャラもポイントですが、空き時間でさくさくできる良質な麻雀ゲームというところを高評価したいです。麻雀が好きな人ほど、すぐにはまれると思いますよ!

 余談ですが、お土産には特製のクオカードをもらいました。とてもカワイイので使うのがもったいないです!

『スケ雀刑事』

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データ

▼『スケ雀刑事』
■メーカー:Hot&Cool
■対応端末:iOS
■ジャンル:テーブル
■配信日:2016年1月予定
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『スケ雀刑事』
■メーカー:Hot&Cool
■対応端末:Android
■ジャンル:テーブル
■配信日:2016年1月予定
■価格:基本無料/アイテム課金
▼『スケ雀刑事』
■メーカー:Hot&Cool
■対応機種:PC
■ジャンル:テーブル
■配信日:2016年1月予定
■価格:基本無料/アイテム課金

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