2015年12月16日(水)
重厚感バツグンのMS戦が楽しめる『機動戦士ガンダム バトルオペレーション(以下、バトオペ)』では、12月17日より年末年始の特大キャンペーンが実施予定。
なかでも注目なのが、キャンペーン中の週間任務報酬で設計図が手に入るガンダム4号機、ガンダム5号機、アクト・ザク指揮官用の3機のMS。今回の記事では、その3機にいち早く搭乗してきた3人による座談会をお届けする。
少将A:開戦当初からの『バトオペ』プレイヤー。攻略スタッフのまとめ役でもある。
大佐B:少将に上がると途端に戦績が落ちる。昇格回数“だけ”は誰にも負けない。
少佐C:上の2人よりも少し遅れてプレイを始めた。基本的にはマイペース。
A:いつかは来ると思っていたが、ついにガンダム4号機の登場か。
B:毎年年末年始はキャンペーンの報酬が豪華だけど、今年もすごかったね。
C:ガンダム4号機にガンダム5号機、それにアクト・ザク指揮官用の3機。これだけ一気に来ると、ヘタしたら年末年始で『バトオペ』の最前線の環境が一新しますよ!!
B:で、やっぱり今日は3機とも座談会で語っていくんだよね?
A:ああ、長丁場になるぞ。覚悟しておけ。
C:お茶とお菓子も用意したので準備は万全です。ではガンダム4号機に搭乗した感想から話していきましょうか。
▲こちらがLV1時のガンダム4号機のスペック。ややスピードに難があるが、高コストMSならではの高い能力を誇る。 |
B:このガンダムすごいよー! さすがマドロックのお兄さん!!
C:その思いついたことをとりあえず言ってみるのやめましょうよ。とはいえ、マドロックはガンダム6号機。たしかに4号機はマドロックのお兄さんといってもいいのかもしれません(笑)。
A:高コストだけあって非常に優れた性能のガンダム4号機だが、なかでも射撃補正がすさまじいな。
C:連邦軍でLV1時のコスト400の汎用型というとジーライン・スタンダードアーマーが該当しますが、このMSの射撃補正が73ですね。
B:そのぶんジーライン・スタンダードアーマーの格闘補正が73なのに対してガンダム4号機は53。そう考えると、極端に射撃戦に特化した汎用型といったところなのかな。
A:おそらくはそういう設計だろう。なにせあの……。
B:メガ・ビーム・ランチャーだよね! あの威力はすごかった。
▲ガンダム4号機の副兵装の1つ、メガ・ビーム・ランチャー。この威力が射撃補正112のMSから放たれる。 |
C:1発当てれば並のMSなら致命傷レベルでしたね。
B:ジオン軍での試遊もしたけれど、正直ガンダム4号機がこの兵装を構えているだけで怖かったよ(笑)。
A:しかも、チャージ可能というところに驚いたな。
C:開発スタッフさんに聞いたところ、フルチャージしたときの威力は8,000らしいですよ。
B:ジムWD隊仕様の初期試作型ビーム・ライフルを彷彿とさせる数字だね。
A:フルチャージを敵拠点に当てたときもすごかったな。なにせ拠点の耐久値が一撃で半分なくなったのだから。
▲たった1発の射撃で敵拠点がこのとおり!! |
B:ただ、チャージ時間が異常に長いんだよね。計りそびれたけれど、20秒は超えていた気がする。しかもチャージ中は移動できないし。
C:さすがにあの兵装が移動しながらチャージできたらまずいですよ(笑)。
A:長いといえばリロード時間も長かったな。さすがに連射できるような兵装ではないようだ。
C:こちらも開発スタッフさんに聞いたのですが、メガ・ビーム・ランチャーは一応リロード時間を設けてあるものの、実質1発撃ち切ったらもう使えない兵装という位置づけだそうです。
B:ただ、ジムWD仕様の初期試作型ビーム・ライフルと違ってメガ・ビーム・ランチャーはあくまで副兵装。撃ち切ったあともガンダム4号機は十分に戦えるよね。
C:そうですね。頭部バルカンはともかくとして、ビーム・スプレーガンに近い感覚で使えるハンド・ビーム・ガンや威力1,750のビーム・サーベル。さらに主兵装としてハイパー・バズーカと新兵装のハイパー・ビーム・ライフルが選べますから、汎用型としては十分な立ち回りができるかと思います。
▲ハンド・ビーム・ガンは射程距離が短めのビーム兵器。よろけた敵機への追撃に最適だ。 |
B:そういえば、ずっとハイパー・ビーム・ライフルを使うの忘れてた!! どんな性能だった?
A:一言でいうなら、ガンダムのビーム・ライフルの強化版といったところかな。
C:LV1のハイパー・ビーム・ライフルはチャージせずに連射していると3発でオーバーヒートしましたね。
A:ところでハイパー・バズーカを使った場合、ハイパー・バズーカでよろけた敵機にハンド・ビーム・ガンで追撃とかできるのか?
B:うーん一応追撃はできた気はするけれど、そんなにスムーズじゃないね。通常のMSよりも副兵装が多いのが原因かな。
C:たしかにとっさのときに「使いたい兵装は何番目だ!」って思うことはありましたね。
A:スピードやスラスターが控えめで“緊急回避制御”がないことも含めると、やや取り回しが悪い代わりに射撃の威力が破格といったMSのようだな。
C:4号機のことはこのへんにして、ガンダム5号機の感想も話していきましょうか。
▲こちらがガンダム5号機のスペック。こちらもガンダム4号機と同じくスピードやスラスターだけは控えめだ。 |
B:ガンダム5号機はガンダム4号機と違って扱いやすいMSだったね。
A:少し触れれば各兵装の使い道がわかりやすいのも印象的だったな。
C:中距離戦はハンド・ビーム・ガンでこなして、近づいたらビーム・サーベル。ダウンさせたらジャイアント・ガトリングで追撃というのが基本になりそうですね。
▲ジャイアント・ガトリングは集弾性が高く、脚部などの部位破壊などに最適。 |
B:そういえば、兵装のラインナップがガンダム4号機とほぼ同じだよね。
▲ガンダム4号機とガンダム5号機の副兵装は、威力などが異なるものの、1つ以外すべて同じものだ。 |
A:メガ・ビーム・ランチャーとジャイアント・ガトリングが違うくらいだな。あとはガンダム4号機がハイパー・バズーカを装備できるのに対して、ガンダム5号機はハイパー・ビーム・ライフルしか装備できないといった程度だ。
C:ただ、同じハンド・ビーム・ガンでもかなり性能が違いましたね。こちらは4連射してもまだ半分以上エネルギーが残っていました。本当は何発でオーバーヒートするかを確認したかったのですが、後ろからBさんのメガ・ビーム・ランチャーが飛んできて……。
B:「射線上に入るな」って私言わなかったっけ?
C:言ってません。
B:てへぺろ。
▲ガンダム5号機のハイパー・ビーム・ライフルもフルチャージして放てば、敵機をよろけさせられる。 |
A:Bのうっかりは今に始まったことではないからあきらめろ。ガンダム5号機の話に戻るが、地味にシールドを所持しているのが大きいな。
C:そうですね。乱戦でダウンしても、シールドの損壊だけで済んでいることがけっこうありました。
B:“緊急回避制御”もあるし、シールドもある。そして射撃戦もできる。ジオン軍メインでプレイしている身としては、正直複雑な気持ちだね(笑)。
A:さて、最後はアクト・ザク指揮官用について語っていこうか。
▲こちらが今回のキャンペーンでジオン軍に参戦した、アクト・ザク指揮官用のスペック。 |
B:パワフルでスピーディ! しかもスマート!! これこそジオンの技術の粋が詰まったパーフェクトな……。
C:機体HP。
B:ぐぬぬ。
A:装甲。
B:ぐぬぬぬ。
A:話が進まないのでこのへんにしておくか(笑)。アクト・ザク指揮官用は機動力と攻撃力に優れている。ただ、Bが黙ったとおり耐久面には少々難があるな。
C:通常のアクト・ザクも装甲などが低めな代わりに機動力に優れていましたから、同じコンセプトの上位機という見方もできますね。
B:当たらなければ、どうということはない!
C:あ、立ち直った。
B:そう、多少もろくても問題なし。やられる前にやればいいんだよ。
A:たしかにアクト・ザク指揮官用には、そう言えるだけの可能性があるな。攻撃面はアクト・ザクよりもかなり強化されている。
C:装備できるバズーカ系の主兵装がアクト・ザクはザク・バズーカだったのに対して、アクト・ザク指揮官用はジャイアント・バズ改というのはウレシイところですね。
▲ザク・バズーカよりも弾数が少ない代わりに威力の高い、ジャイアント・バズ改を装備可能。 |
B:そうそう、アクト・ザクと同じようにバズーカでよろけさせた敵機をハンド・グレネードで追撃するだけでもダメージはかなり大きいし。
A:攻める戦闘を得意とするジオン軍には、こちらのほうがよさそうだな。
C:あと、格闘も威力が高いですよね。しかも汎用型なのに“格闘連撃制御LV2”を持っているなんて。
B:じつは最初に触れたときは、ステータスをよく見なかったんだ。だから格闘を3発連続で出せたときは驚いたね。
▲2,100(LV1時)と高威力の二刀流ヒート・ホーク。使いやすいイフリート改と同じ攻撃モーションなのもポイントだ。 |
A:ジャイアント・バズ改でよろけた敵機に3連撃で追撃してみたが、正直汎用型が1度のチャンスに与えるダメージとは思えなかった。
B:ここまでくると、ハンド・グレネードがアクト・ザクと同じ威力1,600(LV1時)なのが低く見えてきちゃうよね。
C:いやいや、これでハンド・グレネードの威力が高かったら連邦軍的には「脚(部特殊装甲)なんてただの飾りです!」なんてことになりますよ。
B:それもそうか(笑)。
▲ハンド・グレネードや主兵装のブルバップガン、及びアクト・ザク用ビーム・ライフルの性能はアクト・ザクと同様だ。 |
C:ところでアクト・ザク指揮官用って、通常のアクト・ザクと見た目ではどこが違うんでしょう? 正直、頭にアンテナがついただけに見えるのですが。
A:なにをいうか! アクト・ザク指揮官用は肩の装甲が二層構造になっているし、胸部の構造もまるで違う。そもそもだなアクト・ザク指揮官用の元々のパイロットであるマレット・サンギーヌは……。
B:Aの話は長くなるからストップ! 開発陣の愛が感じられるから、スミズミまでちゃんと見比べてほしいな。
A:ふむ。まあとにかく細かいところを含めてアクト・ザクとはかなり異なるデザインをしている。実際に手に入れてからゆっくりアクト・ザクと比較するといいだろう。
▲ビジュアル面でもアクト・ザクとアクト・ザク指揮官用は大きな差がある。 |
A:さて、3機のMSの感想を語り合ったわけだが、全体的に見て率直な感想はあるかな?
B:ガンダム4号機は、ぱっと見と違ってけっこうピーキーなMSだったね。いつメガ・ビーム・ランチャーを撃つか以外にも、兵装を切り替えるべきときを早めに見極めないと思ったとおりには立ち回れなさそうだった。
C:むしろ、ガンダム5号機が使いやすかったですね。射撃補正も格闘型としては高めで、ハイパー・ビーム・ライフルをチャージすれば遠距離から敵機をよろけさせることもできる。汎用型と格闘型を足したような性能ですから、普段からバランスよくいろいろなタイプのMSに乗っている人が使うといい戦果を挙げられそうです。
A:俺はアクト・ザク指揮官用にジオン軍の未来を感じたな。もしかすると1チームに1機は欲しいMSとして『バトオペ』の最前線を支えてくれるかもしれない。
B:けっこう意見が割れるものだねえ。
C:それも含めて『バトオペ』の楽しさかもしれませんよ。
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