2016年1月28日(木)
大橋彩香さんは重厚なメカがお気に入り!? 『弩龍戦機』収録インタビュー独占公開!
DMM.com POWERCHORD STUDIOが、2016年初頭のリリースを予定しているPC用カジュアルRTS『弩龍戦機(ドリルセンキ)』で、メインキャラクターの1人、葉山マリーを演じる大橋彩香さんの独占インタビューをお届けします。
『弩龍戦機』は、荒廃した世界を舞台にロストテクノロジーを巡り兵器で戦う、ミッションクリア型のRTSです。“戦王(いさおう)”と呼ばれる戦車のような兵器に乗り込むのは、“パンドール”という人造人間です。
“パンドール”は人間ではありませんが、少女のような見た目をしています。パンドールと戦王を自分好みに組み合わせて部隊を編成し、せん滅や防衛などさまざまなミッションに挑戦することができます。
本作で物語の重要なカギを握る記憶喪失のパンドール、葉山マリー(ハコ)を演じた大橋彩香さんの収録後インタビューを実施しました。名前すら忘れてしまっていたため、主人公(プレイヤー)から“ハコ”と呼ばれる彼女を、大橋さんはどのように演じたのでしょうか?
戦王のゴツゴツしたデザインがお気に入り!
――荒廃した世界を舞台にしている『弩龍戦機(ドリルセンキ)』ですが、大橋さんは本作にどんな印象を受けましたか?
かわいい女の子の“パンドール”がたくさん出てくるのに、搭乗する乗り物が“戦王(いさおう)”といってやたらとゴツゴツしていたり、そういうギャップが魅力的だなと思いました。
スチームパンクな世界観を意識しているということなので、もしかしたらどこか懐かしい感じを受ける方もいらっしゃるかもしれません。私は単純に「スゴい! 新しい!」っていう感じだったんですけど(笑)。
──スチームファンタジーということで、昭和な世代の人にとっては懐かしさの方が強いかもしれませんね。ちなみに近い世界観の作品に出演した経験はありますか?
ロボットに乗るような作品は多く出演させていただいているので、なじみはあります。でも、ここまで戦車っぽいデザインのメカに乗ったのは初めてかもしれません。タイトルにも“ドリル”と入っていますし、かなりゴツゴツしたデザインのメカに女子が乗るのは意外だなと思いました。
▲手数で敵を圧倒する近接戦闘型や高い攻撃力と長い射程を持つ長距離戦闘型、発掘や掘削が行えるドリル装備型など、4つの系統の戦王が登場します。 |
──たしかに、既存の概念でいえば男性向けのデザインかもしれませんね。
私はゴツゴツしたデザインがグサッと来るタイプなので、普通に気に入りました。どっしりと重厚感のあるキャタピラでゆっくり動いて、その代わりにメチャクチャ威力のある一撃を入れるみたいなデザインにはやっぱりロマンを感じます!
基本的には男の人が乗って戦うというのはわかるんですが、華奢なパンドールが乗って戦うのはリスキーだし、そういうアンバランスさがまた魅力的なのかも!
──実際このゲームでは戦王が壊れることがあっても、搭乗者であるパンドールがやられることはないそうですが。
代わりに服が脱げるみたいですね(笑)。彼女たちの服を脱がすために、わざわざ戦闘不能になるギリギリまで踏み込む人もいるんじゃないかなって……。その気持ちはよくわかります! あのスチルを集めていく感覚が楽しいですよね。
▲攻撃を受けすぎると戦王は破壊されてしまいます。パンドールはロストしませんが服が破損してしまうことも……。 |
パンドールの服装にも実は意味がある!
──パンドールはポッドの中に埋まっている不思議な存在ですが、服装も水着から制服まで幅広く用意されているので、脱がせ甲斐もありそうですね。
どうせならば、肌の露出が最初から多い水着とかよりも、全身タイツレベルで肌の露出がガードされている服を脱がせてみたいです。着物とか! メイド服なんかもビリッと行く機会も普通の作品ではないと思うので、余計に脱がせるのが楽しみですね。
ただ、そんな半脱ぎ状態で戦王に乗っていると思うと「そんな装備で大丈夫か?」と言いたくなりますけど(笑)。
──パンドールはやられないので問題ないはずです(笑)。
そこは安心ですよね! すごく個性的な服装が多くてサービスなのかと思いきや、ちゃんとストーリーとしてもそこに意味があるというのはビックリしました。ぜひ皆さんに確かめてみてほしいです。
もちろん、物語の本筋には絡まない女の子たちもいっぱい出てきますし、彼女たちの中にも秘密があったりするので、私自身もどんな女の子が出てくるのか期待しています! 男装執事系のぼくっ娘とかいないかなぁ……。
▲パンドールたちの見た目は実にさまざま。お気に入りの子を見つけて、強化してあげましょう。 |
──どうやら、開発者さんの話だとギターを弾いている娘がいるそうですが……。
ロック系!? 私は女子校出身なので、周りからキャーキャー言われるような女の子はいいなぁ! ハコの敵側の帝国軍になってしまいますが、“爆炎のジャーミ”ちゃんも結構かっこいいデザインでしゃべり方も男勝りで。木戸ちゃん(木戸伊吹さん)がこの手の役を演じるのは結構珍しいかもしれません。
▲木戸さんが演じた“爆炎のジャーミ”。ハコとは何か因縁があるキャラクターです。 |
重い背景に負けないように明るく!
──大橋さんが演じているのは、記憶喪失の女の子である葉山マリー(ハコ)です。彼女についてはどんな印象ですか?
箱を被って顔を隠しているからハコちゃん。すごくかわいらしい顔をしているのにそれを隠しに行くスタイルなのかって思いました。服の話と通じる部分でもありますが、隠されるとやっぱり脱がせたくなっちゃいますよね! 性格的には喜怒哀楽がハッキリしていて、普段はおとぼけな感じがします。
▲記憶喪失でありながら明るく屈託のない性格のマリー。 |
──ということは、お芝居をするときは感情を表に出すことを意識されたのですか?
そうですね。純粋で明るい感じで収録させてもらいました。彼女はセリフの中に「はわわ!」とか「ふわぁ~」とか「ガクブル……」とか効果音のような擬音が多くて。セルフで効果音を入れることは今まであまりなくてどうしようかと思ったんですが、わりとお芝居の流れのままに演じてみたらOKが出た気がします。
大体擬音はセリフの語尾についていたので、そこは勢いで……どちらかというと、ギャグとシリアスな部分での落差が大きいストーリーだったので、どこまで幅を振っていいのかを悩んだ気がします。
──少女と戦車という組み合わせだけではなく、ストーリーに関してもそんなギャップがあるんですね。
はい。ネタバレできないのが残念ですがマリーはすごくバックボーンが重いので、そこに負けないように明るく演じられたと思います。サブシナリオや、母艦の“ランドクイーン”の中での日常エピソードはすごくほっこりするので、そこもぜひ楽しんでいただけたらうれしいです!
ランドクイーンを指揮するアンナさんとか姉御肌で好みかも。本当にどのキャラクターも魅力的なんですよ。
▲画像左上がランドクイーンの艦長としてプレイヤーをサポートしてくれる尾澤アンナ(声優︓M・A・O)。 |
かわいいパンドールとゴツい世界観とのギャップがグサッと来ます!
──ゲームそのものは“ミッションクリア型RTS”ということで、瞬間的な判断力と戦略性が問われるシステムになりそうです。
直感でボタンを押して暴れていくゲームばかりやっているので、私自身はそんなになじみがないジャンルかも……。正直すごく難しそうなイメージもあるんですが、さっき開発スタッフさんが「基本的にはワラワラ出てくる敵を、やたらと強い5人の部隊で蹴散らしていくゲームです」とおっしゃっていたので、それならば私にもしっくりきそうです!
▲戦王はどれも強大な力を持っています。こんなに大きなボスが出てきても、うまく立ち回れば撃破できます! |
自分で命令しなくても自動で動いてくれるし、パンドールは成長させることもできるそうなので、ストレスなく遊べそうなのがうれしいですね。あと、ドリルで地形を掘っているときに煙が立ち上っているのを見て、グラフィックの演出も細かいなぁと驚きました。
──近日中に『弩龍戦機』の事前登録が始まるそうです。改めて本作を楽しみにしている皆さんにメッセージをひと言お願いします!
「イカつい男の人がいっぱい出てくるんじゃないか」と思えるような世界観と、とにかくかわいらしい女の子たちとのギャップにまずグサッと来る人は多いんじゃないでしょうか。
ハコちゃんも周りの女の子たちもとにかくかわいいので、まずはゲームをプレイしていただいて、彼女たちのドラマを楽しんでみてください。パンドールを集めつつ、そして戦王も集めつつ……あっ、こちらは残念ながら使い捨てですが(笑)。適度に頑張りつつ、『弩龍戦機』の世界を隅から隅まで堪能してもらえるとうれしいです! よろしくお願いします。
大橋彩香さんの直筆サイン色紙をプレゼント!
電撃オンライン読者へのプレゼントとして、大橋さんの直筆サイン色紙をいただきました。3名にプレゼントいたしますので、下の応募フォームからご応募ください。応募の締め切りは2016年2月14日(日)24時まで。
(C)DMM.com POWERCHORD STUDIO
データ
- ▼『弩龍戦機(ドリルセンキ)』
- ■メーカー:DMM.com
- ■対応機種:PC
- ■ジャンル:RTS
- ■配信日:2016年初冬
- ■価格:未定