2015年12月15日(火)
セガゲームスが配信中のスマートフォン用RPG『チェインクロニクル ~絆の新大陸~(チェンクロ)』において、新章“年代記の大陸篇”が実装された。“年代記の大陸篇”は、“クライマックスチャプターズ”の第1部と位置づけられており、文字通り『チェンクロ』第2部のクライマックスが語られることになる。
本企画では、第2部の1章~6章のストーリーと主要キャラクターを6回にわたって紹介。ここまでプレイしてきた人たちは義勇軍の軌跡の確認として、途中でプレイをやめてしまった人や新規プレイヤーは、まだ見ぬ旅路の希望として、本企画を追いかけてもらいたい。今回は第2章“夜明けの大海篇”を振り返る。
船を手に入れた義勇軍は、“黒のクロニクル”を追って“交鎖の海域”と呼ばれるユグド外海へと旅を続ける。小さな島々と3つの大陸からなる“交差の海域”、その入り口となる“夜明けの大海”では魚人やカニ、クラーケンといった新たな敵、そして船酔いが彼らを待ち受けていた。
海賊との一戦で危機一髪の状況に陥った義勇軍。彼らを助けたのは、“夜明けの海商会”のミラであった。夜明けの海商会は表向きには海運業者だが、報酬次第ではさまざまなことに手を出す海の何でも屋らしい。一行は夜明けの海商会を目指すが、島ほどの大きさの魚や、大嵐など海の手洗い洗礼を受ける。そこで出会ったヘリシティーが言うには、「あまりよくなさそうなものが、このそばを通過したから」天候や魔物が荒れているとのこと。
苦難の末、無事に夜明けの海商会のある島へと義勇軍はたどり着く。ミラと再会して間もなく、彼らは“黒の軍勢”とも再び顔を合わせることに。黒の軍勢を追い払った義勇軍の前に姿を表したのは、夜明けの海商会の大船長と呼ばれるデューク。海に生きる者として、デュークは主人公に忠告をする「船に見合わねえ荷物を抱え込むと、些細なことで沈む。仲間を守るためには、切り捨てることも必要だ」と。「何かを切り捨てることはできない」と返す主人公たち。
夜明けの海商会を後にした彼らは、幽霊船や巨大海竜との戦いでデュークの忠告を思い出すことに。陸にはない海の危機、ルールを学んだ彼らだが“義勇軍は家族。切り捨てはしない”という思いを新たにする。ミラ、バルトロ、デュークらに見送られ、彼らは“ケ者の大陸”を目指す――。
■ デューク ■
表向きは海運業を営み、裏では報酬次第でどのような汚れ仕事もこなす“夜明けの海商会”の大船長。基本的には面倒見がよく頼れる男であるが、海には海の掟があるとし、合理的で冷徹な判断をすることも多い。
“夜明けの海商会船長”バルトロ
声優:杉田智和/絵:伊藤未生
SSR ★★★★★/弓使い(銃)
ミラと同じく“夜明けの海商会”の船長の1人でもあり、銃のことを“レディ”や“カワイコちゃん”と呼ぶなど、無類のガンコレクターでもある。銃の短所である手入れが面倒なことや銃弾にお金がかかることなども含めて愛しており、ついには銃のことを“ファムファタール(運命の女)”などと呼んでいる。
“夜明けの海商会船長”ミラ
声優:三石琴乃/絵:文太
SSR ★★★★★/弓使い(銃)
“夜明けの海商会”の船長の1人でもあり、賞金稼ぎとしても名を馳せるミラ。彼女の武器は、銃を抜くところさえ見えないほどの早撃ちであり、その早業は海域で一番とも言われている。幼く無力だった時分に、無力さに甘えていられない状況に陥って無我夢中でその腕を磨いたという。銃に触れてから10年ほどとのこと。
“渦潮の大魔導師”ヘリシティー
声優:井口裕香/絵:TNSK
SSR ★★★★★/魔法使い(魔)
嵐に巻き込まれた義勇軍を救い出してくれた魔法使い。千年以上も外海をただよっているらしく、おとぎ話に出てくる“渦潮の大魔導師”ではないかと言われている。普段はカクテル片手に浮き輪でぷかぷか。海に浮かんでのんびりしているが、戦闘に巻き込まれると強大な魔力で海賊たちを恐れさせる。
“華麗なる女海賊”モルガン
声優:今井麻美/絵:武城にしき
SSR ★★★★★/騎士(斬)
船員の特技や体調にも気を配っており、人望も厚い女船長。それは仲間たちのささいなことにも目を向け、ノートに記しているからこそなせる、彼女の努力の証でもある。宝を探すだけでなく、先代船長でもある自分の父親の行方を探している。そのために船員たちを使っていることに後ろめたさを感じているが……?
“掟の格闘少女”リンリー
声優:今井麻美/絵:天野英
SSR ★★★★★/戦士(拳)
自分より強い“最強の婿探し”のために義勇軍に加わった女拳士。故郷に敵う相手が1人もおらず、外海へと旅に出ていた。婿探しのために義勇軍の仲間とも手合わせをするなど、“自分より強い相手と結婚せよ”という一族の掟にまっすぐに従おうとしている。しかし、主人公の持つ“守る強さ”に惹かれて……?
“再興の海賊姫”マレーナ
声優:内田彩/絵:文太
SSR ★★★★★/戦士(突)
その鋭い剣術で厳しい大海での戦いを切り抜く女海賊狩り。元々は大きな商会の娘であり、高飛車な態度や口調はそのため。“夜明けの海商会”を恨んでおり、家名復興のためにとにかく名声を求めている。黒の軍勢と戦う義勇軍を見て、大きな名声を得られると判断したマレーナは船に密航して義勇軍に加わった。
“灯台守の少女”クララ
声優:伊瀬茉莉也/絵:文太
SSR ★★★★★/魔法使い(魔)
海に出てから消息不明となった幼なじみのために、灯台の光をより遠くまで届かせるために炎の魔術を学んだ灯台守。灯台付近に現れた黒の軍勢を探している義勇軍と出会い、“待っているだけじゃ手に入らない”という言葉を聞き、自ら幼なじみを探しに仲間に加わった。こう見えて芯の強い性格でもある。
マスクド・イマイチ……チヨメをこよなく愛する『チェンクロ』担当ライター。第2部ではミラ様とドーリィがお気に入り。
ライターM……とにかくモフモフが好きな『チェンクロ』担当ライター。キララネ様がアルカナ化した時はフェスで本気を出した。
まり蔵……初期からヴェルナーさん一筋の『チェンクロ』担当編集。最近はバルトロさんのお世話になりっぱなし。
まり蔵:“夜明けの大海”は、ビジュアル的に渋いキャラが多いですよね。ハヴェルとか、アーネストとか、アブエロとか、ディランとか……。
ライターM:ヘミングウェイって感じですよね。
イマイチ:ヘミングウェイ……? って『老人と海』か(笑)。
まり蔵:いきなり文学的なボケをぶっ込んできましたね。大海の酒場は、ミラ様を求めて回しまくったなぁ。
ライターM:私はリンリーが欲しくて回しまくりましたね。
イマイチ:リンリー強いよね。スキル3マナがちょっと重いけど。リンリーは絆の物語がかわいいんですよ。主人公の花嫁になる~ってお話。あと太い眉もかわいい。
ライターM:大海は……性能至上主義のプレイヤーが好みそうなキャラが多いかも。
まり蔵:あ~、確かにそうかも。
イマイチ:性能的に優秀なキャラが多いんだよね。
まり蔵:銃のインパクトが強いんですよね。バルトロさんのスキルを初めて使った時、「こんなに強いの!?」って当時驚愕した覚えが。
イマイチ:個人的にはミラ様のスキルほうが使いやすいんですけど、バルトロはスキルフィニッシュができるところが大きいよね。
ライターM:彼は、スキルの発動がもうちょっと速ければ最高の銃使いなんですけどねー。
まり蔵:まあ、そこはうまくバランスがとられてるんでしょう。この時は、優秀な銃使いが大量に投下されたせいで、空前の騎銃パブームが到来したんですよ。私の中で。
ライターM:私の中では今でも絶賛、騎銃パブームですが?
イマイチ:第2部に入ってから強い敵がどんどん出てくるから、盾役として騎士の輝きが増した気がする。火力の強い戦士も好きだけど、騎士もいいよね。
まり蔵:私は、前に騎士を置いて後ろから遠距離攻撃キャラでちくちく攻撃してますわ。堅い騎士大好き。
ライターM:まあ、どんなに魅力的なキャラがいてもドミニックさんに勝るキャラはいないんですけどね。
まり蔵:あ、ドミニックって大海でしたっけ。というか、Mさん本当にドミニックを愛してますよね。あの得体の知れないキャラを。
ライターM:あの正体不明なところがいいんじゃないですか! 中に詰まっているのが1人なのかどうかもわからないという摩訶不思議さ。
まり蔵:なにそれ怖い。
イマイチ:ドミニックがなんか妖怪じみてきたな……。まり蔵さん待望のデュークアルカナ化はいつきますかね?
まり蔵:いつフェスがきてもいいように、つねに覚悟はできてますよ! 夜明けの海商会・大船長の実力を見せてくれー!
イマイチ:銃の結束や大海の結束アビリティだったら胸熱だなー。
ライターM:デュークはくせ者なので、ダークな感じのスキルがいいと思います。味方もろとも巻き込む系とか。
イマイチ:ああ、上司が突っ走って部下が巻き添えをくらう系ね。
ライターM:迷惑な大船長ですねぇ。
まり蔵:ちょっとちょっと! ただの空想でデュークをダメ上司みたいに言わないでくれます!?
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(C)SEGA/チェンクロ・フィルムパートナーズ
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