2015年12月19日(土)
アニメ『逆転裁判』成歩堂役は梶裕貴さん、真宵役は悠木碧さん! 『逆転裁判6』に希月心音の登場も決定
本日12月19日、千葉・幕張メッセで開催されている“ジャンプフェスタ2016”のカプコンブースにおいて、2016年発売予定の3DS用ソフト『逆転裁判6』と、2016年4月より放送予定のTVアニメ『逆転裁判』のスペシャルステージが開催された。
▲『逆転裁判6』のティザーイラスト | ▲アニメ『逆転裁判』のキービジュアル |
『逆転裁判6』のステージには、プロデューサーの江城元秀さんとディレクターの山﨑剛さんが登壇。TVアニメ『逆転裁判』のステージには、江城プロデューサーに加えて『逆転裁判』シリーズのディレクター・巧舟さんと、アニメの監督を務める渡辺歩さんが登場した。
『逆転裁判6』にココネちゃんが登場!
▲山﨑剛ディレクター(左)と江城元秀プロデューサー(右)。 |
『逆転裁判6』のステージでは、まずゲームの概要が説明された。本作は、異国“クライン王国”と日本の2つの法廷を舞台に物語が展開する。架空の国であるクライン王国は、国民全員が霊媒を信じているアジアの小国。この国では弁護士が忌み嫌われており、存在しないため、起訴されたら100%有罪になってしまうという。
今作は、成歩堂龍一と王泥喜法介のダブル主人公となり、ナルホドくんはクライン王国の法廷、オドロキくんは日本の法廷でそれぞれ活躍する。ちなみに、『逆転裁判5』で日本の法曹界をクビになった検事の亜内文武も、クライン王国の法廷に登場する。日本から流れに流れてクライン王国にたどり着いた亜内検事は、弁護士のいない王国で100戦100勝を誇り、少々調子に乗っているとか。
ここで江城プロデューサーの口から、『逆転裁判5』の主人公の1人である希月心音(キヅキココネ)が『逆転裁判6』にも登場することが明かされた。ココネちゃんは、日本でオドロキくんのパートナーとして活躍するとのこと。
山﨑ディレクターによる実機を使ったデモプレイでは、ゲーム序盤の会話シーンや、今作から搭載される新システム“霊媒ビジョン”が紹介された。江城プロデューサーは、『5』よりもさらに3Dの演出やカメラワークにこだわっており、より臨場感のある表現を実現できたと明言。なめらかでテンポを損なわないモーション技術に太鼓判を押していた。
また、事件現場を3D空間で表現した“3D探偵パート”では、背景を“調べる”ことが可能に。調べることができる場所がより多くなり、キャラクター同士のちょっとしたおもしろい会話なども堪能できるとのことだ。
アニメ『逆転裁判』は『1』と『2』の物語を濃厚に描く!
▲左から、江城元秀プロデューサー、渡辺歩監督、巧舟ディレクター。 |
TVアニメ『逆転裁判』のステージでは、詳細な放送情報が発表。2016年4月より、読売テレビ・日本テレビ系で土曜日の夕方5時半~6時に放送される。監督は渡辺歩さん、制作は読売テレビとA-1 Picturesが手がける。
また、主要キャストも発表。成歩堂龍一役は梶裕貴さん、綾里真宵役は悠木碧さん、御剣怜侍役は玉木雅士さん、矢張政志役は奈良徹さんとなる。
渡辺監督はアニメのテーマは“熱さ”と述べ、ナルホドくんの孤独な人を守りたいという“熱さ”をテレビで描きたかったと語った。アニメではゲームの『1』と『2』のストーリーを濃厚に描き、オリジナルのエピソードも盛り込むとのこと。渡辺監督は、若くて躍動感にあふれ、時に失敗するナルホドくんの姿を見てほしいと話していた。
江城プロデューサーは、「ベースとなる原作のエピソードを、アニメならではのドラマにしてくださっている」と絶賛。キャラクターの台詞回しは、巧ディレクターがじっくり監修しているとのことで、期待が高まる。
最後に江城プロデューサーが「『逆転裁判』は、来年15周年を迎えます。来年は『逆転裁判』イヤーにしたいですね!」と締めくくり、ステージは幕を下ろした。
■“ジャンプフェスタ2016”開催概要
【開催日】2015年12月19日、20日
【時間】9:00~17:00(最終入場は16:30)
【場所】幕張メッセ 国際展示場・展示ホール1~8(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
【入場料】無料、自由入場制
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(C)CAPCOM/読売テレビ・A-1 Pictures
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