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2015年12月22日(火)

世界的エンジニアのジュリアン・マーセロン氏がバンダイナムコスタジオに入社

文:Taka

 バンダイナムコスタジオは、2015年12月付で世界的エンジニアであるジュリアン・マーセロン(Julien Merceron)氏と雇用契約を結んだことを発表しました。

“バンダイナムコ”

 マーセロン氏はゲーム業界において世界レベルのエンジニアと認知されており、大手ゲーム会社の技術責任者を歴任。GDCやCEDECといった開発者向けカンファレンスのボードメンバーとしても活躍しています。

 バンダイナムコスタジオにおいては、ワールドワイド・テクノロジー・ディレクター(Worldwide Technology Director)に就任し、さまざまなプラットフォームでのコンテンツコアテクノロジー、プロダクションパイプラインの開発に従事します。

 本件について、バンダイナムコスタジオ代表取締役社長の中谷始氏とマーセロン氏のコメントが公開されました。

【代表取締役社長の中谷始氏のコメント】

 マーセロン氏をバンダイナムコスタジオの仲間として迎えることができ、大変うれしく思っております。スタジオは今後も世界に向けての取り組みを加速させていきます。

 情報通信技術の進化に伴い、VR・AR・IoTなどを通じて革新的なサービスが生まれはじめてきており、我々は今思ってもみない生活スタイル・娯楽を生み出すチャンスに直面しています。

 そうした画期的な時代において、世界に向けて最高のプロダクトを生み出すべく、マーセロン氏とともにスタジオを進化させていきたいと考えています。これからのバンダイナムコスタジオにご期待ください。

【ジュリアン・マーセロン氏のコメント】

 世界でも有数のIPラインナップを持つバンダイナムコグループの一員として、新しい遊びの形を提案する機会を得て光栄に思います。ともに働くチームにより多くの力を与え、イノベーションとクリエイティビティを通じて加速度的な成長に寄与できることを楽しみにしています。

 バンダイナムコグループはゲームという枠を越え、あらゆるタイプの遊びの体験をエンターテインメントという形で提供できる集団です。

 これだけ幅広く、経験豊かなクリエイターたちとともに働けるのは一生に一度あるかないかのチャンスです! バンダイナムコスタジオには、世界に向けてオリジナルコンテンツを発信していく力とチャンスがあります。

【ジュリアン・マーセロン氏の略歴】

・1994年、パリでゲームプログラマーとしてのキャリアをスタート。Ubisoft社で製品、ゲームエンジン開発経験を経て、1999年、WWテクニカルディレクターに就任。製品タイトル開発において開発組織構築と技術戦略で大きく貢献する。

・2006年、Eidos社のWW CTOとして移籍。グループ全体の技術戦略構築の他、EidosモントリオールとEidos上海の設立に尽力。スクウェア・エニックス社との統合後、スクウェア・エニックスグループのWWテクノロジーディレクターに任命され、ゲームエンジンを通じて製品の成功に寄与した。

・2013年にコナミ社に入社し、WWテクノロジーディレクターとして活躍。

・2016年、次なる挑戦として世界に新たな革新を巻き起こすため、バンダイナムコスタジオという新しいステージに立つ。

(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

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