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2015年12月28日(月)

【チェンクロ連載】“薄命の大陸”で待つのは儚い命をかけた激しい戦い――第5章へと義勇軍は進む!

文:マスクド・イマイチ

 セガゲームスが配信中のスマートフォン用RPG『チェインクロニクル ~絆の新大陸~(チェンクロ)』において、新章“年代記の大陸篇”が実装された。“年代記の大陸篇”は、“クライマックスチャプターズ”の第1部と位置づけられており、文字通り『チェンクロ』第2部のクライマックスが語られることになる。

【チェンクロ連載】

 本企画では、6回に分けて第2部の第1章~第6章のストーリーと主要キャラクターを紹介。ここまでプレイしてきた人たちは義勇軍の軌跡の確認として、途中でプレイをやめてしまった人や新規プレイヤーには、まだ見ぬ旅路の希望として、本企画を追いかけてもらいたい。今回は第5章“薄命の大陸篇”を振り返る。

【チェンクロ連載】

第1章“海風の港篇”はこちら

第2章“夜明けの大海篇”はこちら

第3章“ケ者の大陸篇”はこちら

第4章“罪の大陸篇”はこちら

第6章“鉄煙の大陸篇”はこちら

第5章“薄命の大陸”――命短き者たちが懸命に生きる理由

 “ケ者の大陸”のクロニクルで見た、その1人の少女とフィーナの姉・リヴェラの姿。それを追って義勇軍は“薄命の大陸”へと降り立つ。早速クロニクルで見た少女・エルと出会った義勇軍は、この大陸で起きている事件を聞く。それはこの大陸のクロニクルが奪われてしまったというものだった。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

 エルたち“薄命の民”によると、彼女らは生まれつき眼がよくないだけでなく、10年ほどしか生きられない種族。義勇軍はエルとともに“誕生の樹”と呼ばれる地へと向かう。この誕生の樹になる実から薄命の民は生まれてくるのだが、今は黒の軍勢の影響か、新しい実がならなくなっていた。

 エルによると、“薄命の民”の短い人生を受け入れて生きる者たちは“受命者”、運命に抗おうという者たちは“探求者”と呼ばれている。その“探求者”を率いているのがエルの弟・アルであり、魔神・ラベゼリンにそそのかされてクロニクルを奪ってしまったのだという。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

 アルの元へと向かう義勇軍は、そこに住む少年・少女らと出会い、“薄命の民”ならではの考え方、生き方に触れる。そうこうしているうちに、岩と水晶でできた彼らの本拠地にたどり着く。本拠地を守る“探求者”たちにフィーナの持つクロニクルで対抗するが、そこにリーダーのアルが登場。アルは黒の軍勢を呼び出す力を使役し、フィーナらに諌められるが「生きるためならなんだってする」と言い返す。それだけラベゼリンに心酔するアルは、魔神になることで生き延びようとしているという。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

 激戦が続くなか、ついに魔神・ラベゼリンが姿を見せる。彼女の真の目的とは一体なんなのか? ラベゼリンとアル、そして黒の軍勢との厳しい戦いが続き、フィーナも自身の持つクロニクルの力を使う。お互いに消耗戦となったところで、アルたちは砦に強力な結界を張る。義勇軍は砦の結界を破るため、“ハグレモノ”と呼ばれ自由気ままに生きているザラやナロの元へと向かうが……。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

第2部第5章のキーキャラクター

■ エル ■

【チェンクロ連載】
▲“受命者”のリーダー・エル。

■ アル ■

【チェンクロ連載】
▲“探究者”のリーダー・アル

■ ナロ ■

【チェンクロ連載】
▲“ハグレモノ”のひとり、ナロ。

■ ラベゼリン ■

【チェンクロ連載】
▲フィーナの姉を追っている魔神の1人。

 

“薄命の大陸”の酒場で出会うSSRキャラクター

“幻想の少年”セト
声優:福圓美里/絵:ワダアルコ
SSR ★★★★★/魔法使い(魔)

【チェンクロ連載】

 薄命の民の少年で、年齢は9歳。長く生きることをあきらめ、その人生を受け入れており、集落から離れた森のなかでひっそりと暮らしていた。そのマナを使った幻術の力は強大で、周囲の空間を包み込むことができるほど。本人は死ぬまでその中で暮らしていようと思ったが、その中に入ってきた義勇軍と出会い、本当の幸せを求めて旅に出た。


“真理の少女”リン
声優:皆口裕子/絵:シルバー
SSR ★★★★★/魔法使い(魔)

【チェンクロ連載】

 薄命の民の少女で、年齢は8歳。圧倒的な魔法の才を持っており、世界の真理にもっとも近い存在であると言われている。一度は魔神・ラベゼリンの誘いに乗って義勇軍と敵対したが、その後は世界の真理に近づくために義勇軍の一行に加わった。だが、その真理に近付くほどに厳しい現実を知り、絶望を覚えている。


“稲妻の少女”ラナ
声優:田村ゆかり/絵:煎茶
SSR ★★★★★/魔法使い(魔)

【チェンクロ連載】

 薄命の民の少女で、年齢は5歳。まだ幼い言動も目立つものの、大気中にマナを見出したり、それを操ることができるなど、マナに対して高い感受性を持つ。その力によって強力な雷を自在に操ることができるが、それが周りに迷惑をかけてしまうこともあり、その度に仲間や薄命の民に怒られている。


“灯火の少女”ザラ
声優:小林ゆう/絵:木志田コテツ
SSR ★★★★★/魔法使い(魔)

【チェンクロ連載】

 薄命の民としては高齢の11歳。長く生きる方法を探る優れた“探求者”の1人であったが、己の死期が近づいていることを悟り、自暴自棄な心境になってしまった“ハグレモノ”である。たくさんの舶来物やバラに囲まれて暮らしたいという贅沢な性格だが、義勇軍の1人になってからは仲間も大事なものとして思いはじめている。


“愛されし少女”ピノ
声優:小林ゆう/絵:HACCAN
SSR ★★★★★/魔法使い(魔)

【チェンクロ連載】

 薄命の民の少女で、年齢はラナと同じく5歳。高い魔力を秘めているが、それ以上に彼女自身の純粋さと聡明さから、周りの人々よりかわいがられて育ってきた。それゆえに仲間の遺品を託されることが多いが、本人は「離れるのは寂しいけど、見ると仲間を思い出せる」として喜んで受け取っている。


“はなむけの少女”トア
声優:今井麻美/絵:ilumine works
SSR ★★★★★/僧侶(聖)

【チェンクロ連載】

 薄命の民の少女で、年齢は8歳。薄命の民の最期を看取る司祭の仕事をしている。彼女の祝福と安寧の魔法によって、多くの仲間が安らかに短い人生を終えていった。だが、彼女自身は多くの死に立ち会ってきたことで、生死について達観した考えを持つようになってしまい、そんな自分の心に戸惑っている。

電撃義勇軍的キャラクター談義“薄命の大陸篇”

マスクド・イマイチ……チヨメをこよなく愛する『チェンクロ』担当ライター。第2部ではミラ様とドーリィがお気に入り。

ライターM……とにかくモフモフが好きな『チェンクロ』担当ライター。キララネ様がアルカナ化した時はフェスで本気を出した。

まり蔵……初期からヴェルナーさん一筋の『チェンクロ』担当編集。最近はバルトロさんのお世話になりっぱなし。

イマイチ:薄命の大陸のキャラは、まず外見のインパクトが強いですよね。

まり蔵:小さめ、メガネ、オッドアイと属性てんこ盛りで。

【チェンクロ連載】 【チェンクロ連載】

ライターM:特にお目当てはいなかったんですが、ガチャを回したら来てくれたトアさんは結構気に入ってます。

まり蔵:え、トア持ってるんですか? 超優秀な僧侶じゃないですか。いいな~。

イマイチ:トアはHPに加えて毒、暗闇、スロウも回復してくれるからね。僕も欲しい。

ライターM:マナ1でこれだけ状態異常を回復してくれるのはありがたいですね。

まり蔵:普段はパーティに僧侶を入れないんですけど、トアは欲しいもんなぁ。

ライターM:性格も温厚で優しいし、いいキャラを引き当てました。

【チェンクロ連載】

まり蔵:私、ザラがすごい好きなんですよね。

イマイチ:まり蔵さん、木志田コテツさんのキャラ好きですよね。アリシアといい。

まり蔵:ああ、確かにそうかも。イラストももちろん好きなんですけど、ザラは「残り少ない人生を贅沢に暮らしたい」っていうところが人間らしくてすごくいいなって。

イマイチ:まぁ、それまでいろいろ頑張って得たお金でする贅沢だしね。

まり蔵:そうそう。あと、スキルの威力がすごい。自分の最大HP250%の炎属性ダメージっていう。その代わりHP50%もっていかれますが。

ライターM:あー、自爆系のスキルですか。

イマイチ:250%はすごいな。

まり蔵:他にも移動速度が減少したり、受けるダメージが増加したりって後遺症がすごいんだけど。

ライターM:でもキャラ的にピッタリですね。儚いなぁ。

【チェンクロ連載】
【チェンクロ連載】

まり蔵:イマイチさんはリンちゃんでしょ?

イマイチ:なんで決めるつけるの!? 当たってるけど!

まり蔵:性能が優秀だからね! この性能至上主義者め!

ライターM:リンちゃんはプロフィールと性能がぴったりハマったキャラですよね。看板に偽りなく強い。

イマイチ:貫通魔法が気持ちいいですよ。貫通するたびに威力がアップするし。

ライターM:私もユニで貫通魔法の魅力を知ったので、わかります。すごくわかります。

イマイチ:スキルの範囲攻撃も火力がすごくて、チェイン重ねるとえげつないですよ。って、別に性能がいいから好きってワケじゃないんだからね!

ライターM:ツンデレか。でも当然と言えば当然ですが、薄命は女の子も男の子もかわいい系のキャラばかりでしたね。

まり蔵:基本的に小さめですからね。しかし緑川光さんのショタボイスが聞けるとは思わなかった。いい時代になったもんだ。

ライターM:確かに緑川さんのショタボイスはレアですね~。

まり蔵:おかげで定期的にジリのボイスを再生してニヤニヤしてますわ。

イマイチ:うん、それはなかなか気持ち悪いね。

まり蔵:赤羽根健治さんのドリもオススメですよ。これがまたかわいくてね!

ライターM:ショタボイス萌えだったのか。意外な性癖が発覚しましたね。

まり蔵:生々しいので、性癖って言わないでくれます?

【チェンクロ連載】 【チェンクロ連載】

連載第6回は“鉄煙の大陸篇”をお届けします!

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