2016年1月16日(土)
新年に入っても『機動戦士ガンダム バトルオペレーション(以下、バトオペ)』の勢いは止まらない!! 今回は通常キャンペーンで設計図を入手可能となったガーベラ・テトラと、週間任務の報酬として設計図が手に入るザクⅠ指揮官用の2機の魅力を、座談会をとおして語っていく。
少将A:開戦当初からの『バトオペ』プレイヤー。攻略スタッフのまとめ役でもある。
大佐B:少将に上がると途端に戦績が落ちる。昇格回数“だけ”は誰にも負けない。
少佐C:上の2人よりも少し遅れてプレイを始めた。基本的にはマイペース。
A:さて、今回開発スタッフさんのもとにお邪魔して触れてきたMSは2機だが、まずはガーベラ・テトラから語っていこうか。もっとも、自分は以前の週間任務報酬で入手済みだから、なにを語るべきなのか逆に迷ってしまうのだが。
B:そうやって、さりげなく自慢する(笑)。この際だからいっておくけど、週間任務報酬で目玉のMSの設計図を完成させるってけっこう大変だよ。
C:僕もそれなりには頑張ったんですけどね。さすがに完成までは至りませんでした。
B:週間任務は期間が2週間だからね。俺やCみたいに設計図を何枚か入手できても、100%まで達成しなかったって人は多いんじゃない?
C:そうですよね。でも1月29日に『機動戦士ガンダム0083 Blu-ray Box』が発売されることを考えると、先日の週間任務報酬でのキャンペーンよりも、今がガーベラ・テトラの旬なのかもしれませんよ。
B:シーマ様がガーベラ・テトラを受領した経緯も特典で描かれるらしいし、気になる人も多いんじゃないかな。
A:なるほど。それなら、いちからこのMSの特徴を語ったほうがよさそうだな。じゃあ、今回初搭乗となったCから感想を聞いていこうか。
C:了解です。ガーベラ・テトラは、ガンダム試作1号機やガンダム試作2号機と同様に本来は一年戦争の枠には含まれないMSですね。なので、前例を踏襲してLV1時点でコストは600もあり、性能もそれに見合った高いものになっています。ですが初期状態でのスロット数はすべて0。この点もガンダム試作1号機などと共通しますね。
▲すでに手に入れている人にはおなじみだが、こちらがガーベラ・テトラのスペック。 |
B:ガンダム試作4号機がベースになっているMSだっけ?
A:作品によって細部の設定が異なることはあるが、おおむねそのとおりだな。
C:そんなガーベラ・テトラですが、乗ってみた感想としては足回りが抜群に軽快でしたね。ドムなど一部の例外を除けばスピード251はトップクラスですし、スラスターも十分。しかも“緊急回避制御LV2”と“強制噴射装置”まで付いていますから、立ち回るときの素早さは全MSでも最高峰じゃないでしょうか。
B:俺、“強制噴射装置”が苦手なんだよね(笑)。ついつい、必要ないときに使ってオーバーヒートしちゃう。
A:そこは慣れれば、どうということはないだろう。昔の偉い人も「当たらなければどうということはない」と言っていただろう。
B:そういえば、そうだ(笑)。仮にも“同じ大佐”を名乗っているわけだし、精進しないとね。
▲機動力に関しては文句なしの本機。使いこなせばニュータイプのような回避も!? |
A:さて、そんなスピード重視のガーベラ・テトラだが攻撃面はどう思った?
B:射撃戦はほとんど主兵装のビーム・マシンガンに頼りっきりかな。
C:初めて触れましたけど、チャージ時間がほかのビーム兵器とは比べものにならないくらい短いですね。
A:チャージ完了まで約1秒といわれているな。ただ、そのぶんチャージ時の威力は控えめだから、ほかのMSのようにチャージ後の射撃だけで大ダメージを与えられるというのは難しい。
C:むしろ、ダメージ重視ならチャージしないほうがいいですね。ビーム・マシンガンらしい7連射は使っていて気持ちよかったです。
▲ビーム・マシンガンはボタンを長押しせずにすぐに離すと、7連射を行う。 |
B:もしも、7連射を的確に敵機に当て続けられたら間違いなく最強のMSだよね。さらに連射の途中で敵機を倒したら素早く残弾を別の敵機にたたきこめたら……多分すごい!!
A:一応当たった敵機はひるむが、自由に動いている相手に当て続けるにはニュータイプになるしかないな(笑)。
C:実戦では味方が敵機をよろめかせたところへの追撃がメインでしょうか?
A:それもあるが、ガーベラ・テトラ単機でも下格闘でダウンさせた敵機の脚部に撃ちこむなど活用法は多い。チャージしたビーム・マシンガンで敵機をよろけさせてから下格闘で転倒させて、さらに連射で追撃するといった方法もあるな。
▲ビーム・マシンガンが主力だが、副兵装のビーム・サーベルや110mm機関砲も重要。 |
B:そういえば通常キャンペーンでの登場ってことは、週間任務報酬で設計図が集まりかけていた人はバトルメモリーが使えるってことかな。
A:多分そうなるな。BやCのように、週間任務報酬で設計図は入手したものの完成しなかった人はチャンスかもしれない。
C:もう1機のザクⅠ指揮官用は、また極端にコストが低いですね。
B:開発スタッフさんの話によると、ザクII(重装備仕様)を汎用化させたような位置づけらしいよ。
A:そういわれてみると、このステータスに並んだ数字はどこか懐かしくなるな(笑)。
▲こちらがザクⅠ指揮官用のステータス。コストが低いだけあって高性能ではないが、射撃重視のバランスが取れた性能をしている。 |
C:ジオン軍でLV1時にコスト150の汎用型って、ほかにどんなMSがありましたっけ?
B:じつはね、その条件を満たすMSはザクIIS型しかないんだよ。
A:ザクIIS型は、汎用型の皮をかぶった格闘型みたいなMSだからな。バランスのよさではザクⅠ指揮官用のほうが上だろう。
B:一応LV2でコスト145のザクII改とか、LV1でコスト175のザクII改(Bタイプ)とか使いやすい汎用型もあるんだけどね。コスト戦を考えると、コスト150スタートというのは大きな魅力だと思うよ。
C:週間任務報酬で設計図が手に入るようですが、入手しておけば低コストでの戦闘に困ることはなさそうですね。とくに主兵装が豊富なのが、個人的には気に入っています。
A:ザク・マシンガン、MMP-80マシンガン、ザク・バズーカ。この定番に加えて汎用型ながらマゼラトップ砲を持てるというのがおもしろいな。
B:両軍の前線がぶつかりあったときに、マゼラトップ砲があれば格闘型をけん制しやすそうだね。
C:このコストで射撃補正60というと、汎用型としては高性能ですからね。実際LV1同士での戦闘では、なかなかのダメージを与えられましたよ。
▲マゼラトップ砲は汎用型の主力となるバズーカ系の兵装よりも、圧倒的に射程距離が長い。 |
A:副兵装にシュツルム・ファウストを持っているというのもおもしろいな。近距離ならマゼラトップ砲でよろけた相手に追撃できたりするのか?
C:さすがに、そこまで高性能ではないですね。といいますか、このMSは全体的に兵装の切り替え時間が長めですからいつ兵装を切り替えるのかが重要になりそうです。
A:せっかくのシュツルム・ファウスト。大事に撃ちたいが、自分の攻撃の追撃にはほぼ使えないということか……悩ましいところだな。
B:俺はけっこう割り切って使ったかな。敵に近寄られたら、足元目がけてシュツルム・ファウスト。あらかじめ兵装を切り替えておけば、いい自衛手段になるよ。
▲基本的に兵装を切り替えながらの追撃は不可能。個々の兵装の使い道を決めておくのも重要になる!? |
A:なるほどな。“高性能バランサー”がないという欠点もあることだし、当てられるときにはためらわずにシュツルム・ファウストを使うというのもアリかもしれないな。
B:この性能で“高性能バランサー”はぜいたくでしょう(笑)。 “緊急回避制御LV1”があるだけで十分ってものですよ。
C:自衛で思い出しましたけれどこのMS、機体HPが低い代わりにシールドを持っているんですよ。しかもその耐久力がLV1時点でも2,500と破格!
A:ずいぶん強固なシールドだが、強すぎはしないのか?
C:ザクシリーズを知っている人ならおなじみの、肩アーマーを手持ちにしてスパイクを付けたものですからね。普通のシールドよりも面積が狭いぶん、耐久力が高いのではないでしょうか。
B:相手にしているとシールドに攻撃を遮られて、自分で使うとあまり防いでくれない気がする。そんな絶妙なサイズのシールドとなっています(笑)。
A:小さいとはいってもシールドを含めればLV1時点でのHPは8,500。コストを考えると十分すぎるほど前線を張れそうだな。そういえばスパイク・シールド付きってことはタックルの威力も高いのかな?
C:残念ながらタックルは、格闘型のザクIとは違い、通常の威力のようですよ。
▲近距離戦の要になるヒート・ホークももちろん完備。 |
C:そういえば開発スタッフさんにいわれて気がついたんですが、このMSの登場でジオン軍は汎用、格闘、支援のすべてのタイプに“ザクⅠ”が登場したことになるんですよ。
A:確かにそうだな。ならジム混成部隊VSザクⅠ混成部隊などというルームを作ってみるのもおもしろそうだ。
B:ザク・バズーカで前線を維持するザクⅠ指揮官用に、後方からマゼラトップ砲で援護するザクⅠ指揮官用。そして格闘重視で奇襲を狙うザクⅠ指揮官用……胸が熱くなるね!!
C:混成っていっているんだから、違うザクⅠも混ぜましょうよ(笑)。
B:ですよねー(笑)。
コスト、原作中の開発時期ともに大きく異なる2機のMS。搭乗してみたいと思うなら『バトオペ』の戦場に向かうほかはない!!
なお、ガーベラ・テトラは通常キャンペーンの報酬、ザクⅠ指揮官用は週間任務報酬でそれぞれ設計図を入手できることは覚えておいて欲しい。
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