2016年1月18日(月)
コーエーテクモゲームスは、3月24日に発売予定のPS4/PS3/PS Vita/PC用SLG『信長の野望・創造 戦国立志伝』の最新情報を公開しました。
『信長の野望』シリーズは、戦国時代の日本を舞台に織田信長や武田信玄、上杉謙信といった大名となり、日本全土の統一を目指す歴史シミュレーションゲームです。
シリーズ最新作となる『信長の野望・創造 戦国立志伝』は、その『創造』を冠した最新作として、“乱世を生きる武将のリアリティ”というゲームコンセプトのもと、シリーズ史上初の新要素を搭載した集大成ともいえる作品になるとのこと。
新たに公開されたのは、ゲームの中でも非常に重要となる“内政”について。これまでの作品と異なり、“武将プレイ”による身分や立場によるリアリティが体感できるため、“内政”も身分や立場によって実行できる内容やその目的が変化していきます。
本作では『信長の野望』シリーズ初の“武将プレイ”を導入するにあたり、内政システムに“箱庭内政”を採用。“箱庭内政”では、与えられた領地の地の利や、自家の特色を考慮しながら、自分だけの領地開発を楽しめます。
また、家臣、城主、大名と、プレイヤーが選択した武将の身分しだいで内政の規模や内容が変化していくため、ゲームを通じて立身出世のリアリティを体感できます。
家臣として与えられる領地はさまざまで、ゲームをプレイするたびに地形や周辺の環境は変化します。
▲与えられる領地の地形や資源など、土地の様相はプレイするたびに変わります。 |
領地を豊かにするためには、地の利を生かした開発が重要となります。川沿いなど水がある場所で“水田”を耕したり、人の往来がある街道沿いに“商人町”を建設したり、地形に合わせて効果的な建設をすることで、石高や商業などの内政値を高めることができます。
▲こちらは水田のグラフィック。 |
また、領地にある“資源”とセットで効果を発揮するものなど施設の種類は40以上もあり、バリエーションに富んだ開発が楽しめます。
▲領地の資源を生かすことで、“たたら湯”といった施設も作れます。 |
▲地形の特色を考慮しながら、思い描く開発計画にあった施設を建設しましょう。 |
建設できる施設には、“生産施設”、“特化施設”、“軍事施設”の3系統があり、巧みに使い分けながら開発を進めることになります。
兵糧や兵数を増加させる“生産施設”は、各施設単体での生産性には限界があり、“特化施設”を併設することで生産力を大きく向上させることができます。
また、“南蛮渡来”や“茶の湯”といった領地運営の礎となる“概念”を奨励することで、新たな施設が建設可能になります。
▲領地運営の礎となる“概念”を奨励することで、新たな施設が建設可能になっていきます。 |
▲“南蛮渡来”の概念により、大聖堂を建設可能に。 |
単に施設を建てるばかりではなく、土地そのものに手を加えることもできます。
“灌漑”を行うことで、近くの川から“水が乏しい土地”に水路を引くことができ、その土地の治水を向上させ、川から離れた土地でも“水田”が耕せるようになります。
▲未開拓の森に水田を作る流れ。川から水路を引くことで“水田灌漑”を行うこともできます。 |
開発が進むにつれて自領が手狭になれば、“進出”をすることで、領地を拡げることも可能です。
“進出”先の土地で新たな資源を発見することもありますが、“山賊屋敷”などが見つかることもあり、自領を脅かす存在は追い払わなければなりません。
▲“進出”することで、領地がより広大になっていきます。 |
城を持たない家臣は、まず主君から与えられた領地を開発・開拓しながら、主君からの“主命”達成を目指します。
▲領主は、屋敷を中心に自領を豊かにしていくことが当面の課題となります。 |
“主命”を果たすためには、それに関連するさまざまな“任務”をこなしていく必要があります。その結果、勲功が高まり、出世への道が開かれていきます。
▲主命を受けて、地位を固めていきましょう。 |
▲主命達成に必要な任務の一覧。 |
同僚にあたる他の武将たちも“任務”を遂行するため、彼らとの出世競争にも勝たねばなりません。
また、自領で暮らす民や他の武将から依頼(御役目)を受けることがあり、この“御役目”を解決することで、民忠を高めたり、武将との友好関係を築いたりすることができます。
▲“御役目”では、自身が思い描く開発と異なった要望が寄せられる場合もあるため、どこまでその声に応えるかという判断も必要となります。 |
勲功がある程度高まると、大名から“城主”への就任を打診されます。応じれば、城主へと出世することとなりますが、断ることも可能です。
▲勲功を高めることが出世の近道。郡代や足軽頭などの役職を経て、晴れて城主になることができます。 |
一方で他家からの内応により寝返ることもでき、プレイヤーの選択次第で、その武将の運命を大きく変えることになります。
▲“秀吉がかつての主君である信長と戦場で争う”など、史実にはない展開もプレイヤーの思いのままです。 |
“城主”になると一国一城の主となり、城下町の開発や城の改修ができるようになります。
▲領主時代と異なり、一国一城の主として、対外勢力との駆け引きも重要になります。 |
城主でも大名から“主命”を課せられ、“任務”の達成を通じて勲功を高めることが基本的な流れになりますが、領主時代よりも大きな権限が与えられるため行動の幅が広がります。
城主として行動の自由度が高まるぶん、考慮しなければならないことも多くなります。例えば、周辺の城主たちも城下町の拡大を狙っているため、“豊かな土地にいちはやく進出する”といった開発競争に勝たなければなりません。
また、周辺の国人衆との争いや懐柔、他家への調略、周辺の城からの民の流入など、対外勢力に対しての働きかけが重要となります。
▲敵城の付近まで進出・開発することで、敵の勢力拡大を防ぐこともできます。 |
城主以上の身分になり、自分の配下武将が増えていくと“家臣団”を編成することができます。
配下武将に“家宰”や“母衣衆”などのさまざまな効果を持った役職を与えることができ、お気に入り武将で“家臣団”を編成して楽しむことができます。
▲羽柴家の家臣団の例。 |
▲史実とはまったく異なる、プレイヤーオリジナルの編成も楽しむことができます。 |
自身や配下武将の槍働きなどで勲功が高まると、自家内での“発言力”も高まり、大名に対して“提案”できるようになります。
大名の配下を寄騎としたり、所領の転封を申し出たりと、さまざまな提案を行えます。
また、城主として主家のもりたてにまい進することもできますが、主家を支えるだけでなく、他家への寝返りや新大名としての独立も可能です。
大名は自身の直轄領の運営以外にも、家臣たちに所領(城)を分け与えたり、時には改易をしたりしながら、領内の支配体制を築き上げます。
城主たちを巧みに統御しながら、軍団を編成して領土拡大を行っていくことになります。その際、自身が命じるだけでなく、城主たちから“提案”を受けることもあり、その取捨選択をしながら運営を行っていきます。
▲天下統一のため、城主たちをうまく配置して勢力拡大を目指しましょう。城主たちもさまざまな提案をしてくれます。 |
また、家臣たちは勲功を日々高めているため、それに見合う知行を与えないと、彼らの忠誠心が弱まり、出奔や謀叛を起こしてしまいます。大名ともなると人材管理もより重要になっていくのです。
その他、“外交”や“軍団編成”、自家の武将たちを自由に指揮しての“攻略”など、大局的な軍略や統治の重要性がいっそう高まります。城主とは違った視点で戦略を練りあげ、天下統一を狙っていきましょう。
本作では、大坂夏の陣や真田丸の戦いなどに関連する武将たちや、先日結果発表された“武将人気投票”上位20名の武将たちの顔グラフィックが新規で描き下ろされています。登場武将もシリーズ最大の2,000名超となります。
▲淀殿(茶々)。 | ▲後藤又兵衛。 |
▲片倉重長。 | ▲豊臣秀頼。 | ▲藤堂高虎。 |
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