2016年2月18日(木)
日本一ソフトウェアは、5月26日に発売するPS Vita用アクションRPG『クラシックダンジョン 戦国』の情報を公開した。価格は通常版が4,800円+税、ダウンロード版が3,810円+税。
本作は、立ちはだかる敵を倒し、罠をかいくぐり、ダンジョンを攻略していく2D・ドット絵のアクションRPG。昔懐かしいグラフィックやレトロなサウンド、簡単な操作でアクションを繰り出せる一方、奥深いやり込みや育成が魅力のタイトルだ。
この記事では、ゲームの基本的なシステムを紹介するとともに、本作独自のシステムである“魔装陣”やキャラメイクで選べる多彩な職業、PS Vitaの通信機能を使った要素などを紹介する。
【物語】
時は戦国。
多くの思いが交差し、群雄割拠の時代が終焉を迎えし時がきた。物語の舞台は“魔の開かず”。
未練を残した魂がたどり着く死後の世界。ここに出口はなく、再び輪廻に戻る方法はただ1つ。
“未練”を果たすこと。
夢叶えし者、夢破れし者、それぞれが各々の人生を噛み締めている刻、この物語は幕を開ける。
『クラシックダンジョン 戦国』は、未練を残した魂がたどり着く死後の世界“魔の開かず”を舞台に繰り広げられる、戦国和風のアクションRPGだ。
プレイヤーは、“魔の開かず”をさまよう戦国武将たちの“未練”を果たすため、“未練”の手がかりが隠されたダンジョンへ挑戦する。
“魔の開かず”は物語の舞台であり、プレイヤーの拠点となる場所。ここでは“万屋”や“お城”といった施設が存在し、装備の購入やダンジョンを攻略するための準備が可能だ。
また、“魔の開かず”にある施設を利用することで、新たな操作キャラクターを作成できる。
ダンジョンでは、キャラを操作してダンジョンの奥にある出口を目指す。戦闘はリアルタイムで進行。さまざまなアクションを駆使してダンジョンを攻略しよう。
▲攻撃や回復、ステータスアップなど、さまざまな“まほう”・“わざ”を駆使して戦おう。 |
▲ダンジョン内では、床のトラップに注意が必要。踏むと矢が飛んできたり、爆発したりする。 |
▲ダンジョンの奥にはボスが待ち受けており、強力な攻撃を仕掛けてくる。 |
▲宝箱からは、さまざまなアイテムが手に入る。ダンジョンによってはたくさんの宝箱があることも……!? |
キャラクターが使用できる武器は全部で8種類。刀、鈍器、杖、槍、弓、脇差、手裏剣、鎖鎌がある。武器にはそれぞれ長所・短所があり、武器によって攻撃の範囲やアクションが変化する。
挑戦するダンジョンやキャラクターの職業、プレイスタイルに応じて武器を変更しよう。
▲鈍器は攻撃モーションは遅いが強烈な一撃を繰り出せる。また、特定の壁を破壊することもできる。 |
▲弓は離れた場所からの安全な攻撃ができる。 |
▲槍は中距離での攻撃が得意。つかず離れずの距離を維持して攻撃できる。 |
キャラメイク時の“職業”によって、修得するスキルやステータス、成長の仕方が大きく変化する。本報では冒険が始まった際に選べる7種類の“職業”について紹介しよう。
・武士
攻撃・防御ともに平均的な職業。ステータスにクセがないので、初心者にもオススメの職業だ。
職技能:超滑走
スライディングの距離が通常よりも長くなる。
・妖術師
魔法スキルのスペシャリスト。HPは低めだが、遠距離からさまざまな魔法攻撃を放てる。
職技能:SP借金回復
SPが足りない状態で、SPを借金してスキルを使用した際、SPの回復速度が速くなる。
・剣豪
歩きにくい地形でも素早く動くことができ、ダンジョン探索に適している。
職技能:草炎ネバ歩き
草地や炎、ネバネバの地形でもスムーズに移動できる。
・公家
回復まほうを修得できる職業。長めのダンジョンを攻略する際に便利。
職技能:不死にとどめ
通常攻撃ではトドメをさせないアンデット系モンスターにトドメをさせる。
・陰陽師
肉弾&まほう攻撃がどちらも得意な職業。防御が低いぶん、遠近どちらも戦える器用な立ち回りができる。
職技能:ま・わざ詠唱時短
“まほう”と“わざ”の詠唱が短くなり、早く使用できるようになる。
・商人
“魔の開かず”での通貨(ガネ)を稼ぐことに特化した職業。修得できるスキルはガネに関連したトリッキーなものが多い。
職技能:死してガネ保持
ダンジョンで倒れた際に、失うガネも少なくなる。
・破戒僧
補助まほうと回復まほうに長けた、防御よりの職業。“家臣”を数多く配置できる魔装陣を修得するので、HPが高い。
職技能:たて前ボーナス
盾でガードした際、前方の耐性がアップする。
魔装陣とは、陣を組むことで“大将(操作キャラクター)”が、“家臣(仲間)”のサポートを受けてパワーアップするシステム。“大将”がダンジョンにて戦闘する際、“家臣”たちは盾となって“大将”を守り、ダメージを代わりに受ける。
▲魔装陣の種類により、配置できる家臣の数や位置が変わる。 |
▲配置された“家臣”たちは、陣形によってどの方向からのダメージを肩代わりするか決まる。 |
魔装陣は200種類以上存在し、それぞれ異なった形状を持つ。魔装陣には“家臣”だけではなく、特殊なアイテムを配置することができ、ステータスアップなどキャラクター強化にも大きな影響を与える。
これらの配置が攻略のカギとなるので、キャラクターを育成する際は活用してみよう。
冒険を進めると、“魔の開かず”で新たなキャラクターを作成できるようになる。キャラクター作成では、名前や職業、外見など、自分好みに選ぶことが可能だ。
“おえかき”モードを選択することで、キャラクターの顔をおえかき(ドットの打ち込み)することができる。4方向から見た通常表情やダウン表情、歩いている際のアニメーションなども自由に描ける。
また、キャラクターのおえかきデータは、画像データとしてPS Vita内のフォトフォルダに保存し、他のユーザーに渡すこともできる。
▲ドットを打ち込み、自分好みの外見をしたキャラクターや武器をつくれる。 |
▲おえかきモードで作成したキャラや武器を装備して、ダンジョンへ繰り出すこともできる。 |
本作では、PS Vitaのアドホック通信をしようした対戦プレイと協力プレイを遊べる。また、ダンジョンのクリアタイムを競うネットランキングも公開される。これについては、続報で詳細が発表される予定だ。
▲相手を邪魔しつつ、3種よりも多く宝を集めろ! |
▲協力プレイでは、仲間とともにボスを倒す。 |
▲全国のプレイヤーとクリアタイムを競え! |
本作を予約すると、特典として“クラッシクダンジョン 戦国サウンドセレクション Real&Retro”がもらえる。ゲーム中で切り替え可能な現代風なBGMと、昔懐かしい8bit風BGMの両曲を厳選したとのこと。
早乃香織さんが歌う主題歌『桜花戦嵐』(short ver.)も入れた計21曲(60分以上)を収録予定! 楽曲制作はZIZZ STUDIOが担当する。
※予約特典は数に限りがある。
※特典の情報は制作中のもの。内容が予告なく変更になる場合がある。
※画像はイメージ。
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