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2016年2月20日(土)

『The Division』オープンβの感想は? 解禁されたミッションとアビリティをプレイしてみた

文:hororo

 ユービーアイソフトから3月10日に発売予定のPS4/Xbox One/PC用ソフト『The Division(ディビジョン)』。2月上旬のクローズドβテストに続き、2月18日にXbox One)、2月19日にPS4/PCでオープンβテストがスタートしました。実施期間は、2月22日20時まで。

『ディビジョン』

 オープンβテストでは、先日のテストから新たにミッションとアビリティがそれぞれひとつずつ追加されました。この記事ではその2点を中心としたクローズドβからの変更点をお届けします。

 なお、電撃オンラインでは先日実施されたクローズドβテストのレビューも掲載。このゲームに初めて触った感想を読むことができます。このゲームでしか味わえない“最高にしびれる1分30秒”についてまだ知らない人は、前回のレビューからご覧いただけると幸いです。

『ディビジョン』

 ちなみに、このオープンβテストで作成したセーブデータは、製品版への引継ぎはできないようですが、参加者には製品版プレイ時に限定ジャケットがアカウントに付与されるとのこと。購入予定者は忘れずにプレイしておきましょう。

地下死体安置所で待ち受けるクリーナーズを一掃!

 前回のクローズドβでは、基地の医療棟を普及させる“マディソン野戦病院”ミッションでストーリーミッションは打ち止めでした。

 今回は、同時期にプレイできる“地下死体安置所”を体験でき、さらに技術棟も解放できるようになっています。こういった基地の設備は、復旧させることでプレイヤーが使用できるアビリティが増加していくため、優先的に解放・復旧していくといいでしょう。

『ディビジョン』

 “地下死体安置所”にいる要人を救出することがミッションの目的です。その名のとおり、ここにはニューヨークに蔓延するウィルスによって亡くなったと思われる人々の遺体が大量に収められていました。

 そして、ここを占拠していたのは、“街を浄化する”をモットーに暴れているクリーナーズという勢力。防護服に身を包み、火炎放射器で武装した彼らは、ニューヨークに登場するさまざまな勢力の中でも、もっとも不気味な存在と言えるでしょう。

『ディビジョン』
▲もともとは地下に作られた発電施設のようですが、今は数多の亡骸が眠る地に。バイオハザードと、それにともなう混乱の爪あとを見せつけられた感じ。
『ディビジョン』
▲マスクや仮面といった、顔が隠れるタイプの頭防具が大好きな私としては、かなり惹かれる外見ではありますが、容赦なく倒します。
『ディビジョン』
▲火炎放射器を持った敵は、背面のガスボンベを撃つと燃料漏れを起こし、爆発させられます。狙える時は積極的に狙いたいところ。

 なお、本作に登場する勢力に関するトレーラーも公開されているので、未見の方はぜひチェックしておきましょう。

●動画:『ディビジョン』勢力解説 トレーラー(吹替え版)

 このミッションの新しい要素は、ミッション中に指定された場所までバッテリーを運ぶ点でしょうか。バッテリーを運搬中は走ることができず、戦闘もできません。なので敵が現れたらバッテリーを床に置き応戦。排除したらまた持って進む……という感じでプレイしました。

 他のプレイヤーといっしょにプレイする場合は、1人が運搬を担当し、その他のプレイヤーが護衛すればスピーディーに進めるかもしれません。

『ディビジョン』
▲序盤のミッションだけに1人でもなんとかなりますが、ゆくゆくは協力プレイ推奨な難易度の高い運搬ミッションなども登場するのでしょうか。楽しみです。

技術棟解放で習得できるアビリティ「タレット」は、自動で敵を攻撃してくれる頼れるヤツ!

 “地下死体安置所”をクリアすると、拠点の技術棟が解放。同時にアビリティの“タレット”が使用可能になります。SF系のFPSやTPSではおなじみの、自動的に範囲内の敵を攻撃してくれる機銃を設置できる能力ですね。タレットが登場する作品ではタレット強化を優先する程度にはタレットが好きな私ですので、習得後は当然すぐに試しに行きました。

『ディビジョン』
『ディビジョン』
▲たいていのゲームのタレットは自分の目の前に設置するものなので、ある程度離れた場所にも設置できることに驚き。また、そのサイズにもビックリです。小さい!

 設置後、範囲内の敵に対してパラララッと銃弾を吐き出してくれるかわいいタレット君。威力はほどほど。耐久力もそこそこあるみたいで、なかなか頼りになります。タレットをオトリにして自分は側面に回り込んだり、敵が出現する場所にタレットをあらかじめ設置しておいたりと、使い道は広そうです。

『ディビジョン』
▲βテスト中は使用できませんが、火炎放射器を装備させたり、敵をスタンさせるダーツを発射できるようにしたりもできるみたいで、今からワクワクが止まりません!

 他にも、PvP解禁エリアである“ダークゾーン”では、ドロップするアイテムの種類が増えたり、敵性NPCの数が増えたりもしているように感じました。シングルプレイエリアの敵より強力なので、さらに高い緊張感が味わえそうですね。その分、アイテムボックスの出現頻度も増加しているようなので、リターンも大きいハズ。

『ディビジョン』

 以上、駆け足となりましたが、オープンβでの主な変更点をお届けしました。発売までわずか1カ月を切った『ディビジョン』。製品版ではさらに多様なカスタマイズができると思うと、期待がふくらみますね!

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