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2016年3月1日(火)

達磨のカラーもスタイリッシュ! プラチナゲームズ創立10周年記念パーティーで三並氏が今後の展望を語る

文:イトヤン

 2月26日、東京都内にてプラチナゲームズ株式会社の創立10周年を記念するパーティー“PLATINUMGAMES 10th ANNIVERSARY PARTY”が開催されました。

“プラチナゲームズ”

 プラチナゲームズは2006年2月の設立以来、『BEYONETTA(ベヨネッタ)』シリーズや『MAX ANARCHY(マックスアナーキー)』といった個性的なゲームの開発を担当。

 現在も『Scalebound(スケイルバウンド)』『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』などといった注目作の開発を手がけており、ゲームファンにも広くその名を知られています。

 そんなプラチナゲームズの創立10周年を祝うパーティーには、同社が開発を行った『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』においてディレクターを務めた三上真司氏や『メタルギア ライジング リベンジェンス』で同社と共同作業を行った小島秀夫氏をはじめ、多数のゲーム業界関係者が集結。

 さらに、海外からもビデオメッセージでお祝いの言葉が寄せられるなど、たいへん盛大なものになっていました。

“プラチナゲームズ”
▲会場の入り口には、プラチナゲームズ開発タイトルの発売元となっているゲームメーカーをはじめ、関係各位から送られたお祝いの花が数多く飾られていました。
“プラチナゲームズ”
“プラチナゲームズ”
▲プラチナゲームズが開発を担当している『スターフォックス ゼロ』の発売元である任天堂からは、紅白の花でプラチナゲームズのロゴをかたどってお祝いするという粋な演出も。

 パーティーの冒頭では、この10年間にプラチナゲームズが手がけたゲームタイトルを映像で振り返ったのち、代表取締役社長である三並達也氏が、同社のクリエイターやスタッフとともにステージに登壇しました。

“プラチナゲームズ”
“プラチナゲームズ”
“プラチナゲームズ”
“プラチナゲームズ”
“プラチナゲームズ”
▲プラチナゲームズ代表取締役社長の三並達也氏。

 この10年間、直接的、間接的に支えてくれた会場の人々に、改めて感謝の言葉を述べた三並氏は、同社のゲームをこれまで遊んでくれたファンに向けても、また別の機会にユーザーイベントという形で感謝の意を伝えたいと計画しているとのこと。

 さらに三並氏は、自分の後ろに整列している同社のクリエイター陣に対して、「このメンバーがスーツを着てステージに立つのは前代未聞」と述べて会場の笑いを誘いつつも、「これまでやってこられたのは、彼らを筆頭とするスタッフが頑張ってくれたおかげ」と、ねぎらいの言葉を語っていました。

 そして「世界で通用する作品、オリジナルの作品を作りたいという思いでやってきたが、この10年間で少しは(プラチナゲームズという)名前を認知してもらえたのではないか」と振り返った三並氏。

 その上で、「これからの私の使命は会社を存続させていくこと。スタッフ・クリエイターの使命はいい作品を作ること」と、次の10年に向けての決意を表明しました。

 続いて、株式会社セガホールディングスの代表取締役社長COOである岡村秀樹氏が登壇しました。

“プラチナゲームズ”
▲岡村秀樹氏。

 岡村氏はプラチナゲームズが創業された当時、セガ(現セガゲームス)が初期開発タイトルのパブリッシャーとなることによって、同社を支えた人物です。「変化の激しいゲーム業界で、インディペンデントな立場を維持してきたのは大変なこと」と、この10年間を振り返った岡村氏。

 プラチナゲームズが現在、世界に通用するディベロッパーへと成長したことについて、「同じ日本のゲーム業界に身を置く者として、我がことのように誇らしい」と語り、会場に集まった人々とともに乾杯を行いました。

 パーティーの合間には、シェフに変身した三並氏が、おもてなしの料理のローストビーフを自ら切り分けて会場の人々にふるまうという、楽しい趣向も用意されていました。

“プラチナゲームズ”
▲シェフの衣装に身を包んだ三並氏。ものまねタレントのゆうぞうさんがレポートする前で、ローストビーフを自ら切り分けていました。
“プラチナゲームズ”

 そしてパーティーの最後には、プラチナゲームズらしいクールなカラーリングの達磨(だるま)がステージに登場。三並氏が同社のさらなる発展を願って達磨に目を入れると、会場からはひときわ盛大な拍手が送られていました。

“プラチナゲームズ”
“プラチナゲームズ”

 こうしてプラチナゲームズの創立10周年記念パーティーは、大盛況のうちに幕を閉じました。これからもプラチナゲームズらしい、個性あふれるゲームの数々が世に送り出されることと思います。同社クリエイター陣の活躍を、心から期待しています!

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