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2016年3月3日(木)

日本ゲーム大賞2016 アマチュア部門の募集開始。今年のテーマは“流(流れる・流す)”

文:Taka

 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、“日本ゲーム大賞2016 アマチュア部門”作品の募集を3月1日より開始しました。

“日本ゲーム大賞2016”

 “日本ゲーム大賞2016 アマチュア部門”は、ゲーム産業の未来を担うアマチュアのクリエイターが制作するオリジナルゲームソフトの中から、優れた作品を表彰するものです。

 応募は、6月30日までに“日本ゲーム大賞”公式ホームページから応募用紙をダウンロードしたうえで、作品のデータやプレイ映像を収録した記録メディアを郵送することで受け付けられます。

 なお、“日本ゲーム大賞 アマチュア部門”は、年齢、性別、国籍、個人、法人、団体を問わず、アマチュアのクリエイターであれば誰でも応募することができます。

今年の募集テーマは“流”(流れる・流す)

 “日本ゲーム大賞 アマチュア部門”では、ひとつのテーマを盛り込んだ作品が募集対象とされています。

 また、アマチュア部門選考委員より、今年のテーマに対するコメントが公開されました。

●アマチュア部門選考委員のコメント(原文のまま掲載)

 今年のテーマは“流”(流れる、流す)です

 動きのあるテーマワードで、エンジニアの皆さんもチャレンジできることが多いと思いますし、デザイナーの皆さんもいろいろな情景がイメージできるのではないでしょうか?

 ただし、この字ですが“流派”としては解釈しないでください(例:一刀流で剣術のゲーム)

 また、単にゲームの背景がスクロールするだけ、というような無理やり入れ込むのもNGとします。

 ゲーム業界の未来を担うアマチュアの皆さんが、このテーマからどういう発想をし、皆さんでないとできないチャレンジをして、プロをうならせるゲームをつくりあげてください!

作品は“コンセプト/完成度/プログラム/グラフィック”の4つのポイントで評価

 応募された作品は、ゲームの中核となる部分のアイディア・斬新さを評価する“コンセプト”や、ゲームの作り込み具合やレベル調整の“完成度”など、4つのポイントを評価軸として審査されます。

 また、制作者が最も評価してほしい部分は“アピールポイント“として申請することができ、該当部分は選考委員が特に重要な要素として評価します。

 選考は、プレイ映像の視聴による第1次審査、試遊による第2次審査と最終審査を経て、“大賞”、“優秀賞”、“個人賞”、“佳作”が選考されます。

 各賞に選ばれた作品および制作者は、9月17日の東京ゲームショウ2016内イベントステージで行われる“日本ゲーム大賞2016 アマチュア部門発表授賞式”での発表・表彰が予定されています。

 大賞作品には賞金50万円、優秀賞と個人賞には賞金5万円が副賞として贈られます。詳しくは公式サイトを確認してください。

【応募期間】
・3月1日~6月30日
【表彰】
・大賞(1作品):トロフィー、副賞:50万円
・優秀賞(該当数):トロフィー、副賞:5万円
・個人賞(該当数):トロフィー、副賞:5万円
・佳作(該当数):トロフィー
【審査方法】
・第一次審査:プレイ映像の視聴審査により、2次審査進出作品が決定されます。
・第二次審査:各作品の試遊審査を行い、最終審査進出作品が決定されます。
・最終審査:業界誌編集長、クリエイターが最終審査選出作品全てについて試遊審査します。
【選考委員】
・業界誌編集者
・クリエイター等で構成
【発表授賞式】
・9月17日※予定
【場所】
・“東京ゲームショウ2016”内イベントステージ会場:幕張メッセ

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