2016年3月13日(日)
本日3月13日に東京・秋葉原で行われている“ゲームの電撃感謝祭2016”おまたせしました完全新作! コンパイルハート新作コレクション2016春で、PS Vita用ソフト『神獄塔メアリスケルター』が発表されました。
本作は、電撃文庫×電撃PlayStationのタッグとコンパイルハートが贈る完全新作アクティブ3DダンジョンRPGです。ストーリー原案は乙野四方字先生が担当します。
●『神獄塔メアリスケルター』プロモーション動画
本作の舞台となるのは日本。謎に包まれた地下666メートルにある監獄“ジェイル”となります。“ジェイル”は1999年9月に突如普通の街に“生まれた監獄”で、ある時大きな街を地下666メートルまで陥没させ、そのまま監獄として変化していった生き物とのこと。
その後、地下には謎の化け物“メルヒェン”が現れるようになり、人々を捕えては監獄へ収監しているそうです。
主人公とヒロインたちは、この出来事から数十年後に生まれ、この監獄から脱獄するために、ときに戦い、ときに全力で逃げるという冒険を繰り広げていきます。
詳細は語れないそうですが、ジェイルには食欲や性欲、睡眠欲といったものがあるとのこと。この要素がストーリーやシステムと密接にかかわりを持つようです。
本作の主人公であるジャックは、少し弱気ですがやる時はやる男の子。
ジャックと一緒に牢屋にいて、お互いに支え合っていたという女の子。
ジャックとアリスを牢屋から助けてくれるというお姉さん。何故2人が助けられたかというと、特殊な能力を持っているからとのこと。
街が“ジェイル”に閉じ込められ、“メルヒェン”に囚われ続ける人類の後に生まれた女の子が数人いるとの情報も発表されました。
彼女たちは、何故かメルヒェンの血液に反応して覚醒し、身体能力が大幅に向上しているようで、対メルヒェン部隊“血式少女隊”を結成。ジェイルからの脱獄を計画しているそうです。
もちろん、赤ずきんもこの血式少女隊の一員だそうで、他にも親指姫や白雪姫、眠り姫なんかも登場するとのお話もありました。全員が童話の登場人物の名前を冠していますが、これも作品の設定やコンセプトにかかわるようです。
また、戦いの中でメルヒェンはピンクの血を流しまくるそうですが、ただの演出というわけでなく、バトル・ダンジョン・育成にかなり絡むとのこと。
血の量がすごそうという方に向けての朗報もありました。ゲーム中ではリアルな描写はないそうなので、血などの表現が苦手な方も安心です!
番組中には、主人公たちと血式少女隊はどのようにジェイルから脱獄するのでしょうという物語の根幹に迫る質問が出ました。
ここで前述した3大欲求が絡んでくるそうで、ジェイルは欲求を満たすことで成長し、その真ん中にある“監獄の塔”が上へと伸びていくとのこと。
3大欲求以外にも成長させる術はありますが、最終的に監獄の塔を“地上までの666メートル”に成長させて伸ばせば脱獄できるそうです。ただ、これもひと筋縄ではいかないそうで、今回の情報だけで予想できるものより、さらに上をいく展開になっていますと語られました。
ゲームのシステム的にダンジョン内での謎解きがあるようで、弓矢や爆弾を使った王道なものをはじめ、従来の3DダンジョンRPGとしても、これまでにない仕上がりになっているそうです。
さらに、この謎解きの要素をより“パニック”にさせる要素として、メルヒェンの親玉“ナイトメア”が登場するとのこと。ナイトメアはダンジョン探索中にリアルタイムで走って追いかけてくるとのお話が。
▲ナイトメアは、動きにもこだわっているそうです。。 |
『セブンパイレーツ』が明るいお色気なら、『メアリスケルター』はダークなお色気と語られました。いろいろな意味で、今から注目ですね!
番組中に電撃文庫より、『神獄塔メアリスケルター』の小説が発売することが発表されました。ゲームの小説化ではなく、同じ世界で違う物語が描かれるそうです。
ゲームも小説も、どちらか単体で楽しめるものになりますが、両方知っていると深い設定などが知れて2倍楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。
また電撃PlayStationでは、ゲームの最新情報はもちろん、乙野先生の小説連載も行っていきます。こちらは、ゲームと小説の前日譚という位置づけになるそうです。
連載は4月14日発売の『電撃PlayStation vol.612』よりスタートとなります。3月31日発売号では、本作の特集も予定されているそうですので、こちらもぜひ確認してみてください。
※ゲーム・イラストは開発中のもの。
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