2016年3月14日(月)
『ガーリッシュ ナンバー』ステージはわたりん節全開。いい意味でムカつくキャスティングに!?
3月13日に東京・秋葉原のベルサール秋葉原と秋葉原UDXで行われた“ゲームの電撃 感謝祭2016”&“電撃文庫 春の祭典2016”&“電撃コミック祭2016”。
ベルサール秋葉原で行われた『ガーリッシュ ナンバー』のステージレポートをお届けします。
『ガーリッシュ ナンバー』は、『電撃G’sマガジン』の付録小冊子『DENGEKI G’s NOVEL』にて連載中のイラストノベルで、渡 航先生が執筆、QP:flapper先生がキャラクター原案・扉絵を、やむ茶先生が挿絵を手掛ける“アイドル声優お仕事ストーリー”です。コミックやTVアニメ化のプロジェクトも進行しています。
今回のステージイベントには、原作者の渡 航先生が登壇。さらにシークレットゲストとして、烏丸千歳(からすま ちとせ)役の千本木彩花さん、久我山八重(くがやま やえ)役の本渡 楓さん、片倉 京(かたくら こと)役の石川由依さんが登場し、さまざまなトークが展開しました。
なお、ステージで発表された最新情報については、別の記事でまとめています。
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ステージのオープニングは、“わたりん”こと渡 航先生のノリノリなワンマントークが展開。いろいろとネタ満載のQ&Aでは「声優としての出演は難しいかしれないけれど、自分は歌が歌えるので、主題歌なら!」「作家になれば声優と結婚できるかもしれないという世間への夢を与えるための社会的使命として、自分は声優さんと結婚したい!」など、“わたりん”節があふれるトークで会場は大いに盛り上がっていました。
……ちなみにこのQ&Aは、本来は“『ガーリッシュ ナンバーって何?』”という趣旨のはずでしたが、結果的には渡 航先生の公私さまざまなことについて聞く一問一答となっていました(笑)。
その後はメインキャストの発表と合わせて、シークレットゲストの3名が登場。それぞれが演じたキャラクターの印象が語られたのですが、そこはキャラクターが個性派ぞろいの『ガーリッシュ ナンバー』ということで、「見た目はかわいいのですが……」と性格については言いよどむ場面もありました。
▲千本木彩花さんが演じる烏丸千歳。かわいい外見ながら、かなりの腹黒キャラとのこと。 |
渡 航先生も、烏丸千歳のちょっとクズ気味な性格が垣間見られる鼻歌の存在を明かしたり、久我山八重のあざとさについてコメントをしていたりました。
キャラクターのキャスティング理由については、「いい意味でムカつく演技をしてくれるキャスティングにしました」とコメントをして、出演声優陣からブーイングを受ける場面も(笑)。
ただ、これはあくまでキャラクターの設定上のこと。その個性を最大限生かせる演技をできる人を選んでいったということで、かなりのハマリ役になりそうとのことでしたので、楽しみですね。
▲本渡 楓さんが演じる久我山八重。とにかくあざとく、同性にはイラっとされるタイプだとか。 |
キャラクタートークに続いては、作品にちなんだ声優業界の不思議ネタやあるあるネタのトークが展開。マジメなネタから暴走系まで、さまざまなネタが披露されましたが、ここでも“わたりん”節は絶好調!
出演声優から「あとで反省会をしましょう」と少し真面目な感じで突っ込まれる部分もありつつ、会場の笑いが終始絶えない、大盛り上がりのイベントとなっていました。
▲石川由依さんが演じる片倉 京は、関西弁でさばさばした性格。3人の中では年長で、お姉さん的なポジションになるそうです。 |
そんな『ガーリッシュ ナンバー』のTVアニメは、TBS、BS-TBSで放送されます。公式サイトもオープンして、いろいろな情報が公開されていくとのことなので、続報が楽しみですね!
■“ゲームの電撃 感謝祭2016”&“電撃文庫 春の祭典2016”&“電撃コミック祭2016”開催概要
【開催日時】2016年3月13日(日)10:00~17:00
【入場料】無料
【会場】ベルサール秋葉原+秋葉原UDX
【主催】株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
(C)渡 航
イラストQP:flapper