2016年3月13日(日)

TVアニメ『この美』上坂すみれさんが考えるコレットの特技はハゼ釣り!? 出演声優が本作への意気込みを語る

文:あべくん

 3月13日に東京・秋葉原で開催された“ゲームの電撃 感謝祭2016&電撃文庫 春の祭典2016&電撃コミック祭2016”。本記事では、同イベントで実施された『この美術部には問題がある!』ステージの模様をお届けします。

『この美術部には問題がある!』

 『この美術部には問題がある!』は、月刊コミック誌“電撃マオウ(毎月27日発売)”で2012年10月から連載中の、いみぎむる先生による文化系部活コメディです。

 とある中学校のとある美術部を舞台に、絵の才能に恵まれながら“二次元嫁”を描くことにしか興味のない男子・内巻くんと、そんな男子が気になる片思い女子・宇佐美さんを中心に、おかしな面々によるコミカルな日常が描かれます。

 先日TVアニメ化が発表された『この美術部には問題がある!』のトークショーステージでは、宇佐美みずき役の小澤亜李さん、内巻すばる役の小林裕介さん、コレット役の上坂すみれさんが登壇。ステージには多くの観客が詰めかけました。

 小林さんが進行役をつとめ、さぁトークショースタート! と思いきや、なんと伊万莉まりあ役の東山奈央さんがサプライズで登場。突然の新キャスト発表とご本人の登場に、大きな歓声があがっていました。

『この美術部には問題がある!』

 改めて、4人でスタートしたトークショーでは、まだ放送前、そしてイベント開催も初めてのアニメということで、自己紹介も兼ね、各キャラクターの紹介文をキャスト自身が考えるといった企画を行うことに。

『この美術部には問題がある!』

 ただし、もうすでに原作を読んでいる4人。「つまりこれは“ボケろ”という企画です」と話す小林さんに対し、女性陣から「見本をみせて!」と言われ、急遽トップバッターを小林さん自身が務めるなど、会場は楽しい雰囲気に。

 原作画を見ながら、それぞれ自由に発想するキャスト陣でしたが、上坂さんが考えるコレットの紹介文では“伝説の釣り師 得意なのはハゼ釣り ちなみにソ連から来た”というお得意のネタが飛び出し、会場は大きな笑いに包まれていました。

『この美術部には問題がある!』

 イベントもそろそろエンディングかと思われたタイミングで、小林さんより「今日は、さらにもう一キャラクター、ここで初出しになります!」というサプライズが。

 ステージのスクリーンに映し出されたのは、立花夢子役を演じることが決定した水樹奈々さん! 突然のスペシャルメッセージに会場では再び、大きな歓声があがっていました。

 水樹さんは「生徒たちを愛で包むということを、全力で演じさせていただきたいと思います」、「ヒロインのみずきちゃんがめちゃくちゃ可愛いんですよね!」と、作品参加への意気込みやキャラクターの魅力を語っていました。

 そしてまだこれだけでは終わらず、続いて、アニメ化記念のティザー映像が公開され、放送情報やメインスタッフ情報が解禁されました。

 監督は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』などを手掛けた及川啓さんで、アニメーション制作はfeel.が担当。放送は2016年7月より、TBS・BS-TBSにてスタートとのことです。

 さらに、原作のいみぎむる先生描き下ろしのアニメ化記念ビジュアルも公開されるという盛りだくさんな初解禁情報に、会場の盛り上がりはピークに。そんな中、各出演キャストから最後の締めのご挨拶が。

『この美術部には問題がある!』

 「おもしろくて途中で止まらなくなるんです(東山さん)」、「絶対に好きなキャラクターが誰しもいるんじゃないかな(上坂さん)」、「今から演じるのがすごく楽しみなキャラクターです(小澤さん)」、「男の子、女の子ともにキュンキュンする作品を、キャストのみんなと作りたいと思います(小林さん)」と話すなど、原作の魅力や放送スタートへの意気込みが改めて語られた後、イベントは終了しました。

 イベント終了後には、公式サイトTwitterも立ち上がるなど、7月からのアニメ放送に向け、いよいよ動き出した『この美』。今後も目が離せません!

●アニメ放送&スタッフ情報(敬称略)

TBS・BS-TBSにて7月より放送予定
原作:いみぎむる『この美術部には問題がある!』/電撃マオウ連載
監督:及川 啓
シリーズ構成・脚本:荒川稔久
キャラクターデザイン:大塚 舞
音響監督:本山 哲
アニメーション制作:feel.
製作:この美製作委員会

▼『この美術部には問題がある!』
■著者:いみぎむる
■プロデュース:アスキー・メディアワークス
■発行:KADOKAWA
■1~5巻発売中
■価格:570円+税
 
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