2016年3月17日(木)
メカアニメ『RS計画 -Rebirth Storage-』が6月に特番放送。フジテレビ、DeNA、エブリスタが参加
フジテレビジョン、DeNA(ディー・エヌ・エー)、エブリスタの三社によるオリジナルTVアニメ製作プロジェクト“僕たちの見たいメカアニメをつくろう製作委員会(メカつく)”は、一般公募/投票により同プロジェクトのグランプリに選出された『RS計画 -Rebirth Storage-』を、2016年6月にフジテレビで特番として放送することを発表しました。
西暦2025年の日本を舞台にした本作。キービジュアルには、廃墟と化した都市でメインキャラクターの少年・佐神凛(さがみ・りん)と少女・御堂結絃(みどう・ゆづる)がたたずむ中にどこか希望を感じさせる光が差し込み、遠景には2人の搭乗する機巧“むっつ”が描かれています。
▲キービジュアル。 |
このキービジュアルは、本作のキャラクターデザイン、およびキービジュアルアートディレクションを担当した政尾翼さんと、廃墟と化した都市を温かみのある目線とともに緻密に描く作風で国内外を問わず高い人気を誇るCGアーティスト・東京幻想の初のコラボレーションによって生まれました。
◆『RS計画 -Rebirth Storage-』あらすじ
西暦2025年――
突如出現した未知の脅威“機巧”は人類への攻撃を展開し、多くの都市がなすすべもなく破壊された。
窮地に立たされた人類だったが、日本で機巧の残骸が発見されたことをきっかけに設立された“東京機巧研究所”(東機研)を拠点に、機巧の兵器利用の研究が進められていく。
毒をもって毒を制すべく、機巧をもって機巧に対抗せんとするその方策は、人類に残された唯一の希望だった。
そして9年後。
発見された残骸を手がかりに開発された主力機巧“むっつ”の実戦投入が近づいていた。
“むっつ”搭乗パイロットの候補生として選ばれた少年・佐神凛(さがみ・りん)と少女・御堂結絃(みどう・ゆづる)は、人類の未来という大きすぎる希望を背負いながら、課せられた任務に果敢に立ち向かっていく。
だが、ふたりを待ち受けていたのは、あまりにも過酷な運命だった――
●動画:『RS計画 -Rebirth Storage-』特報映像
プロデューサー・松尾拓(フジテレビ)氏のコメント
タイミングを計ったわけではないのですが、2014年3月18日の“メカつく”プロジェクトスタートからちょうど2年が経ち、グランプリ作品である『RS計画 -Rebirth Storage-』の本格始動をここに改めて発表できることを非常に嬉しく思います。
原案・ロール氏とメカニックデザイン・佐藤周一郎氏による素晴らしい世界観をさらに魅力的に膨らませられるよう、特番放送に向けて鋭意制作を進めておりますので、ご期待ください。
また、今回放送される『RS計画 -Rebirth Storage-』は制作チームだけのものではありません。
一般の方々から企画を募集し、それをTVアニメ化するという新しい取り組みを信じて様々な企画を応募してくださったみなさま、そしてその様子を見守って下さったみなさまと一緒に作り上げていきたいという思いの中、非常に珍しい試みではありますが、特番放送前に絵コンテや脚本、設定資料、美術ボードなどさまざまな資料を公式サイトで順次公開していきたいと考えております。
このメッセージを今まさに読んでいただいているあなたも、作り手の一員となった気持ちで、ぜひプロジェクトを楽しんでいただければと思います。
◆“僕たちの見たいメカアニメをつくろう製作委員会(メカつく)”について
“メカつく”は、2014年3月18日に“みんなが見たいメカアニメを、みんなでつくろう”というコンセプトで発表された、一般参加型のアニメ製作プロジェクトです。WEB上でオリジナルアニメの企画を公募した一次選考には、500通を超える応募が寄せられました。
そこから選出された5作品について、2014年6月にキャラクターデザイン、メカニックデザイン、シナリオをそれぞれ募集。最終選考に残った5作品は短編のパイロットフィルムが制作され、2015年2月にはフジテレビにて特番『僕たちはメカアニメジェネレーション ~鬼才誕生直前SP~』が放送されました。
そして2015年3月、WEB上での投票によって再生数1位となり、グランプリを獲得したのが、今回放送が決定した『RS計画 -Rebirth Storage-』です。
▼『RS計画 -Rebirth Storage-』概要
・原案:ロール
・メカニックデザイン:佐藤周一郎
・キャラクターデザイン:政尾翼(DeNA)
・プロデューサー:松尾拓(フジテレビ)、野上雄一郎(DeNA)
(C)R.S.PROJECT