3月24日に『Dance with Devils』のゲームがリリース！　電撃Girl’sStyle3月号に掲載された、立華リンド役・羽多野 渉さんのインタビューの完全版をお届け!!　

――収録後の感想をお願いします。

　達成感に包まれといると同時に、なぜか原因不明の首と肩の痛みにも苛まれています（笑）。そんな収録ではありましたが、エクソシストとしての生を全うできたのではないかなと思います！　また、アニメはミュージカルアニメということで、音楽と密接に関わりのある作品でした。アニメを収録した1週間後に音楽のレコーディングを行ったりと、変則的なスケジューリングではありましたが、斬新で深く作品やキャラクターと相対することができ、幸せな1年間でしたね。

――「ヒトルート」と「アクマルート」の各ルートの見どころやオススメシーンを教えてください。

　リンドは攻略できる男の子のなかで、唯一アクマではないキャラクターです。アニメをご覧になってくださった方々はリンドの抱えるものを知っているかと思いますが、彼の出生にはある秘密が隠されています。なので、その秘密部分ならではの物語が用意されているのが特徴的ですね。ちなみに、ディレクターさんからは「羽多野さん、「アクマルート」のリンドを演じているときが1番活き活きしていますね」と言われました！　もしかしたら僕は「アクマルート」向きの声優なのかも知れません（笑）。

　リンドとの恋愛は非常に濃厚でした。アニメではああいった形のエンディングを迎えましたが、本作では極限までキャラクターを掘り下げて「この子はどういう人物なんだろう？」と突き詰めていますので、みなさんにも6人の人となりがいっそう伝わるのではないでしょうか。アニメでは描き切れなかった個性や内面が表れていますし、プレイ後はもっと彼らを好きになれるかと思います。

　巷でリンドは「妹のこと好き過ぎるだろう」とか「エクソシスコン」なんていじられていますが、ゲームの収録をしている僕自身ですら「アニメのリンドはまだまだ甘かったんだ……」と衝撃を感じました（笑）。彼からは熱いリビドーを感じるかと思いますよ！

――アニメとゲームでは異なる展開を迎える本作ですが、演じ分けなどはされたのでしょうか？

　アニメとゲームで特になにかを変えるということはしなかったのですが、アニメでは描かれなかったリンドの持つパーソナルな部分が解放されるシーンは演じていてとても楽しかったです！　主人公にとって世界で1番のお兄ちゃん、といった雰囲気で演じさせていただきました（笑）。

――アクマに1つだけ願い事を叶えてもらえるとしたら、なにをお願いしますか？

　切実なんですが、健康にして欲しいですね（笑）。最近、収録中に肩が痛くなっちゃうので治して欲しいなあ、と。読者のみなさんにも不調を感じたらすぐ病院に行くことをオススメします！　無茶をしても痛まない身体があったら代償を払ってでも欲しい（笑）。この話題、実はイベントの楽屋でも盛り上がったんですが「ダンデビ」キャスト陣は木村くん以外はみんな健康関連をお願いするって言ってましたね。なので、唯一「モテたいっす！」と言っていた木村くんが際立っていました（笑）。

――読者の方にメッセージをお願いします。

　ゲームはアニメをご覧になってくださったみなさまにも楽しめる内容となっています。プレイした際は必ずやキャラクター愛が深まると思いますので、最後まで満喫していただきたいですね。また、初めて「ダンデビ」を知ったという方にとって、ゲームは一から世界観を知る上でうってつけのツールだと思います。

　そして、もっと「ダンデビ」を楽しみたいという方は現在発売中のアニメのBlu-ray＆DVDの方もお手に取ってみてくださいね。ちなみに、アニメとゲームのオープニング主題歌も担当させていただいてますので、合わせてぜひ（笑）。ゲーム、アニメ、音楽から「Dance with Devils」の世界観を堪能してください！

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