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2016年3月29日(火)

『ユーリ!!! on ICE』フィギュアスケートのシーンは3Dを使用せず。自腹での海外取材など制作秘話も

文:Taka

 3月26・27日に開催された“AnimeJapan 2016”のブース“エイベックス・ピクチャーズ”内のステージで、新作オリジナルアニメーション『ユーリ!!! on ICE』の制作発表会が行われました。

『ユーリ!!! on ICE』

 本作は、原案を久保ミツロウさん(『モテキ』など)と山本沙代さん(『LUPIN the Third -峰不二子という女-』など)が、アニメーション制作をMAPPA(『神撃のバハムート GENESIS』など)が手掛ける本格男子フィギュアスケートアニメです。

 イベントでは、久保ミツロウさん、山本沙代さんが登壇しトークセッションが行われた他、ティザービジュアル、PV、スタッフ、メインキャストの3名が公開されました。

 トークセッションでは、アニメ制作の様子が久保さんと山本さんから語られました。制作は約2年前から開始され、必要な資料集めのためにバルセロナやロシアなどの海外取材に自腹で行ったそうです。

『ユーリ!!! on ICE』

 物語の要となるフィギュアスケートの演技シーンは、一切の3Dを使用せずに表現。宮本賢二さんが本作のために考えた演技を実際に滑り、それを撮影したものを参考に、演技シーンが作られているとのこと。

 久保さんからは、脚本についてのお話しがありました。脚本は漫画で制作しており、アニメ1話が週刊誌連載でいう4話ぶんの量のため、毎話ものすごい量の執筆をこなしているそうです。

『ユーリ!!! on ICE』
▲久保ミツロウさん。

 イベント終わりには、久保さんと山本さんから、本作への意気込みとファンの皆さんへコメントが送られました。

久保さん:制作者でありつつもファン心を持ち、情熱をこめて作りたいです。そして、視聴した人が3人のキャラを愛し、フィギュアスケートが好きになれるような作品にできるようにがんばります。

山本さん:アニメが好きな人、フィギュアスケートが好きな人の両者が納得できるような作品にしたいです。制作が始まったのは2年前ですが、企画自体は自分の中で4年前から考えていました。この作品で、4年間の思いを全力で表現したいです。よろしくお願いします。

 久保さんと山本さんの熱い思いが語られた製作発表会。筆者もPVを視聴して、早くも『ユーリ!!! on ICE』のファンになりました! 今後の続報に期待しましょう。

●TVアニメ『ユーリ!!! on ICE』PV

■“AnimeJapan 2016”開催概要
【開催日時】
・メインエリア会期:2016年3月26日・27日
10:00~17:00 ※ファストチケット入場は9:30~(※最終入場16:30)
・ビジネスエリア会期:2016年3月25日・26日
10:00~17:00(※最終入場16:30)
【会場】東京ビッグサイト

●チケット情報(当日券)
【販売期間】2016年3月26・27日(各日5:00~)
【販売場所】
CNプレイガイド / Famiポート
※CNプレイガイドインターネット販売・Famiポートは、各日6:00から販売
【販売価格】
中学生以上:2,000円(税込)
小学生以下:入場無料

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(C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会

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