2016年4月25日(月)
スクウェア・エニックスとプラチナゲームズが制作を進めている、PS4用ソフト『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』。先日のコンサート&トークライブイベントで、主人公・2Bをはじめとする3人の主要人物、およびその声優陣が発表されたのは記憶に新しいところでしょう。
今回は、そんな『ニーア オートマタ』の最新スクリーンショットやコンセプトアートの数々を公開。謎に満ちた世界観について、電撃独自の視点で迫ります。2Bたち“ヨルハ部隊”が戦う姿も見られますのでお楽しみに。
機械生命体を擁する宇宙人の襲来によって地球を追われた人類は、月にその住処を移しています。圧倒的な兵力を誇る敵に対抗するため、人類が生みだしたのはアンドロイドの兵士たち。
こう着した戦況の打開を目的に作り出された最新の戦闘用歩兵“ヨルハ”部隊の面々は、人間に代わって機械生命体を打倒し、人類の生まれ故郷を取り戻す任務を帯びて、絶望の地球へと降下することになります……。
自動歩兵人形“ヨルハ”部隊の一員として派遣された、汎用戦闘モデルのアンドロイド。剣撃による近距離攻撃、およびサポートシステム“ポッド”を利用した遠距離攻撃が可能と、高い戦闘能力を秘めています。
また、戦闘用ゴーグルを装着しているため、その表情をうかがうことはできません。アンドロイドは感情を持つことは規則上禁止されているものの、モデルごとに個体差はあり、2Bは比較的冷静沈着な性格の持ち主とのこと。
演じる石川由依さんいわく、“最初は無機質な2Bは、物語が進むことで徐々に人間のような感情を持ち始めていくのでお楽しみに”とのことですが……。はたして彼女はどのような道を歩むことになるのでしょうか。
▲プロポーションバツグンな2B。見た目は華奢ですが、コンサート&トークライブでの実機プレイでは、巨大な剣も軽々と使いこなして敵をガンガン屠っていました。 |
▲遠距離攻撃を可能とするサポートシステムの“ポッド”。スクリーンショットを見た感じでは、ポッドにつかまって空中を移動する局面もあるようです。 |
2Bと行動をともにする“ヨルハ”部隊の一員。攻撃機能も有するものの、おもに調査任務を得意とし、ハッキングによる情報収集で2Bをサポートします。“ヨルハ”部隊の中では比較的感情表現が豊かなタイプで、優しい性格の持ち主。
齊藤プロデューサーいわく、“誰からも愛されるキャラクター”とのことです。なお、実機プレイでは9Sもプレイアブルキャラクターとして操作されていました。
▲2Bと同様、9Sも戦闘用ゴーグルで目元を隠しているため、戦闘中にどのような表情を見せるのかは不明です。 |
▲サポートタイプのキャラクターとのことですが、2Bと同様、機械生命体と戦う力は備えている模様。2Bと同様、近距離武器に加えて“ポッド”による遠距離攻撃も可能なようです。 |
A型は、現在運用されていない近接攻撃に特化したヨルハのプロトタイプモデル。かつて、2Bや9Sなどの正式モデルの実用化に向け運用されていた試作機です。
あまり多くを語る性格ではなく、常に1人で行動しているようですが、戦闘能力は新型である2Bたちと遜色はなさそう?
▲A2のみ、型番と号数が2Bたちと逆になっているのは、彼女がプロトタイプモデルだから? 彼女のみ戦闘用ゴーグルをつけていないので、感情があらわになっているようにも見えますが……。 |
▲A2という人物を表現するキャッチコピーは“過去と憎悪の、渦。”いったい、A2の過去にどのような秘密があるというのでしょう? |
なお、実機プレイでは2Bと9Sが行動をともにしている様子は見られましたが、A2にいたっては登場すらしませんでした。
まだA2を自在に動かせるところまで開発が進んでいないという可能性もありますが、彼女だけはどこか異質な雰囲気を発しているだけに、2Bや9Sと共闘するのかどうかはまったくの未知数。
敵が強大なだけに、手を取り合って戦った方が有利になるとは思うのですが……。
▲共闘する2Bと9Sに対して、なんとなく不穏な空気を醸し出しているように見えるA2。2Bたちと協力するのか、それとも敵対することになるのではないか……など、今から妄想がはかどりますね!! |
今回、新規のコンセプトアートとスクリーンショットも公開されましたのでご紹介しましょう。
▲何らかの工場施設を歩く9Sの姿が描かれたコンセプトアート。9Sのそばには“ポッド”が浮かんでいることも確認できます。“ポッド”は“ヨルハ”部隊1人につき1台が随行しているのでしょうか。それとも、2Bと共有している? |
▲こちらは工場施設の中を描いたもの。人類が月に追いやられてなお、まだ稼働は続けているようですが……。ここで新たな機械生命体が作成されている……なんて可能性はあるかも? |
▲2Bと9Sが、工場施設らしき場所を探索しているスクリーンショット。上記のコンセプトアートが、実機だとこのような場所になる? それとも、まったく別の場所? 少なくとも雰囲気は似通っているように見えます。 |
▲高所に1人でたたずむA2。逆光であることも手伝い、不気味な存在感を漂わせています。 |
本作の攻略情報と設定資料を収録した『NieR:Automata Strategy Guide ニーア オートマタ 攻略設定資料集 ≪第243次降下作戦指令書≫』を4月28日に発売します。価格は2,500円+税。仕様はB5判・304ページとなっています。
やり込みに役立つ攻略データに加え、ネタバレ注意のキャラクター&ストーリー解説も収録!
ディレクター・ヨコオタロウさんによる短篇小説、小説家・映島巡さんによる書き下ろし小説2篇も読める『NieR:Automata』ファン必携の1冊です。
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→『NieR』を6年追い続けてきた人物が、コンサートを経て『ニーア』の今までとこれからを語る
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