4月26日稼働の『艦これアーケード』をチェック! 直前プレイで確認できた情報を余すところなくお届け
『艦これ』運営鎮守府とセガAM2研が贈る、今春のアーケードの注目作『艦これアーケード』が、ついに稼働となりました。ブラウザ版『艦これ』はよく知っているけれども、『艦これアーケード』はよくわかっていないという方は、まず『艦これアーケード』公式サイトで公開中の『艦これ』声優陣によるプレイ動画をチェックしてみてください。
声優さんによるプレイ動画は、システムを把握するうえでも非常に参考になるプレイ内容となっているので、出撃前に一度はチェックしておくことをオススメします。
そしてここからは、いよいよ正式稼働ということで、電撃アーケードゲーム編集部が稼働版を直前にプレイさせてもらった実戦レポートを掲載。初回プレイ時の流れとバトルの概要にポイントを絞りつつ、『艦これアーケード』をプレイするための基礎知識などを紹介していきましょう。
初回プレイ時の流れを確認して、効率のよいGP消費を!
初回プレイではチュートリアルに従って『艦これアーケード』のプレイの流れをひととおり体験することになります。
【初回プレイ時の流れ】
1.クレジット(100円)、Aimeカードを登録して初期秘書艦を選択
▲初期秘書艦選択時にも、画面をつんつんすることで艦娘の3Dモデルをいじることができます。 |
2.プレイヤー名入力
3.艦娘着任
(選択した初期秘書艦のカードが払い出し。以降、艦娘カードの払い出しには1クレジットが必要になります)
4.母港画面&編成チュートリアル
5.鎮守府正面海域へ出撃
6.作戦行動
(詳細は下記にて別途解説)
▲やるべきことは多いものの、かなり丁寧なチュートリアルが用意されているので、初挑戦の提督でも安心です。 |
7.作戦終了時、クレジット追加投入で新たな艦娘が着任
▲カード印刷中は、鎮守府内部の様子が3Dで描かれます。すれ違う艦娘たちをつつきまくると、特別な反応を返してくれることも。 |
▲そして、新たな艦娘とご対面! シルエットで誰が着任するのかわかるようになれば、一人前の提督です。 |
8.母港帰投
以上が大まかな流れとなります。GPが残っていれば、補給や入渠などのメンテナンス後、再び出撃することも可能。ただし、各海域ごとに設定されたGPが必要なので、GP不足では出撃できません。
▲最低でも150GP以上残っていないと出撃できません(追撃戦であれば100GPから出撃可能)。 |
アクション性の高い作戦行動(出撃)をクローズアップ!
ここでは、敵艦隊と戦う作戦行動(いわゆるバトルフェイズ)について解説していきます。海域を選択して出撃すると、左右2分割(状況に応じて大きさが可変)で描かれる作戦行動へと移行します。
【作戦行動の流れ】
1.GP消費が停止して、海域ごとに設定された作戦時間のカウントダウンが開始
2.操舵輪と船速レバーを使って艦隊を指揮しつつ、海域マップ上に赤く記された“敵艦隊潜伏海域”を目指す
3.索敵機及び水上機など、索敵可能な装備を搭載している場合のみ、航空索敵が可能
4.敵艦隊発見後、一定距離に接近するまで艦載機による航空攻撃が可能
▲鳳翔から放たれた矢が光に包まれると、鈍色に輝く航空機へと姿を変えて、砲火を掻い潜りながら敵艦を急襲! 艦娘ごとに異なる3Dならではの発艦モーションや航空戦演出など、その臨場感も圧倒的です。 |
5.敵艦隊との距離が一定以内になると会敵演出が出現。作戦行動時間のカウントダウンが停止して、60秒間の砲撃戦に突入
6.敵戦力を撃滅するか、砲撃戦残り時間が0になると砲撃戦終了
7.終了時、敵の残存戦力がある場合のみ“夜戦突入”を選択可能
▲直前の戦闘内容にかかわらず、夜戦の時間は20秒と、短めに設定されています。 |
8.戦闘行為が終了後、被害状況や獲得経験値を表示して、再度2へ。交戦対象が海域のボス艦隊だった場合、もしくは旗艦が大破している場合は母港へ帰投
▲『艦これアーケード』のリザルト画面。艦娘ごとに用意された、誇らしげなMVPモーションも見逃せません。 |
9.母港画面に切り替わり、GP消費再開
以上が作戦行動のおおまかな流れとなります。ブラウザ版同様、各海域のボス艦隊に勝利を収めることで、新たな海域が開放。また、砲雷戦でS勝利(もしくは完全勝利)した場合には、当該海域に“追撃戦”が出現します。
追撃戦はレア艦娘と邂逅する可能性が上がるチャンスステージのようなもので、各海域ごとに1回までストック可能。追撃戦でしか入手できない艦娘もいるようなので、ぜひとも挑戦したいところ。もちろん、それ相応の敵戦力が待ち構えています。
まずは無理に追撃戦を行わず、6隻そろえることを目指したいところ。そして十分な戦力が整ったところで、追撃戦のチャレンジをオススメします。
なお、追撃戦は1回チャレンジすると消滅。通常戦で再度S勝利や完全勝利を収めることで再度出現します。
▲追撃戦が出現している場合、海域の左下をタッチすることで通常作戦と追撃戦を切り替えることもできます。 |
砲撃戦でのポイントをレクチャー
チュートリアルが用意されているとはいえ、初回プレイでは情報量に圧倒され、詳しいルールやシステムを把握する前に、戦闘が終わってしまうことも予想されます。そこで、直前プレイでチェックできた、いくつかのポイントを紹介! 出撃前に一読しておいてもらえれば、提督たちの勝利にきっと役立つはずです。
●艦娘の指揮について
操作は操舵輪を模したハンドルを左右に回して進撃する方向を定め、船速レバーで艦隊の速度を調節します。
船速を上げるほど攻撃を回避しやすくなる代わりに、艦娘の疲労も蓄積されていきます。疲労がピークに達して、なお船速を一杯にし続けると、一定時間オーバーヒート状態に。疲労が回復するまで、原速(最低速度)しか選べない状態になってしまいます。また、艦種によっては、船速一杯で航行を続けると、はぐれてしまう場合も。
操作に慣れるまでは攻撃を当てることよりも、こまめに速度を切り替えて、確実に敵の弾着地点から離脱することを意識。できるだけ被弾しないように心がけるとよさそうです。
とくに重要なことは“航行中に敵からの赤い弾着サークルが見えたら、船速一杯で離脱”と覚えておいてください(一杯状態だと、回避率アップの補正も受けられます)。
●陣形について
声優陣のプレイ動画にもあったように、初心者には攻撃を回避しやすい複縦陣がオススメです。ただし、ブラウザ版同様、陣形は各種兵装の威力にも影響を与えます。
潜水艦の存在を確認できない現状では、単横陣は避けた方がいいでしょう(回避行動の難易度も高め)。ある程度操作に慣れてきたら、単縦陣で主砲の最大火力を維持しつつ、完全勝利を目指しましょう。
▲弾着サークルに挟まれた場合でも、コンパクトな複縦陣なら、船速一杯で離脱しやすい。 |
●交戦形態について
T字有利や反航などの交戦形態は、主砲や副砲の威力や命中率に影響を与えます。さらに、T字有利では敵の弾着サークルが小さくなるなど、攻守ともにさまざまなメリット&デメリットが存在しています。
●主砲による砲撃について
砲撃戦では、敵艦隊を中心にサークル状の射程が表示。主砲による攻撃は、画面右下の“主砲”を選択して、発令ボタンを押します。主砲による攻撃の際、次の2点に注意!
1.敵が各艦娘の武装の射程内にいること
2.艦娘の砲撃ゲージ(画面中央の艦娘アイコン右側、水色のゲージ)がMAX状態であること
この条件を満たしていると、艦娘たちが同時に主砲を放つ“一斉射”となります。ちなみに、主砲による一斉射は専用の演出が表示され、演出中は砲撃戦の残り時間のカウントダウンも停止しています。
戦艦など、艦種によっては遠距離からでも強力な砲撃が可能ですが、駆逐艦や軽巡洋艦に比べて砲撃ゲージのチャージ時間が長いので注意しましょう。
▲画面中央下部、アイコンの周囲が光っている艦娘が砲撃に参加可能です(正規空母である加賀以外の5隻がスタンバイ状態)。 |
▲6隻スタンバイ状態で主砲攻撃を発令すると、威力の高い“全艦一斉砲撃!!”が発動。成果も期待大です。 |
●主砲の命中について
射程内の敵に対しては照準が表示。照準は大小2つの円で表示され、外周から中心に向かって白いサークルが収縮を繰り返します。サークルが小さな円の中心部に近づくほどベストタイミングとなり、夜戦時にはSP攻撃(カットイン攻撃の特殊演出)も発生しやすくなるようです。
タイミングはそれほどシビアではないので、焦らず確実に入力していきましょう。
▲サークルの中心に重なった瞬間、発令ボタンをPUSH! 力み過ぎて、必要以上にボタンを強く押さないようにしましょう。 |
▲みごと中心部でサークルを合わせられると、命中精度が上昇します。 |
●副砲による射撃について
副砲を装備している場合にのみ使用可能な攻撃手段で、発令ボタンを連打して射撃を行います(ゲージが尽きると、再装填されるまで一定時間使用不可に)。交戦形態によってはダメージが倍以上に跳ね上がることもあるので、副砲といえあなどれません。
▲地味なイメージのある副砲ですが、魚雷攻撃の直前に敵の動きをけん制するなど、さまざまな場面で活用できる。 |
●魚雷攻撃について
魚雷搭載可能な艦娘を編成している場合にのみ行える攻撃で、威力は高いものの弾数は少なめ。ブラウザ版同様、夜戦時は威力が上がります。
砲撃と違い、画面をタッチして到達地点を設定したのち、発令ボタンで発射。直進式でホーミング性能はないため、敵の進路を予測したり、近距離反航ですれ違いざまに船腹を狙うなど、ヒットさせるにはある程度の技術や工夫が必要となります。
●航空攻撃について
艦載機や水上機を搭載している場合にのみ行える攻撃で、作戦海域のマップ画面では、魚雷攻撃のように画面をタッチして攻撃地点を設定します。砲雷撃戦中は、航空攻撃ゲージがチャージされていれば、発令ボタンを押すことで艦載機が発進。攻撃の威力はバツグンですが、再度攻撃するまでの準備時間はやや長め。また、艦載機の残数が0になると使用不可となります。
●回避について
敵の攻撃はすべて可視化されていて、弾着地点は赤いサークルで警告表示されます。もちろん、見えるからといって確実に避けられるわけではなく、複数の弾着サークルに囲まれたり、高速推進する魚雷を近距離で放たれれば、回避は非常に難しくなるわけです。
▲敵艦からの航空攻撃を受けた際は、敵機発艦から来襲まで、数秒間の猶予が確認できます。 |
●被害状況について
中破以上の被害を受けた空母は艦載機を発艦できないなど、基本的にはブラウザ版に準拠しています。砲撃戦では大破した艦は魚雷攻撃が使用不可となり、夜戦時には主砲も使えません。
さらに気になるポイントなどをQ&Aで紹介!
ここまで、直前プレイからわかったさまざまな情報をお伝えしてきましたが、さらに重要な情報をお伝えしておきましょう。
稼働から2日後の4月28日には、早くも最初のバージョンアップが実施予定です。気になる内容は次のとおり。
●霞、霰ほか、合計9隻の艦娘を追加実装
●新たに作戦海域を3-4まで開放
●燃料の警告表示ほか、細かなシステムの修正
▲新たに追加される霞と霰。今回プレイした稼働版には、まだ実装されていなかったので、どのようなモーションが用意されているのかなど、いろいろと気になります。 |
そしてここからは、直前プレイからわかったさまざまな情報を、Q&Aでまとめて紹介していきましょう。
Q:ロケテやイベントで入手できた艦娘カードは使える?
A:バッチリ使えます。
Q:艦娘カードの貸し借りはできますか?
A:可能です。例えば、戦艦・金剛を未所持&未使用の提督がレベル99の金剛を借りた場合、レベル1の金剛として艦隊に組み込むことができます。艦娘のレベルや装備はAimeカードごとに管理されているため、ほかの提督に貸したことでレベルダウンすることはありません。
Q:艦娘の改造はできる?
A:現状『艦これアーケード』に改造はありません。ただし、同じ艦娘のカードを複数枚読み込ませることで、ステータスを強化することが可能。現在、艦娘カードにはノーマル、ホロ、中破という3つのバリエーションが用意されており、同じ艦娘であれば、バリエーションが違っても、複数枚の読み込みによるステータス強化ができます。さらにホロや中破であれば、特定のステータスにボーナスが! ちなみに上昇するステータスの種類や上がり幅は、艦娘ごとに決まっているようです。
Q:“改”は入手できますか?
A:同じ艦娘を使い続けることで、改バージョンが払い出されることがあるようです。
Q:艦娘カードは何枚まで読み込める?
A:最大36枚です。筐体の読み込みスロットは大きめに設計されているため、スリーブを付けた状態でも、読み込ませることができます。読み込み後はスロットからカードを取り除いても問題はないですが、新しいカードを読み込ませるときは、その都度、艦隊編成に必要なカードをすべてスロットに入れてください。追加の読み込みはしません。また、36枚を超えた枚数を読み込むこともできません。極端な例として、同一の艦娘カードを36枚読み込ませれば、究極の単艦プレイも!
Q:出撃はせずに、ずっと建造し続けることは可能?
A:現状『艦これアーケード』は、1回のプレイで建造は1回までと設定されています。
Q:何海域まで遊べますか?
A:稼働時は作戦海域2-4まで。4月28日のバージョンアップで3-4までプレイ可能となる予定です。
Q:わずかに残ったGPがもったいないのですが?
A:ゲーム終了時に残っているGPは資材に変換されるので、ご安心を!
Q:1プレイにいくら必要ですか?
A:新たな艦娘をお迎えしたい提督は最低2クレジット用意しておきましょう。ただし1プレイの金額は各店舗ごとに異なる場合があります。
Q:艦娘カードはいっぱい読み込ませておいたほうがいい?
A:編成する6種類以上を読み込ませたとしても、編成に時間がかかってしまい、貴重なプレイ時間がなくなってしまいます。攻略する海域に合わせて、あらかじめデッキを組んでおくことをオススメします。
Q:家具はどれくらい設置できますか?
A:公式サイトの動画をチェックしてみてください。3Dならではの壁4面を使ったレイアウトを楽しめます。
Q:母港でひたすら艦娘を眺めていたいのですが?
A:もちろん可能です。ただし、一定時間が経過するとGPが少しずつ消費。追加クレジットがなければ、1クレジット=300GPを消費するとゲームオーバーとなります。
▲モーションが楽しめるのも『艦これアーケード』ならでは。島風のモーションはもちろん、彼女の動きにあわせて手足をパタパタさせる連装砲ちゃんのモーションも必見です。 |
▲艦娘にタッチするとさまざまなリアクションを楽しめます。「大井っち、身体触るのやめて」からの「提督じゃん、何やってんの?」など、セリフ単体でも十分楽しめますが、動きと表情のおかげで、より思い入れが深まるはず! |
Q:轟沈はありますか?
A:あります。もちろんカードが消失することはなく、司令部レベルや艦娘のレベルを下げて復帰させるなど、いくつかの救済策が用意されているようです。
以上、またまだ書ききれないことがたくさんありますが、ここまでの情報をある程度把握してもらえれば、かなりスムーズにプレイすることができるのではないでしょうか? いよいよ稼働する『艦これアーケード』。ぜひとも店舗に足を運んで、その魅力に触れてみてください。
バージョンアップやプレイレポートなど、今後も電撃アーケードゲームでは『艦これアーケード』のさまざまな情報をお届けしていく予定ですので、お見逃しなく!
▲とにかく“動く艦娘の愛らしさ”を実際に体験してほしい『艦これアーケード』。足しげく店舗に通い、艦娘を集め、その“愛らしさ”に触れてみてください。 |
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データ
- ▼『艦これアーケード』
- ■メーカー:セガ×「艦これ」運営鎮守府
- ■ジャンル:艦隊育成型アーケードゲーム
- ■稼働日:2016年4月26日