2016年4月27日(水)
dramatic createは、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『鳥籠のマリアージュ ~初恋の翼~』のPS Vita版を2016年に発売することを決定しました。
●鳥籠のマリアージュ ~初恋の翼~とは
2014年4月にKalmia8(カルミアエイト)より発売されたPC用女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『鳥籠のマリアージュ』が、PS Vita版として登場。父親の突然の事故死……、迫られる結婚への選択……、運命に翻弄される少女の甘く激しい恋愛ストーリーが描かれています。
●ストーリー
突然の事故で父親を失った佳奈子。哀しむ暇もなく彼女を襲ったのは、主を失ったことで傾いた父の会社の、膨大な借金だった。
母は子どものころに亡くなり、頼れる親戚もなく、途方に暮れる彼女に差し伸べられた救いの手―――
それは父の古い友人だという大企業グループの代表、真行寺惣一だった。
惣一はあっという間に借金のすべてを返済し、自グループに新規事業部を立ち上げることで残された社員全員を引き取ってくれた。
さらには、正式に佳奈子の後見人となることに。
真行寺家で生活することになった佳奈子は、父の元秘書である葉山司に連れられて、惣一の指定する場所へ向かう。
そこは真行寺家のお屋敷ではなく、彼の息子兄弟二人だけで暮らすマンションだった。
ここで兄弟と一緒に暮らすように言われ、戸惑う佳奈子に、追い打ちをかける一言が惣一から浴びせられる。
「二人のうち、どちらかと結婚しなさい。会社は君と結婚した方に継がせる」
恩義や残された社員のことを考えると、断れない佳奈子。
少しずつ、少しずつ。
自分でも気が付かないうちに……。
―――少女は鳥籠の中に追い込まれていく。
新エピソードの追加やタッチ操作対応などの新要素がもりこまれ、PC版をプレイ済みの人も楽しめる内容になっているとのことです。
●PS Vita版オリジナルの新シナリオ・ビジュアルを大量追加!
PC版原作シナリオとは異なる展開の新エピソードを大量追加されており、プレイヤーから希望の多かったサブキャラクター睦もルート追加で攻略できるようになっています。
●PS Vita版ならではのタッチ操作対応
PS Vitaのタッチスクリーン操作に対応しています。巻き戻しやクイックセーブ&ロードなどにも対応しています。
●藤井佳奈子(声優:大倉結衣)
「私はまだ結婚とか、そんなことは……」
学院の2年生。身長160cm。藤井化学工業社長、藤井雅紀の一人娘。良家の子女ばかり通うと言われている清和(せいわ)学院在学。大きな契約直前に父が亡くなったため、その影響で会社が傾き、莫大な借金を背負ってしまったところを惣一に救われる。元々あまり人付き合いがうまくなく、学院での親しい友だちは睦のみ。
●真行寺悠人(声優:川田紳司)
「一目惚れって言ったら、信じてくれる?」
年齢25歳。身長172cm。真行寺家の長男で、惣一の秘書をしている。優しくて物静かで聡明だが、少し天然なところがある。佳奈子に一目惚れをし、積極的にアプローチしてくる。幼いころから後継ぎとして育てられてきたため、今回のことは内心穏やかではない様子。
●三枝翔太(声優:羽多野渉)
「俺の前で他の男のことなんて考えるな」
佳奈子の同級生。身長178cm。本名は真行寺翔太だが、惣一によって学校では母方の姓を名乗らされている。学院でも有名な不良だが、見た目が怖いので誤解をされていると本人は説明する。佳奈子には優しく接し、気遣ってくれる。悠人とは異母兄弟。
●葉山司(声優:川原慶久)
「何か困ったことがあったら、すぐにこの葉山にご相談下さい」
年齢28歳 身長180cm。雅紀の秘書をしていたが、現在は無職。なぜか真行寺グループへは移籍しなかったようだ。非常に優秀な秘書だったということだが、かなりボケた性格のため、佳奈子はその真偽を疑っている。佳奈子を心配し、周りをうろうろしては惣一や佳奈子から怒られている。なぜか、佳奈子から怒られると非常にうれしそうな顔をする。
●真行寺惣一(声優:木下浩之)
「悪いが俺は本気の恋愛はもうしたくないんだ。そういうのはとっくに卒業している」
日本有数の大企業、真行寺グループのトップ。年齢40代、身長174cm。雅紀の古い友人で同い年ということだが、若く見える。
軽い口調で、グループ企業のトップとは思えないほど、誰にでもフレンドリー。佳奈子には自分のことを「おじ様」と呼ばせ、悦に浸っている。佳奈子の容姿を気に入り、真行寺家に佳奈子の血を入れたいという理由から、2人の息子のうちどちらかと結婚させようとしている。実はバツ2で、今は独身。
●桜川睦(声優:間島淳司)
「お姉様は確かに不幸かもしれないけど、世界一でもなんでもないからね。わかってる?」
佳奈子のクラスメイトで親友。身長185cm。見た目は長身のイケメンだが、口調や仕草がやわからく女性的なため、学院でも浮いた存在。浮いた者同士と思っているのか、佳奈子をお姉様と呼んで慕っている。何があっても佳奈子の味方だと、頼もしいことを言ってくれる。