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2016年4月27日(水)

素晴らしい作品になることを名越さんが確信! 『龍が如く6(仮)』最終オーディションの合格者が決定

文:kbj

 セガゲームスがPS4用ソフトとして開発中の『龍が如く6(仮)』への出演をかけた最終オーディションが、4月27日に東京のシダックスカルチャーホールで開催された。

『龍が如く6(仮)』出演オーディション

 壇上に現れた『龍が如く』シリーズ総合監督の名越稔洋さんは、「このオーディションから何かを始めたい人、『龍が如く』を好きな人、いろいろな気持ちを見ることができた」と久々のオーディションにもかかわらず、手ごたえを感じていたという。父親が『龍が如く』が好きでオーディションに出た人の話を聞いた際には、シリーズが10年経ったことを改めて感じたとのことだ。

 オーディションは、先日まで行われていた一般投票の結果に加えて、この1カ月間の活動、そして会場での最終自己PRを加味して決まる。名越さんが去ったステージ上では、特技や歌、公約など、ファイナリストによるラストアピールが行われた。

『龍が如く6(仮)』出演オーディション

 審査したのは名越稔洋さん、『龍が如く』シリーズチーフプロデューサーの横山昌義さん、『龍が如く』シリーズプロデューサーの佐藤大輔さん、『龍が如く』プロジェクトマネージャーの植村幸司さん。プロフィールを見ながら、ファイナリストの一挙手一投足に気を配っていた。

『龍が如く6(仮)』出演オーディション 『龍が如く6(仮)』出演オーディション 『龍が如く6(仮)』出演オーディション
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 10分間の休憩の後、合格者5人の名前が読み上げられた。1000人以上の参加者の中から合格したのは赤井沙希さん、潮田ひかるさん、一條りおなさん、桜井えりなさん、SORAさんの5名。名前を呼ばれて、思わず涙を浮かべてしまう人も確認できた。

『龍が如く6(仮)』出演オーディション 『龍が如く6(仮)』出演オーディション 『龍が如く6(仮)』出演オーディション
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『龍が如く6(仮)』出演オーディション

 合格者を含め、ファイナリストを前に名越さんは、これまでに協力してくれた一同に謝辞を述べ、合格しなかった10人にもなんらかの形で出演してもらうことを宣言した。

『龍が如く6(仮)』出演オーディション
『龍が如く6(仮)』出演オーディション 『龍が如く6(仮)』出演オーディション

 また、歓楽街にあるホストクラブ店の街頭看板として出演してもらう、“ホスト看板モデルオーディション”を実施することを公開。こちらのオーディションでは、満20歳以上の男性を対象に、『龍が如く6(仮)』の世界に登場したい人を募集するという。詳細については特設サイトを確認してほしい。

 最後に名越さんは、これまで支えてくれたファンに向けて、「10周年を迎えられたことについて、この場を借りてお礼を言わせていただきます。ありがとうごさいます」と頭を下げた。また現在開発中の『龍が如く6(仮)』について、「ビートたけしさん以外にも豪華な方が出てくれています。まだ情報はあまり出ていませんが、素晴らしい作品になると確信しているので、『龍が如く6』をよろしくお願いいたします」とイベントを締めくくった。

『龍が如く6(仮)』出演オーディション

 オーディション終了後、名越さん、横山さんに加えて合格者への囲み取材が行われたので以下に掲載する。囲み取材については敬称略。

――オーディションを終えての感想をお願いします。

名越:1000人以上から応募をいただけました。久々の開催だったので不安もあったのですが、書類選考の段階で美人が多かったので、ファンの広がりを感じました。

横山:オーディションを東京、大阪でやらせていただいた。昔はタイトルを知らないけど、オーディションなので受けてくる人が多かったのですが、最近は生活のどこかに『龍が如く』とふれてきている人が受けていることを感じています。ファイナリストの人もユニークな方が多かったので、作り手としていい方に来ていただけたと感じました。

――合格者の選考理由を簡単に教えてください。

名越:ゲームに登場していただくので、美しいうえで個性があることが重要。タイプが似ている人がいた場合、悩ましいところがありました。『龍が如く』はインターナショナルにアピールしていきたいと考えていたので、台湾出身のSORAさんが受かったのはうれしいですね。

横山:一般投票の最終日を見たところ、セクシー女優の投票企画に匹敵する数字が出ていて、ありがたかったです。さらには彼女たちを応援したいという親心が出て困りました。落ちた方がダメだったわけではないので、すごく悩みましたね。

――『龍が如く6』で見てほしいポイントは?

横山:体験版をリリースしていて、遊ばれた方にはイメージしていただけていると思います。操作性や奥深さはあくまでも1つの軸で、完成度を深く掘り下げています。それ以外にもこれまでのプレイスポットは進化し、今までにないものも考えているので、情報をもうしばらくお待ちください。

名越:「そろそろ暑くなったなあ」と思ってきたころに新情報が出て、中身の公開や発表をいろいろと出していくと思います。そのどれもが皆さんに驚いていただけるインパクトがあると思っています。

 「PS4になってどうなるの?」という質問をよく受けるのですが、グラフィックがよくなっているのは当たり前です。それ以外のメンタルな面を含めて。質や格が上がる選択をしたいと思い、今回の決断をしました。ビートたけしさんの出演もその1つです。

 ゲームはすごい存在になってきたと言っていただけるように開発しているので、ぜひよろしくお願いします。

『龍が如く6(仮)』出演オーディション

――改めて合格した気持ち、また今後のイベントに向けての意気込みなどをお願いします。

赤井:合格できてよかったと思いました。寝不足が続いていたので今日からゆっくり寝られます。自分のキャバ嬢姿を見て、口説いてみたいですね。桐生さんが来たら、鍛えた腹筋を見せていきたいです。

 選ばれてイベントに参加させてもらえるということでとても光栄です。ファンの方と会って、写真を撮ってもらえるのを楽しみにしています。

潮田:オーディションに際してファンに呼びかけていたので、喜んでもらえるとうれしいです。独特のテンポで話すので、キャバ嬢ではそこを再現していただきたいです。

 ゲームを遊んでもらった人に、もっと好きになってもらえるように頑張ります!

一條:私は合格者の中で、唯一現役のキャバ嬢。普段の姿でゲームに出られてうれしいです。普段お店には来られないような、遠方にいる人や女性の人に、ゲームを通して会いに来てほしいです。

 私はお酒を飲めないのでお金では落とせないキャバ嬢。攻略的には難しいかもしれません(笑)。大阪ミナミの街を背負っているので関西弁で出たいです。キャバクラのイメージをいい風にとらえてもらえるように、頑張ります。

桜井:名前を呼ばれなかったので落ち込んでいたのですが、4人目で呼ばれてうれしかったです。今は頭が真っ白になっています。私は小悪魔っぽい女の子で出たいですね。

 『龍が如く』の世界の一員になれてうれしいです。やっていない人にも魅力をわかってもらえたらうれしいので、頑張っていきます。

SORA:うれしいとしか言えないです。合格すると信じて応援してくれていた家族に報告したいですね。私は思ったことをストレートに言ってしまう性格なので、嘘が嫌いなキャラで出たいです。

 イベントに出る際には海外の方とも話をして、たくさんの方に日本のよさ、ゲームのよさを知ってもらい、もっと好きになってもらえるよう、頑張ります!

(C)SEGA

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